【魔境】ポカチェのランクマで2900に行った打ち方
1800回くらいやってランクマ2981まで行ったので、ポカチェの環境で最適なプレイスタイルについて思うことをまとめました。
かなりgtoなどと乖離した内容だと思いますが、個人的にはこのやり方で2700は安定してるのでそれなりにポカチェに適した打ち方だと思っています。むしろチップEVを最適化するGTOと生存が重要なポカチェランクマではグランツーリスモとマリカーくらいには性質が違うので、普段の打ち方とはかなり異質なやり方を取ったほうがいいと思います。
このnoteはポカチェの実態と現代ポーカー理論がだいぶ乖離していると思うので、自分が溜めたものを吐き出したほうがいいと思って書きました。長文ですが参考になれば幸いです。
【大前提の原則】
大前提として自分の打ち方で非常に重要だと思う原則を8つまとめました。
1:分散を小さくする動きが正しい
ポカチェのランクマにおいて全てのアクションは2位以上になるために最適化されるべきであり、それはGTOとはかなり乖離すると考えています。以下に述べるようにakコール止めやスーパータイトレンジの構築などが挙げられます。
これらは全て分散を小さくするという方針に基づいており、ただでさえリバペロの多いポカチェで分散を小さくし、自分のスキルで獲得するエクイティを増やすのが正しいゲームスタイルだと思います。要するにポットを小さくして手堅く稼ぎましょう。
ヘッズアップは別世界なので割愛するとして、2位以上になるためにICMを重視してセオリーとは全然違う動きをする必要があります。その打ち方には個人でかなり幅があると思いますし、私の打ち方もポカチェという環境に自分なりに出した考え方なので、正解かはわかりません。ただ打ち方の背景として分散を小さくするという考えを持つのはそれなりに正しいと考えています。
2:勝ってるのかわからない勝負はさっさと降りる
ポカチェランクマにおいてリレイズの8割くらいはバリューです。
相手がブラフしてるかもしれないという気持ちになったらほぼ負けてます。そもそもその勝負をする意味はあるのか、などもしっかり考えたほうがいいでしょう。もし降ろされていたとしても全体として
降りたことで回避できた損失>>降りなかったことで被った損失
ならば全く問題ありません。大体はブラフキャッチではなく降りたくないだけなので、感情を抑えてとにかく降りましょう。
3:ほとんどのハンドから順位ポイントという利益は出ない
一度やればわかるのですが、平均スタックが20bbになるまでaaだろうと全てフォールドしても終盤でオールインに一回勝てばチプリになれます。逆に言えば終盤のオールインで2連敗でもしようものならチプリでも6位を取ります。
序盤で獲得できるのはチップではなくチプリになって無難にゲームを支配できる利益であり、チップは大して重要ではありません。そういう意味で何もしないで生きているのも正しい以上、ほとんどのハンドで順位ポイントという実質的な利益は出ていないと言っていいでしょう。どれだけチップを稼いでもそのハンドで飛ばせず終盤まで6人全員生きているなら、順位ポイントという利益は全員均等です。この前提から派生して後述の通りいいハンドと適切なベッドサイズでも怪しい雰囲気なら降りるという戦略が肯定されると考えています。
4:基本は漁夫の利でエクイティを狙う
バトロワなのでそもそも自分が戦う必要はヘッズアップになるまでこのゲームにはありません。漁夫の利を狙うのは十分戦略として正当化されると思います。自分は戦わないで他人のオールイン対決を待つという戦略は十分正当化されますし、むしろそれが一般的だと思います。
2人のプレイヤーがオールインでぶつかった場合、そのハンドに参加していないプレイヤーのエクイティは常に上昇する(ただしポットがチョップに終わった場合を除く)。~
ここから大事な一般原則が見い出せる。すなわち、バブルに近づけば近づくほど、自分以外のプレイヤー2人がオールインでぶつかった場合に得られる漁夫の利が大きくなるのである。
5:ハンドリーディングとバリューベッドだけで勝てるくらいでないと2900は無理
