【ポケモン】人生を安価で decide…エンジョイエンジョイね【転生掲示板】 作:ユフたんマン
426:名無しの転生トレーナー
ヒスイバスラオってよくよく考えれば世紀の大発見よな
427:名無しの転生トレーナー
よくよく考えんでもわかるやろ
428:名無しの転生トレーナー
そら絶滅したとされてたポケモンが見つかったわけやからな
429:名無しの転生トレーナー
日本ならニホンオオカミとかが発見されたのと同じレベルやろなぁ
430:名無しの転生トレーナー
そもバスラオ自体がどこにでもいて認知されまくってるから世界レベルやろな
431:名無しの転生トレーナー
考古学者兼チャンピオンがアップを始めました
432:名無しの転生トレーナー
恥ずかしくなってきた…
433:名無しの転生トレーナー
恥かシロナ
434:名無しの転生トレーナー
シンオウからすぐやから間違いなく来るやろな
435:名無しの転生トレーナー
多分金も動くやろ?イッチ金持ちなるやん
436:名無しの転生トレーナー
もう既にお坊ちゃまだぞ
437:名無しの転生トレーナー
全国の博士やら考古学者、更には観光客もこぞってキタカミに訪れるやろうな
438:安価のアンカー
そう簡単に事が進むわけないやろ
当たり前やけど当分発表もしないからな
439:名無しの転生トレーナー
そらそう
440:名無しの転生トレーナー
だろうね
441:名無しの転生トレーナー
なんでや!なんで白筋バスラオの情報を独り占めするつもりか!?
442:名無しの転生トレーナー
なんで教えないの?金も入るしデメリットなくない?
443:安価のアンカー
トレーナーの中でもそこそこのワイが死にかけた森に博士や学者を放り込めと?確実に死人が出るぞ
それに調査やらで人が増えたら色々開発とかされるやろうし今まで均衡してた自然とのバランスが一気に崩れて野生のポケモンとの対立が起こるぞ
あとポケモンハンターもポップする
444:名無しの転生トレーナー
日本と比べて開拓とか難しいよねこの世界
445:名無しの転生トレーナー
ポケモン社会問題やぞ基本だろ
446:名無しの転生トレーナー
そもそも余所者を忌避する村人もおるしな
447:名無しの転生トレーナー
シロナ「問題ないじゃない」
448:名無しの転生トレーナー
>>447多分オーロットに迷わされるぞ
449:名無しの転生トレーナー
護衛にダンデでも呼ぶか
450:名無しの転生トレーナー
>>449絶対やめろ
451:名無しの転生トレーナー
>>449一生森の中彷徨ってそう
452:名無しの転生トレーナー
>>443そういうことか納得
453:名無しの転生トレーナー
でもトレーナーとしてヒスイバスラオ使ってくなら遅かれ早かれ世間にバレ始めるぞ
454:名無しの転生トレーナー
どうするんや?
455:安価のアンカー
ひとまずワイが強くなるまで隠すつもりやな
世間に発表するのはワイの実力が上がってから、進化してからやね
456:名無しの転生トレーナー
ポケモンハンターが襲い掛かってくるかもやししゃあなしやね
457:名無しの転生トレーナー
なんならロケット団みたいなやからに狙われる危険性もあるんよな
458:名無しの転生トレーナー
最悪偉い人から研究用にとかで回収される可能性もあるんかな?
459:名無しの転生トレーナー
貴重なヒスイ種やからしょうがないか
460:安価のアンカー
発表するのも生息地は非公開が安定かもね
生息地に関してはキタカミの人らとしっかり話し合うつもり
461:名無しの転生トレーナー
ちゃんと考えてたんやな
462:名無しの転生トレーナー
意外だ
463:名無しの転生トレーナー
言い方はあれやけど最悪サンプルはイダイトウの卵でもええから外部からの干渉に負けないように鍛えるのは普通にアリだ
464:名無しの転生トレーナー
まあマスタードがバックについてるから最悪は無いやろな
465:名無しの転生トレーナー
進化方法ってなんやったっけ?
