日本保守党の言論弾圧から被害者を守る会の会長代行を務めている長谷川幸洋です。
本日は、みなさまに重要なお知らせが2つ、あります。
守る会は9月3日、理事会を開き、藤木俊一理事の解任を決定しました。
藤木理事は守る会の結成以来、会計担当理事として活躍されてきましたが、遺憾ながら、会の資金について、理事会の承認を得ないまま、100万円を外部に支出する行為がありました。
この支出は、日本保守党による言論弾圧の被害者である飯山陽さんが、訴訟維持に不可欠な資料を整理するために、データベースの作成を依頼した第三者に対する報酬の支払いです。
しかし、この第三者との契約を担当していた藤木理事は、契約内容と契約金額を理事会に提示して承認を得る前に、全額を支払っていました。
藤岡前会長を除いて、私を含む3人の理事は事前に契約内容と契約金額について、まったく知らされていませんでした。支払い自体は必要なものだったとはいえ、100万円という金額の大きさを考えれば、藤木理事の支払い手続きには不備があったと言わざるをえません。
加えて、その後の対応にも大きな問題がありました。
藤木理事は、銀行口座の記録を基に支払いの事実関係を質した理事に対して「いかにも会計処理に不正があるかのような発言を理事会で行った」との主張を繰り返してきました。
しかしながら、理事による銀行口座の確認は理事会規則第11条5項が定めた「理事会は必要に応じて入出金の記録を確認できる」という規定に基づく正当な行為です。まして「実際に、100万円もの大金が複数の理事たちの預かり知らないところで支払われていた」となれば、口座の確認が妥当で必要だったことは、言うまでもありません。
しかも、理事が理事会で契約内容を藤木理事に質したところ、契約自体が口約束のようなもので、文書はなく、契約期間についても、当事者間の認識が一致していない、きわめて不透明なものでした。これについて、藤木理事は理事会で「それはもう、私の大きなミスです。すみません」と謝罪し、不手際を認めています。
それにもかかわらず、藤木理事はその後、自分のSNS上で、理事たちへの批判を公然と一方的に展開してきました。具体的に言えば、藤木氏は、飯山理事と長谷川理事が共謀して「自分に金銭疑惑があるかのように話をでっち上げた」と外部に向けて主張したのです。
藤木理事が言うところの「金銭疑惑」を、飯山や長谷川が外部に喋ったり、投稿したりした事実は、まったくありません。こうした指摘は「謂れなき非難」であり、藤木理事自身が「疑惑を世間に撒き散らし、守る会への信頼を傷つける自作自演の行為だった」と言わざるをえません。
こうした歪んだ認識の下で、彼は8月29日、自分が司会を務める「ワールド・オヤジ・サテライト」というYouTube番組で、理事会内部の議論を漏洩しました。8月31日には、自分のXで、守る会の銀行口座の明細と残高を写真付きで3回にわたって公開しました。しかも、寄付金総額を示した写真はその都度、不自然に修正されていました。もちろん、これは理事会の同意を得たうえでの行為ではありません。
理事会内部の議論を、いきなり外部で発信するのは、理事として「重大な信義則違反」に当たります。私は会長代行として、藤木理事に対して、理事会内部の議論を外部に発信しないよう、事前に繰り返し警告していました。しかし、残念ながら、無視されてしまいました。銀行口座の公開にいたっては、守る会が支援している裁判に悪影響を及ぼす可能性もあり、論外です。
これだけではありません。
藤木氏は自分が独占的に管理していた守る会のX公式アカウントで、理事会の承認がないまま、理事への交通費等の支払いに関してアンケートをとるなど、勝手な発信を繰り返していました。
8月30日には、自分のXアカウントで「私は飯山さんと長谷川さんの私に対する『金銭疑惑』のでっち上げを謝罪文で不問に付そうと考えたのですが、彼らは謝罪をしなかった」「やってることは、百田氏や有本氏よりも悪質」などと、具体的に飯山と長谷川の名前を挙げて「悪質」と投稿しました。
先のワールド・オヤジ・サテライトの中では「そもそも日本人かよ、お前らって思いますよ。実は『ヤン』なんじゃねえか、と思いますよ、俺は正直言って」などと語りました。飯山、長谷川が日本人であることを否定するかのような発言です。両理事は「自分たちに対する誹謗中傷」と受け止めています。
藤岡前会長の職務停止処分についても、8月26日、読者からの「ご本人から辞任を申し出たかと記憶してましたが」との投稿に対して「何処にもご本人からとは表明されてないです。しかし、あまりの謀議に全てを辞任するとは言われましたが、それは後の話です」と投稿しました。
しかし、これも事実と異なります。
前回の公式声明でもご説明しましたが、藤岡氏は理事会が処分を発議する前に、ご自分から「会長と理事を辞任する」との意向を表明されたのです。
この処分案に対して、藤木氏は「当然、私は反対票を投じました」と投稿していますが、これも事実ではありません。録音に基づく議事録によれば、彼は議決の際に「会長に一任する」と述べて、自分自身の賛否は明らかにしなかったのです。
藤木氏は守る会の顧問役を務めている弁護士についても、先の番組で「これ(注・弁護士)がグルになってるんですよ、実は。理事でもないのに、理事会に圧力をかけてくる。冗談じゃないですよ。こんなことあってはいけないです」などと批判しています。これまた、理事として不適切な発言でした。