個人的な体感としてポカチェのレジェンドの平均はリングのビギナールームからスタンダードルームくらいのレベル感、高く見積もって $0.25 / $0.50 くらいだと思うので、このレベルで通説通りブラフはしないほうがいいでしょう。するとしても最低限で十分だと思います(utgvssb,aハイドライボードで最低限のcbなど)。
むしろハンドリーディングとバリューベッドだけで卓全体と同格くらいじゃないと2900以上は厳しい気がします。
6:6位を取るパターンを固定化する
このゲームは分散が激しいので、どうしても5-6位は取ってしまいます。2900まで行ってもそれは避けられないでしょう。ただ、6位を取る原因を固定化して、しょうがない負けにはしたほうがいいと思います。極限までしぼれば6位を取る要因はこの3択になると思います。
・フルハウスvsギャッパーストフラなどの本当にどうしようもないパターン(5%)
・相手がドロー系を降りないせいでターンオールインを捲られるパターン(20%)
・卓が辛すぎて最後まで全員5bb前後、ようやく来たajoをプッシュしたら後ろから出てきたkkに負ける(75%)
基本的にミドルフラッシュ対ナッツフラッシュとかフラッシュ対フルハウスみたいなちゃんと自分より強い役を考えていれば回避できるパターンはしっかり回避できないといけません。qハイフラッシュはミドルフラッシュとしてコールに留める、ペアボードは常にフルハウスを予想しておくなどが必要です。クワッズとストフラは流石にどうしようもないので諦めましょう。
ポカチェは2番目の相手が降りないせいで事故るパターンがそれなりにあってきついです。正直何で降りないんだろうといいたくなるようなハンドに捲られるケースは一定数あります。ただそういう降りれない人たちのおかげで利益を得ているのも事実なのであんまり文句は言えませんし、リアルでもこういう感覚で判断をしているのかなと逆に心配になったりします。
7:ポカチェプレイヤーの傾向を理解する
基本的にポカチェでは以下のプレイが普通です。
・オープンエンドがついたらマルチウェイだろうがリレイズ
・オープンエンドならターンオールインコール
・フラドロはまず降りない
・33で15bb3bet
・ストレートは2600台でも読めずに2ペアでオールインする
・フロップフラドロの勝率は80%くらいだと思っている
・ガットでも50%くらいは降りない。なんならリレイズしてくる
・オッズ計算などしていない
・ポットが大きくなると降りたくないという感情をブラフキャッチという理屈で正当化する
・リバーでは恐ろしい頻度で捲られる。捲られすぎてリバーで落ちてくるカードがなんとなくわかる
このあたりのポカチェの空気感を理解しているほうがGTOを理解しているより3倍くらい大事だと思ってます。フォールドエクイティがゼロに近いため、本質的に序盤のポカチェはバカラと同じだと考えていいでしょう。基本はバリューでしかベッドしないのが最適解になります。
個人的には降りられない人のためにリバペロシステム闇の力が備わっている気がしています。この傾向は一見まともそうなvpipとプロフでも頻繁に見られるので注意が必要です。
8:レートとvpipを信用しない
ポカチェでなんとなく2400↑、vpip30%もあればまともなプレイヤーと判定しがちですが、そんなことはありません。序盤は基本的に全員コーリングステーション&エニハンだと思ったほうがいいでしょう。以下に最近経験したよくわからないハンドとリバペロを2つ挙げます。
2つの例しか挙げていませんが、大半のプレイヤーは本当に信用しないほうがいいです。彼らのドローへの過信は恐ろしいものがあります。降りると思ってブラフしたけどコールされたら相手を信じた自分を責めましょう。【原則5】で書いた通りハンドリーディングとバリューベッドだけで十分2900まで行けるのでそもそもブラフは最低限でいいと思います。
所詮オンラインのプレイマネーゲームなので相手は通勤中や料理中に適当にやってる場合もあるでしょう。相手は何か作業しながら適当にプレイしている、くらいの前提でやっていたほうがいいと思います。
【相手を信用していい基準】
