府内で暮らしている在留外国人が2024年末時点で8万2584人に上り、過去最多となったことが府の集計で判明した。10年間で約1・6倍に増えた。約75%が京都市に集中している。増加の背景には、留学生や外国人労働者が増えていることがある。
府の集計によると、府内の在留外国人は15年が5万2968人だったが、18年に6万人を超え、24年に初めて8万人を超えた。新型コロナウイルス禍で一時は減ったものの、増加傾向が続いている。75%前後が京都市に集中していることは変わっていない。
24年の在留外国人の国籍別は、韓国・朝鮮が2万1764人で最も多く、次いで中国(台湾を含む)の2万1626人。ベトナム1万502人▽ネパール5207人▽インドネシア3281人▽フィリピン3183人――などが続いた。
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