466:安価のアンカー
たしか体を自分で痛めつけるやった気がする
467:名無しの転生トレーナー
草
468:名無しの転生トレーナー
バスラオがドMみたいな言い方やめろよw
469:名無しの転生トレーナー
まあ実際あってるし…
470:名無しの転生トレーナー
はえー、バスラオってドMやったんやね
471:名無しの転生トレーナー
こうした何気ない会話で風評被害ってのは生まれていくんやなって
472:名無しの転生トレーナー
たしか294以上の自傷ダメージを瀕死になることなく打ち続けたら進化やったと思う
473:名無しの転生トレーナー
有能
474:安価のアンカー
助かりやす
ということで安価
これから何するか>>490
475:名無しの転生トレーナー
何が「ということで」なんですか?
476:名無しの転生トレーナー
唐突過ぎる
477:名無しの転生トレーナー
脈絡なさすぎるやろ
478:安価のアンカー
そういえばキタカミ来てから安価してないなって思ったのと今暇なんよな
479:名無しの転生トレーナー
暇つぶしで安価するな
480:名無しの転生トレーナー
今何時かと今日何してたか教えて欲しい
481:安価のアンカー
現在朝5時、昨日はキタカミ姉弟とBBQ
夜も家にお邪魔させてもらって泊めて貰った
482:名無しの転生トレーナー
予想以上に仲良くなってて草
483:名無しの転生トレーナー
朝起きるの早すぎんか?ワイはいつもその時間爆睡やぞ
484:名無しの転生トレーナー
精神年齢前世と合わせたらそこそこやし早起きもするよな
485:名無しの転生トレーナー
ワイもスグリきゅんと一緒のお布団で添い寝したいンゴ
486:名無しの転生トレーナー
襲いそうだから駄目です
487:名無しの転生トレーナー
キタカミ六選巡り
488:名無しの転生トレーナー
モモワロウ捕獲
489:名無しの転生トレーナー
ゼイユに寝起きドッキリ
490:名無しの転生トレーナー
今からぽにおに会いに行く
491:名無しの転生トレーナー
新しい手持ちを増やす
492:名無しの転生トレーナー
看板巡り
493:名無しの転生トレーナー
スグリと鬼様に会いに行く
494:名無しの転生トレーナー
ぽにおか
495:名無しの転生トレーナー
オーガポン、私の好きなポケモンです
496:名無しの転生トレーナー
わやじゃ…
497:安価のアンカー
オーガポンね
それじゃあ今すぐ行ってくるばい
498:名無しの転生トレーナー
というかぽにおに会える?
499:名無しの転生トレーナー
確かスグリって何度も行ってたみたいだけど会えてないんだよな…
500:名無しの転生トレーナー
行き損になるかもしれん
501:名無しの転生トレーナー
鬼が山ってかなり険しかった気がするんやが大丈夫なんか?
502:名無しの転生トレーナー
今更やろ
503:名無しの転生トレーナー
なんだろうなこの信頼
504:名無しの転生トレーナー
激昂ガチグマに襲われて生還した男やからな、面構えと信頼感が違う
505:安価のアンカー
待ってこれ手震えるんだけど
506:名無しの転生トレーナー
ファッ!?もう着いたんか!?早すぎんだろ!?
507:名無しの転生トレーナー
どうしたんや?
508:名無しの転生トレーナー
ぽにお居た?
509:安価のアンカー
こいつを見てくれ、こいつをどう思う?
【金毛のポチエナの写真】
510:名無しの転生トレーナー
ファッ!?色違いやんけ!?
511:名無しの転生トレーナー
すごく…珍しいです…
512:名無しの転生トレーナー
かわいい
513:名無しの転生トレーナー
初めて色違い見たわ
514:名無しの転生トレーナー
運ええなあ
515:名無しの転生トレーナー
で、そのポチエナをどうしたんや?
516:安価のアンカー
衝動的にボールを投げて捕まえましたまる
517:名無しの転生トレーナー
何やってんだお前ッ!!
518:名無しの転生トレーナー
安価だろ!?今まで手持ちは安価で決めてきたじゃないか!
これはワイたちへの裏切りだぞ!?
519:名無しの転生トレーナー
俺もイッチの立場ならそうするしええと思うけどな
520:名無しの転生トレーナー
誰だってそうする俺もそうする
521:名無しの転生トレーナー
可愛いからしょうがないね
522:安価のアンカー
しょうがないだろ!?朝から一匹でプルプル震えて上目遣いで見上げてきたんやぞ!無視できるわけないやろ!!