何度も対戦していて傾向が分かっている相手や、レート2900以上かリングでロイヤル(エキスパ常連)なら信用していいと思います。レート2800でも正直怪しい人は多いです。
逆に言うと参加回数1000回を超えててダイヤとレジェンドを往復しているようなアカウントは上述の傾向が強いのでエクスプロイトを試みてもいいかもしれません。率直に言ってvpip10%台で2500未満のプレイヤーはどうみても降りたほうがいい状況で降りれない人たちです。
【序盤】平均150bb~70bb:絵合わせタイム
1:ブラフキャッチもブラフをする価値も序盤にはない
原則として
序盤をつつがなく生存するメリット>>>序盤で大きなポットを獲得するメリット
なのは抑えましょう。70bbくらいまでは絵合わせタイムで、ブラフもブラフキャッチもしなくていいと思います。やけに3ベットしてポットを大きくしているプレイヤーがいたら多分そのうち飛ぶので大人しくしていましょう。
2:AAでもやばそうならフォールドする覚悟を持つ
この段階ではみんなとにかくハンドを開けたい傾向にあるので、3betpotにも本当に意味の分からないハンドが出てきます。上述のutg54sやco47sなどがその実例です。mpからvpip32%がt2sをオープンしたりするのはザラだと思ったほうがいいです。aaが割れる事故もよく起きるのでどんなハンドでもやばそうならフォールドする覚悟はプリフロップの時点で持ちましょう。自分が魔境にいる意識は常に持っていたほうがいいと思います。
3:bb防衛はほとんどしない
ほぼやる意味がないので、相当いいハンドでない限り参加しないほうがいいと思います。終盤でスチールに一回成功すれば序盤の3betpot1つを獲得したくらいになるので、bbだからと言ってむやみやたらに参加しないほうがいいでしょう。
特にsbがブラインドヘッズを申し出てきた場合序盤でやる意味がないのにわざわざやりたがるような良いハンドということなので、ktoくらいなら降りていいと思います。
4:2/3cbのダブルバレルじゃないと降りないフロートプレイヤーがデフォ
頻度ベースでやってるのか知りませんがポカチェの序盤でのフロート率は極めて高く、utg vs sb flop a82レインボーみたいな頻度ベースでも降りたほうがいいボードでutgが1/3cbを撃ったとしてもjtoでフロップはコールするのがポカチェだとデフォルトの環境です。
酷い例だと8666qみたいなボードでq8oでsbからトリプルバレルを打っているのにqjoでリバーまでついてこられてチョップになったことがあります。これを2600レートのvpip29%とかがやっているのがポカチェです。
そのためバリューか、相手にコールできるハンドが少ないドライボードで撃つフォルダビリティベースで2/3cbダブルバレルするのがいいと思います。ターンで2/3cbを撃ってようやく相手に自分がトップペアを持っていると伝わるくらいの感覚です。ブラフcbをするならダブルバレルを前提にして撃ったほうがいいでしょう。
よくあるakハイボードのポットオーバーベッドも有効だと思いますが、ちゃんとaと強キッカーは抑えたバリューの方がいいと思います。相手のハンドがa2sで見るからにキッカー負けしてても本当に降りないからです。
5:utg相手に基本は3betをしない
ポカチェのutgは中々降りない傾向にあり、かつオーバープレイが多いです。a9o4betとか平気でしてきます。utg相手に序盤でポットは大きくしないほうが分散を小さくするという方針に合致すると思うので、後述のようにaksでもコールします。99でmpから3betなどまずやめたほうがいいです。私の場合utg相手にはqq+で3ベットをしています。
6:akはコールする
utg相手以外でも、このゲームは分散が大きい以上できる限り分散を小さくする努力が正しいと思います。その最たるものが序盤のakコール止めで、バトロワの序盤で3betポットを作るメリットがqq+以外にはほぼないと考えています。3ベットポットをとにかく作らない、参加しないというのは私のバトロワ戦略で非常に重要な部分を占めています。jjコール止めはポラライズ戦略っぽいですが、バトロワ生存戦略の一部としてポラライズとは別に確立できる戦略なのではないかと思います。
