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彼氏がいるから本番はしない

同じ「渋谷系」のなかには、夏休みはおろか、1年前から働いている女子高生もいる。ということは、女子高生を使った組織的な出張ヘルスは、1年も前から存在したわけだ。

やはり都立高校2年生の女子生徒、綾香(17歳・仮名)は、ケータイで呼ばれて直行してきたから私服という。ガングロ、茶髪、厚底靴という典型的な3点セット。その割に初体験は遅く、「酔った勢いで、片思いだった同級生と去年、したのが初めて」という。今は専門学校生の彼氏がいる。

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「(出張ヘルスを)やる気はなかったんだけど、おカネがなくて…。(踊りに行く)クラブ代もいるし、服代とかもいるし、『どうしよう』とか思ってた時に、マルキュウ(渋谷109)の前でスカウトされたの」

綾香は3ヵ月前から、彼の部屋で同棲している。家族は父親が建設業。主婦の母親。それに高校生の弟(15歳)。

「制服とか全部、(彼の部屋に置いてある。たまに『久しぶり』とか、洋服を取りに家に帰ると、お母さんも『元気い?』とか(笑)。

仕事は、土・日は彼氏とデートだから『休ませてよ』って言ってるんだけど、「ちょっとだけ来てくれない?」とか言われて、なかなか休めない。取り分はぶっちゃけた話、60分3万円のうち1万。そこから雑費とかいって、1000円引かれちゃうの。それに日払いだから......。明日また入るじゃんとか思うと使っちゃうじゃん」

綾香もフェラチオはするが、本番は拒否している。

「理由?おカネを貰ってまでエッチするほど困ってないし。彼氏もいるし。フェラしてて、お客さんが『イク!』って気配を感じたら、手でやる。『口、口』とか言われっけど、キタナイから」

「週刊現代」2000年9月9日号より

『「体を売ることに抵抗はない」…中学3年の家出少女が語る「ケータイ売春」の実態』へ続く。

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