523:名無しの転生トレーナー
それはしゃあない
524:名無しの転生トレーナー
ワイも絶対無視できないなそれ
525:名無しの転生トレーナー
一匹?妙だな…基本グラエナポチエナは群れで行動するはず…
526:名無しの転生トレーナー
色違いやから追い出されたんやろな、珍しい話でもない
527:名無しの転生トレーナー
色が違うだけで何で迫害とかいじめが起きるんやろな
528:名無しの転生トレーナー
>>527まず野生だから天敵に見つかりやすいってのもある
529:名無しの転生トレーナー
色違いが成熟するまで生き残る確率とか宝くじ並みに低いもんな
530:名無しの転生トレーナー
じゃあそのポチエナどうするんや?手持ちに入れるんか?
531:安価のアンカー
安価する
ただ今回は制限を付けるぞ
逃がす、酷いことをする以外でポチエナをどうする?>>537
532:名無しの転生トレーナー
当たり前だな
533:名無しの転生トレーナー
逃がしてもまた一匹になるやろうし可哀想や
534:名無しの転生トレーナー
ポチエナってこんなに可愛かったっけ?飼いたくなってきた…
535:名無しの転生トレーナー
手持ちに入れる
536:名無しの転生トレーナー
実家で飼う
537:名無しの転生トレーナー
ゼイユに譲る
538:名無しの転生トレーナー
非戦闘要員で一緒に旅する
539:名無しの転生トレーナー
手持ち
540:安価のアンカー
譲るのか…えー…
541:名無しの転生トレーナー
未練たらたらで草
542:名無しの転生トレーナー
ね、NTRやんけー!!
543:名無しの転生トレーナー
唐突なNTRで脳が破壊されました
544:名無しの転生トレーナー
純愛過激派も難儀だな
545:安価のアンカー
手持ちに入れたかったなー…どうにかならんかなー…もう一回安価していい?
546:名無しの転生トレーナー
駄目です
547:名無しの転生トレーナー
安価は絶対
548:名無しの転生トレーナー
諦メロン
549:安価のアンカー
クソッ、仕方ないか…安価通りにゼイユに譲ります
550:名無しの転生トレーナー
というか何でゼイユなん?スグリで良くない?
551:名無しの転生トレーナー
多分ゲームの手持ちにポチエナおったからやろ
552:安価のアンカー
ついでなのでスグリにもポケモンを送ります
ポチエナを遠目から心配そうに見てたので一緒に捕まえました
【オタチの写真】
553:名無しの転生トレーナー
可愛い
554:名無しの転生トレーナー
優しい世界
555:安価のアンカー
とまあ話をしている内に到着
556:名無しの転生トレーナー
着くの早くね?ポチエナのこと入れたとしても…
557:名無しの転生トレーナー
人間やめてるだろ
558:名無しの転生トレーナー
スイリョクタウンからキタカミ神社まで結構距離あるしそっから山登らないといかんのにこの速さ、化け物か…
559:名無しの転生トレーナー
もはやポケモンやね
560:安価のアンカー
ぽにおは…いないな…出かけてる?
561:名無しの転生トレーナー
隠れてるんじゃない?
562:名無しの転生トレーナー
こんな朝っぱらから来たら普通迷惑やろ考えろ
563:名無しの転生トレーナー
けどいないらしいし…
564:名無しの転生トレーナー
ぽにおってロリババアだから早起きなんかもしれん
565:名無しの転生トレーナー
年寄りは朝が早いって言うしね
566:安価のアンカー
どうしよう…居らんし帰っていい?
567:名無しの転生トレーナー
カレーでも作ったら?匂いで釣れるかもしれん
568:安価のアンカー
ええなあ、いっちょやってみる
569:名無しの転生トレーナー
そんな簡単にいくか?
570:名無しの転生トレーナー
賢いポケモンは見知らぬ人間には警戒するし、そんな人間が作った料理に釣られるとは到底思えんわ
571:名無しの転生トレーナー
>>521その発言を某聖騎士が見たらどう思うでしょうか?
572:安価のアンカー
いつの間にか隣にいて草
573:名無しの転生トレーナー
ぽにお、お前もか…!!
574:カレー仙人
カレーの魔力には何人たりとも逃れることは出来ぬ、たとえ伝説の存在だろうがな
575:名無しの転生トレーナー
スグリ君の今までの努力はなんやったんや?