AKというのは非常に強い手ではあるが、同時にスタックがとてもディープなときはプレイするのがかなり難しい手でもある。この手では、フロップをかなりの割合でミスすることになるし、ヒットしたときでも、できる手は大抵ワンペアで、それでは100ビッグブラインド以上のスタックがあるときに、それを全部真ん中へと差し出すのに十分とは言えない。もしこういうトーナメントの序盤でアーリーポジションからのレイザーが現れたときは、私は大抵の場合ジャストコールするし、もし前で激しいアクションが起きたときは、マックに投げ込んでしまうこともある。
ak弱い説は色々唱えられてますが、私はディープスタックなら所詮はkqの上位互換に過ぎないと思っています。kqをコールするくらいの感覚でakコールでいいと思います。フロップでかみ合わなければさっさと降りれるようにプリフロップからポットをコントロールするのが戦略としてかなり強いです。
またakコールはトラップとしての要素も大きく、相手の予想レンジに全く入っていないためたまに大きく稼げることがあります。akハイボードでbtnがakを持っているパターンなどutgはまず予想してないですし、aaペアボードでutgのajo相手にリレイズオールインまで持っていって飛ばせる力があります。このあたりも戦略として非常に有効です。
さらにakをコールしてショウダウンすると、自分が後半で3betした場合ak以上という話になるのでフォールドエクイティが非常に上がります。ただ何度もやってるとバレるのでほどほどにしましょう。
序盤でak3betして何も噛み合わず、降りれなくてオーバーブラフして50bbへの転落などは2300くらいでよく見るプレイなので、一旦そのリスクを全部削ぎ落した方がいいと思います。
7:3betポットにコールが推奨されるハンドでも入らないほうがいい
序盤の3betに対して微妙なハンドはかなりの割合で降りたほうがいいと思います。私の場合kqo,88-,kjs,jts,78sとかは降りてます。gtoだとこれらは3betcallが推奨されますが、バトロワでは序盤で大きなポットをプレイするメリットがほとんどありません。
「kqoは3betpotでも戦える力がある」という以前に自分が戦う必要がないのがバトロワです。順位を上げたいなら分散をとにかく小さくする努力をすべきだと思います。
生存利益>>3betpotで獲得する利益という原則はずっと押さえておきましょう。
8:事故を減らすために
飛ばされるのを防ぐために以下のことは常に意識しておいた方がいいと思います。
・自分より強い役をフルハウスオーバーフルハウス、ロイフラ、ストフラまでしっかり想定する
・構造が改善しないボードはさっさと降りる
・qハイフラッシュはミドルフラッシュとして扱う
・プロテクトが必要なハンドはしっかりプロテクトする
・チプリに対してブラフをしない。また、チプリがブラフをする必要が少ないことを理解しておく
・ストレートは一際警戒する
この辺りはランクマ関係なくポーカーで必須の事項だと思います。リングのアドバンストをクラッシュするにはこれくらい必要ですし、これができていればランクマのレートも安定すると思います。
また、フラッシュや3cardは結構普通の確率だと思うのですが、ストレートがポカチェは異常に出やすいので一際警戒しておくのをおすすめします。自分がkkのスリーカードでセカンドナッツであっても67のストレートがナッツで相手がリレイズしてきた場合、コールに留めるのが無難です。
9:序盤でショートのオールインには慎重に対応する
序盤で下手なプレイヤーが20bbになり、ややティルト気味にオールインしてきたとします。私の場合そこでたとえ自分がkjoを持ってて150bbあったとしても50%くらいはフォールドしていいと思います。
理由は2つあります。
①ポカチェの設定で序盤でショートになったプレイヤーはオールインに勝つ傾向があると感じるから
②ここで飛ばせば5位以上を確定できると考えがちだが、逆に言うとここで相手にダブルアップされたら自分が6位なる可能性が増えるとも考えられるから