以上ご紹介したような藤木氏の数々の言動から、理事会は9月3日、理事会規則に則り、慎重審議のうえ「藤木氏は理事として職務を遂行するには不適当」と判断し、解任を決議しました。
守る会が100万円を支払った第三者は、金銭受領後になって、契約に基づくデータベース作成の業務を怠り、また基礎データとなる情報の返却も拒んでいます。このため、理事会は、この人物に対して厳正な法的対応を検討しています。
この人物と接触していた藤木氏は「(問題の解決は)そう簡単にはいかないので、おカネを出して買い取るしかないですね」と飯山さんの代理人弁護士に語っていました。そもそも、100万円を支払った相手の契約不履行から始まった問題であるにもかかわらず、さらに「金銭を支払え」とは、驚くべき提案でした。守る会は、もちろん「カネで解決など論外だ」と考えています。
先にも言いましたが、このデータベースは、飯山さんにとって訴訟維持に不可欠な、もっとも重要な資料でした。それが事実上、失われてしまったために、飯山さんは1カ月以上にわたって、ゼロから資料を作り直さざるをえないハメに陥りました。まさに「気が遠くなりそうな作業だった」と聞いています。
飯山さんが自分の動画で「右手が腱鞘炎になった」と語っていたのを覚えている方もいるでしょう。それは、この「データベース喪失事件」のために、データを整理し直したことが原因だったのです。いかに重大な出来事だったか、お分かりいただけると思います。
藤木氏に対しては、理事解任に伴い、藤木氏が管理していた銀行口座関連のアクセス情報や保管中の現金、およびYouTubeやnote、Xへのアクセス情報のすみやかな開示と返却を求めています。
藤木氏は自分のSNSで一部の守る会サポーターに対しても、自分がばら撒いた銀行口座に関する投稿などをネタに暴言を吐いています。私は守る会を支持してくださる皆様に対する「言語道断の行為」だと思っています。いまは解任したとはいえ、当時の理事のそうした言動について、守る会としてお詫びします。
藤木氏解任に伴う後任理事は、理事会で審議の末、新たに1人を決定しました。一般人のため、お名前は公表を差し控えます。
もう1つ、藤岡前会長の職務停止について、前回の公式動画で概略をご説明しましたが、若干の補足説明をします。
藤岡前会長はさる4月5日、あるYouTube番組で飯山陽さんのご家族などに関して、事実と確認できない発言をしました。これに対して、問題の発言の主とされたキクタケ氏および、その支持者たちは強く反発し、動画の削除を求めていました。
藤岡氏は8月7日に配信した守る会の公式動画で事実誤認を認め、訂正して謝罪し、動画の削除を依頼する旨、表明されました。「重大な責任を感じている」とも述べています。しかし、この4月の配信がその後、8月6日の事件の引き金になったことを考えると、訂正と謝罪が遅れた点は否めません。
また藤岡氏は、訂正・謝罪した守る会の公式動画のなかで「キクタケ氏と紳士協定を結びたい」と述べています。しかし、理事会は紳士協定締結のような議論を一切していません。これは藤岡前会長の独断に基づく発言でした。
そもそも、藤岡氏による8月7日の公式動画の配信自体も、守る会の弁護士が事前に、事実関係を客観的に確認しないうちに配信するのは慎重にするよう、強く警告していたにもかかわらず、無視され、理事会の承認を得ずに強行されたものでした。
こうした藤岡氏の一連の行動自体が、新たな訴訟を招く事態になっています。これは、実質的に守る会に打撃を与える行為でもありました。
先の公式声明でも触れましたが、藤岡氏は理事会が職務停止処分を発議する前に、自らの重大な責任を認識して「会長と理事を辞任する」と申し出ました。しかし、では「いつ辞任するのか」そして「その判断は誰がするのか」との質問に対しては「いつかは言えない」「自分が判断する」とのお答えでした。
辞任する時期の明示がなく、しかも「自分が判断する」ということでは「責任をとった」とは言えません。そこで、理事会としては、理事の発議を受けて「6カ月の職務停止、その後は別途協議」を決めた次第です。
本日の理事会は、以上のような認識に基づいて、藤岡前会長による「8月7日の公式動画配信」の内容を撤回し、藤木氏からYouTube配信業務の引き継ぎを終え次第、すみやかに削除することも合わせて決定しました。
8月6日の事件について、私は前回の公式声明で「事件の処理は警察に任せる」旨を述べましたが、その方針に変わりはありません。
藤岡氏は自分のFacebookで、この事件について「暴行事件の報告」と題する文章を発表していますが、これは個人としての発信であり、守る会の立場、理解とは関係がないことを、念のため、申し添えておきます。守る会は発表に際して、事前に何の相談も受けていません。
サポーターの皆様には、この間、多大なご心配をおかけし、誠に申し訳なく思います。遅きに失したとはいえ、守る会は以上のような対応を決めました。藤岡氏の職務停止と藤木理事の解任を機に、守る会はガバナンスの見直しと強化に努めていく所存です。
ぜひ、みなさまのご理解をいただき、引き続き、温かいご支援を賜りたいと思います。どうか、よろしくお願いします。
日本保守党の言論弾圧から被害者を守る会
【長谷川氏】「藤木理事を解任!」〜日本保守党の言論弾圧から被害者を守る会・緊急声明
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