576:名無しの転生トレーナー
チョロ過ぎて草ァ!!
鬼が山。キタカミの里の中央に位置する、ゴツゴツとした角のような岩肌が晒されている大きな火山。
伝承ではともっこ伝説と深い縁のある山であり、死者と会えると伝わるテラス池等と、スイリョクタウンとは昔から大きな繋がりがあり神聖視されている山である。
そんな鬼が山の頂上付近。恐れ穴と呼ばれる鬼が住まうとされる洞窟。
その恐れ穴にて小さなポケモンが小さな寝息をたてていた。
このポケモンの名はオーガポン。かつて村でともっこを怒りのままに虐殺し、当時の村人に恐れられた鬼である。
そんなオーガポンはふと、目を覚ます。
すませば聞こえてくる足跡。この洞窟への来訪者。
いつも通り飛び起きたオーガポンは岩陰に隠れて様子を伺う。
「ぽに...」
現れた人間は白と黒の奇抜な髪をした少年だった。
見知らぬ人間ということもあり、警戒心をMAXにしてその少年を観察する。
「居ないな...」
少年が洞窟に入ってくる。浮遊して光を放つ板を洞窟に放って周囲を見渡している。
オーガポンは気配を完全に殺す。
彼の発言からオーガポンの警戒心はシビルドン昇り。
何故なら彼は口振りからしてここにオーガポンが居るのを知っていたから。
見つかっては駄目だ。更に息を潜める。
「もう帰ろうかな...」
そんな声にようやくか...と思った次の矢先、少年は何やらリュックからガサガサと取り出し始めた。
それに興味を持ったオーガポンはコソコソとバレないように少年の近くに移動する。
「ぽにおは何が好きなんだい、あーまい!やー!」
何やらハイテンションで料理を始める少年。
ずがががが、とまるで技が相手に炸裂した際に鳴るような音を鳴らしながら包丁を振るい料理を進めていく。
それをオーガポンはほぇーと放心しながら見入っていた。
少年が鍋に食材を入れ混ぜ始めた瞬間、鍋から甘く香ばしい香りが爆発的に広がる。
それに堪らずオーガポンはうっとりと声を出してしまった。
「ぽにー」
「うぉ、ぽにお!?いつからそこに...!?」
少年は酷く驚きながらも手は止めない。
少年が真心を加えて鍋が爆発。
そこでようやく少年は手を止めてオーガポンに向き合った。
「俺はアンカー。こんな時間にいきなり来てごめんな?」
「ぽにおー」
少年はアンカーと名乗り、申し訳なさそうな顔でオーガポンに謝罪する。
しかしオーガポンは既に彼の持つカレーに意識が釘付けになってしまっていた。
「カレー...食うか?」
「がお!」
先程の警戒心は何処へやら、そうそうに警戒を解いたオーガポンは満面の笑みで差し出されたカレーを受け取り、お面を外して食べ始めた。
「初対面なのにお面外していいのか...?」
「ぽに?」
何言ってるの?と首を傾げながらもカレーを食べ続ける。生まれてから数百年、これ程美味しい食べ物を食べたのは初めてだった。
「ぽ...ぽに...おーん...」
「泣いてるのか!?え!?美味しくなかった!?」
慌てるアンカーにブンブンと首を振って否定し口の中にカレーを掻っ込む。
これをあの人と食べたかったとオーガポンは思ってしまった。あの人がこのカレーを食べたらどんな反応をするのだろう、1人で食べてもこんなに美味しいのに、あの人と笑い合いながら食べれたらもっともっと美味しくなるのだろう。そうあの人のことを懐古する。
「ぽに...」
「1人で食べるのは寂しいよな。ほら、出てこい」
アンカーの投げたボールから5匹のポケモンが現れた。
ポッチャマ、ダクマ、バスラオ、ポチエナ、オタチ。
「ポチャ...」
ポッチャマはまたカレーかと呆れながらも皿に山のように盛る。
「べあ...べ」
ダクマはダイミツが無いのかと露骨に気分を落としながらもカレーをよそう。
「ばっしゃらぁ!!?」
バスラオは何だこれはと匂いだけで感動しているのかワナワナと震えており、アンカーにカレーをよそわれると同時にがっついた。
「わうわう!!」
「オタオタ!!」
ポチエナとオタチはまだ捕まえられたばかりでありながらも、自分も自分もと言わんばかりにアンカーに飛びかかりカレーをよそって貰う。
普段はシンとした、自身の生活音しか響かない静寂に満ちた恐れ穴が、今ではガヤガヤと賑やかになっている。
こんなに賑やかなのはいつ以来だろうか...