①はただの感想ですが②がやはりランクマの生存戦略では重要だと思っています。よく考えればここで勝ってもたかが+20bbですし、負けてショートが40bbになって回復されるくらいなら20bbのまま卓全体に圧をかけてもらうほうが合理的な場合も多いです。それを踏まえて相手の傾向と自分のハンドを見てオールイン勝負するか考えたほうがいと思います
10:序盤からチプリを目指さない
序盤はとにかく6位を取らないのが大事なので、慎重に立ち回るほうが無難だと思います。ディープスタックの状態でチプリになるのは普通に難しいです。序盤で6位を取るリスク>>序盤でチプリになるメリットというのは明確に意識したほうがいいと思います。
11:チプリ次第でプレイを変える
例えばエニハンが序盤で2人飛ばしてトリプルアップしチプリになった場合、自分のオープンにほぼコールor3betされるので、かなりタイトに絞るか、究極的には終盤までオープンしないという戦略も正当化されると思います。
逆にチプリがタイトで自分のチップを守ることに熱心な場合、レンジを広げるなど積極的にアクションをしたほうがいいでしょう。
最初の5ハンドくらいで誰が最初に飛ぶか予想し、プレイスタイルを決めるようにしたほうがいいと思います。
【中盤】平均70bb~30bb:基本はスタック維持、チャンスがあればチプリを目指す
1:ドロー系のハンドをレンジから外す
この辺からレンジをタイトに絞ります。具体的にはt9s,axsのアーリーポジションからの参加をやめます。ドロー系のハンドはリバーまで行かないと価値の出にくいハンドが多く、そのためにチップを失うリスクが40~50bbくらいだと見合わず、バトロワと相性が悪いと思うからです。
2:スモールポケットをオープンレンジから減らす
基本的に40bbを切ったらbtnでスチール目的とかでもない限り66以下はフォールドしたほうがいいと思います。コールされてフロップのアクションが非常に難しくなるからです。66以下は
【フロップで2オーバーになる確率>>>>>>>セットになる確率】
であり、オーバーカードが2枚以上落ちたらかなりどうしようもないので、フォールドしてチップを温存しておくのが無難に期待値が高く、生存戦略として正しいと思います。
またスモールペアはエクイティを上手く実現できない。数多くのフロップでICMプレッシャーに耐えられずにフォールドさせられてしまうからである。例えば自分が持っているのが55でフロップが9-T-Kだったとしたら、それ以上ポットに金を入れて行くのは難しくて、せいぜいチェックダウン(ショウダウンまでチェックで回ること)で終わるのに期待するぐらいしかできないのである。
3:ブラフキャッチはそれなりにやる
この辺からブラフキャッチにかなり旨味がでてくるので、3試合に1回くらいは挑戦したほうがいいと思います。
タイムテルから見て相手の打ち方がブラフっぽかったり、ショーダウンバリューがあるならやる必要がない動き(jハイボードでjを持っているならチェックバックすればいいのにオールインをするなど)を観測したら、ブラフキャッチをします。ここはタイムテルやブロッカーの有無、相手のプロフやアクションの総合評価次第です。キャラ読みとかも全然使えると思います。個人的に進化前のジェイムズサンドマンはブラフが少ないですが進化後のジェイムズサンドマンはブラフが多く感じます。
タイムテル
ベッドサイズ
相手から自分がどう見られているか(何回も対戦していれば大体わかる)
アクションの一貫性
ブロッカー、アンチブロッカーの有無
ドンクかどうか
キャラ読み
プロフの一言読み
名前読み
このあたりの要素を踏まえて10秒くらいで判断します。
ただやはり、大前提の「勝ってるかよくわからないハンドは降りる」という原則は押さえておいて、それでもなんか変な動きだと感じたらコールするくらいでいいと思います。ブラフキャッチに成功するとチプリになり1位が一気に近づくので、稼ぎ時だと思います。自分の場合上述のakコール止めトラップとブラフキャッチが主な利益の供給源です。ブラフで相手を降ろして利益を獲得するのはポカチェというフォールドエクイティが低い環境であまり適さない戦略だと思います。
4:面倒くさそうなら良いハンドでもプリフロップで降りる
生存第一なので、プリフロップの状況がなんだか面倒な場合はいいハンドでもフォールドするのが正当化されると思います。以下最近経験した2ハンドを紹介します。
①自分はbbでjksが入っているが、mpオープンにbtnが4bbのいかにもコールしてほしそうなミニマムリレイズをしていたためフォールド。btnはqqでkqハイボードでセットになっており、コールしたら面倒なことになっていた。
②utgに対しmp(リングでロイヤルクラス、アクションもちゃんとしている)が3betをしたため、sbでttを持っててもフォールドした。案の定kkだった。
このようになにか嫌な予感がしたらオッズが良く、コールしたいハンドでも降りたほうがいいと思います。前提でも書いた通りほとんどのハンドから順位ポイントという利益は生まれないので、終盤まで一切参加しなくても生存戦略としては肯定されると思います。
5:ショートスタックと絡まない
フィルゴードンの緑本でも言われている通りショートとはそこそこいいハンドを持ってても関わらないほうが吉です。彼らはペアボードだったりフラドロになったら即座にドンクオールインしてくる癖があるので、利益より損失のほうが大きくなる傾向にあります。ショートにコールされてフロップで嚙み合わなかったら即フォールドくらいの勢いでいいと思います。
トーナメントを始めた最初のころ、常に「ショートスタックを狙え」と言われていた。素直な私は言われたとおりにしていた。
トーナメント中盤から終盤で、ショートスタックを倒すためにまあまあなハンドでレイズした。そこで私が発見したことは、ショートスタックがすでにポットコミット状態だと判断したら、ほとんどの場合はコールしたり、打ち返してくるということだ。ショートスタックを飛ばすために私は、たびたびベストハンドではないのにポットに金をつぎ込んでしまった。
「フィル、ショートスタックを相手にするのは間違っている。彼らは必死だからリスクを冒してくるんだ。私はトーナメントでは主に平均スタックの奴をターゲットにしている。彼らは降りるだけの余裕がある。膨らんだポットでの大きな手ですら降りる余裕があるんだ。私はプレミアムハンドでもないかぎりは、ビッグスタックとショートスタックは相手にしないようにしている」彼は彼自身のアドバイスどおり、その年のノーリミットホールデムのブレスレットを2つも獲得し「バック・トウ・バック(連続)」のニックネームも得ることとなった。
無論ショートからブラインドをスチールするのは積極的にやったほうがいいでしょう。後述の通り共謀を実現させたほうが順位が上がるので、後半を見据えて積極的にこのあたりからスチールしたほうがいいと思います。
6:ブラインド防衛はそこそこやる
この辺からブラインド防衛が美味しくなってくるので、普通にやったほうがいいと思います。とはいえ、oopなので無理はせずダメそうならさっさと降りるのが無難でしょう。生存利益>>チップEVが大原則です。
7:ドローはほぼ追わない。フラドロでもターンで諦める
ナッツフラドロだからまだコールできる、と反射的にやってしまいがちですが、ターンの時点でフラドロも所詮は25%しか勝率がなく、1/3cbでようやくオッズに合うかどうかというレベルです。自分のスタックを守るためにフラドロもターンで損失の小さい時に降りたほうが無難だと思います。フロップの時点でターンで落ちなかったら諦めると決めておくと降りやすいです。フラドロでリレイズブラフとかも、ドライボードとかでない限りポカチェのプレイヤーは降りないのであんまりやらないほうがいいです。ポカチェはやけにモノトーンボードが出るのでフロップフラッシュが出やすく、ターンで諦める戦略でも全体では結構オッズが合うのではないかと思います。
ナッツフラドロでターンでコールorブラフリレイズしてポットコミットし、リバーで引けずにやけくそブラフオールインをして飛ばされるのはよくある負けパターンなので注意しましょう。
8:そのブラフと3betはする必要があるのか?