「ぽにお、美味しいか?」
オーガポンの隣に座るアンカー。彼の手にもカレーが入った器。
「1人で食べるより、こうして皆で食べる方が美味しいよな」
「ぽに...」
コクリと頷くとニカッと笑うアンカー。それに釣られてオーガポンにも笑みが零れる。
「ほら、この木の実食べてみな、飛ぶぞ」
「ぽ、ぽに〜!!?」
「ポチャポチャ」
「ばすらぁ!?」
「べあべあ」
「おいおい喧嘩するなー、おかわりはまだまだあるぞ」
「わう!!」
「オッターッ!!」
「ぽにおーん!!」
久しぶりに、オーガポンが心の底から笑えた瞬間であった。
「おい、ぽにお...それはズルだ」
「ぽに〜」
「こいつ煽ってやがる...!!」
「べあ...」
食後はアンカーが持っていたトランプで遊び...
「ポッチャマ、凍らせるの禁止」
「ポチャ!!?」
「当たり前だろ」
「ぽに!」
「わう!!」
「あ、こら!ポチエナ!それは崩して遊ぶものじゃないぞ!」
ジェンガでワイワイと騒ぎ...
「それが気になるのか?」
「ぽに...」
「これはハンドスピナーって言ってな、こうするんだ」
「ぽっ!ぽにおーん!!」
「ガハハ、結構良いやつだから滑らかに回るぞ」
「ぽに」
「気に入ったか?欲しけりゃやるよ」
「ぽに?」
「遠慮するなって、ほら」
「がおーん!!」
楽しい時間はあっという間に過ぎていった。
太陽が真上に昇った頃、ちょうど昼時。慣れない手つきでサンドウィッチを作っていたアンカーは話を切り出した。
「そろそろ帰らないと心配かけちまう」
それは別れの言葉だった。
ずっと一緒にワイワイとやっていたかった。だが彼には彼の生活があるとオーガポンも分かっている。
だから我儘など言えるはずもなかった。
「そう悲しそうな顔するなよ。また来るからさ」
本当に?と不安げな顔でアンカーの顔を見上げる。
「多分...早くても数年後くらい...?まぁ遅くても5年後には確定で来るから」
何百年と生きるオーガポンにとってはそこまで遠くない年月。さらにアンカーは続ける。
「オーガポン、お前は5年後に運命的な出会いをする」
初めて自身の名を呼ばれた。何故名前を知っているのか、何故そんな未来の事が分かるのか、疑問は尽きないが、アンカーの放つその異様な雰囲気がその根も葉もない予言をオーガポンに信じさせた。
「ぽに!」
待ってる!と応えると、アンカーはまたな、と手を振って立ち去って行った。
あれほど騒がしかった洞窟が今では嘘のように静寂に包まれ、酷く物悲しい。
しかしオーガポンは寂しくなかった。またいつか絶対に、アンカーと会えるのだから。
・・・数時間後
「わやじゃ!?ホントに鬼様がいたべ!!」
「あら?この子が鬼様?滅茶苦茶可愛いいじゃない、もっと厳ついの想像してたわ」
「や、また来ちゃった」
数時間振りの再会にオーガポンは思いっきりズッコケた。
アンカー
帰ったらゼイユに滅茶苦茶詰められた。うっかりゲロるとそれを聞いたスグリに恐れ穴まで連行された。弟には勝てないお兄ちゃんの定めだね。
ポチエナ Lv3
色違い個体。群れから追い出され、路頭に迷っていたところアンカーに拾われた。アンカーの事が大好き。ゼイユにも金毛が綺麗と褒められたのでゼイユの事も大好き。
オタチ Lv8
産まれたてのポチエナを心配して見ていたらついでに捕獲された優しい子。
ぽにお Lv60
本気で気配を消すとアンカーでさえ気づけない。未亡人鬼ロリババアとかいう属性過多なポケモン。タイプ相性をガン無視して毒タイプのともっこを一方的に叩き潰し鏖殺した鬼様。
次回でキタカミ編は終わりです。