例えばまだ特にショートスタックがいるわけでもなく、全員40bb前後の状況で無理にa7sなどで3betブラフをし、相手がコールしてフロップは何一つかみ合わず、相手の99に押され負けてボトムに転落するくらいならば、最初から素直にコールしてフロップで降りたほうが正解だと思います。
バリュー3betについても、私の場合まだ明確に順位に差がついてない場合はakはコールします。ブラフ3betもバリュー3betも本質的に同じで、順位差がついてない状態でポットを大きくするメリットはあるのか?そのハンドは大きくなったポットと6位になるリスクをかけて戦えるほど強いハンドか?と考えるべきだと思います。私の意見としてakは卓の平均が30bbで差がない時に6位のリスクをかけてポットを大きくできるほど強いハンドではないです。25bbを切ってたら3betするくらいの感覚でいいと思います。ブラフするにしてもそもそもブラフして相手をフォールドさせるよりフロップでペアが出来なければさっさと降りるほうが正しいでしょう。
教科書通りにa5s4betとかする人がいますけどポカチェのフォールドエクイティは50bbだとほぼゼロなのでやめたほうがいいと思います。10bb残っていれば何とかなると思っているプレイヤーが大半です。そもそも残存スタックとか考えてないかもしれません。私はこの段階で3betするならせいぜいtt+にしています。
【終盤】平均30bb以下~漁夫の利を求め、共謀が発生する状況を目指す
ランクマ全体の話になりますが、基本は自分の手を汚さず他人が飛ぶのを待つ漁夫の利スタイルが定石だと思います。終盤はとにかくオープンするだけで背負うリスクが序盤とは桁違いです。私はハイカードでのトップペアで手堅く稼いで他人が飛ぶのを待つ・ショートが発生したら共謀して飛ばすためにブラインドを削り取るスタイルが肯定されると考えます。
バトロワにおいて他人が飛ぶ原因(順位が上がる原因)をまとめると、
1:他人(大体チプリ)が他人を飛ばす(漁夫の利)(65%)
2:共謀でブラインドアウトのショートを飛ばす(共謀)(20%)
3:自分が他人を飛ばす(15%)
の3択であり、大体()内のパーセンテージくらいだと考えています。自分でチップを獲得してチプリになり、他人を飛ばしまくるのを目指すより、他人が他人を飛ばすのを待ったり共謀するだけのスタックを残してショートからブラインドを刈り取る方がはるかに有効です。
このために
・自分は共謀できるだけのスタックを残しておく。(レンジをタイトにして手堅く稼ぐ)
・ショートにチップを増やさせないためにスチールする
・チプリとむやみに争わず意思疎通しておく
といった戦略が重要になってきます。
1:レンジをタイトにし、一部拡張する
ここからぐっとレンジを狭め、78sなどリバーまで行かないと価値が薄いドロー系ハンドや33などのセットにならなかったらアクションが難しいスモールポケットをレンジから外します。個人的にはjtsがギリギリオープンのラインになるくらいです。
kjoなどフロップで手堅く稼げるハンドの価値がぐっと上がるので、ktoやqjoなどそれまでutgのレンジ外だったとしてもutgからオープンしたほうがいいでしょう。ショートがいる場合フォールドエクイティも高くなります。終盤はaxsよりフロップで勝負がつくハイカード2枚のほうが圧倒的に価値があります。axoなどはa9oくらいまでレンジを絞ったほうがいいと思います。
2:ここから3betは頻発させる
前半でakコール止めなどをショーダウンしていると自分の3betはak以上という話になってくるので、前半のムーブが布石となってフォールドエクイティが増します。
また、フォールドエクイティが一気に高まるので普通に3betはしたほうがいいでしょう。ブラフ3betもガンガン仕掛けます。
3:78sとか55で3betにコールしない
最早この段階で78sや55はトラッシュハンドに近く、オープンしないほうがいいでしょう。3betにコールするのもやめましょう。理由は上述の通りリバーまでいく体力がないのとオーバーカードと戦うのを強制されるからです。
ただ、これらのハンドはプッシュするなら十分なハンドなので、プッシュレンジには含めたほうがいいと思います。一方で次に書くようにリレイズオールインレンジからはスモールペアは除外したほうがいいと思います。
4:スモールポケットをリレイズオールインレンジから外す
スモールポケットはプッシュするならともかくリレイズオールインレンジからは外したほうがいいと思います。というのもポーカーチェイスの性質上闇の力で捲られやすいというのがありますし、実際こういうタイトな状態ではほぼ【オーバーカード2枚vsポケット】or【ポケットオーバーポケットでセットが刺さらない限りプリフロップで負けている状態】になり、オッズが悪いからです。22などはほぼ100%vs2オーバーorオーバーペアになるのでどうしようもない時にしかオールインしません。
ハンドを選択する上で1つ心に止めておくべきなのが、スモールペアについてである。スモールペアはキャッシュゲームならばセットマインを仕掛けられればそれでオーケーとなるハンドだが、これがトーナメントになると、それも入賞間近になると、その価値が劇的に下がるのである。入賞が近づいているときや、自分のスタックが浅くなっているときには、66より下のポケットペアはプレイするレンジから完全に落としてしまってもいいぐらいなのだ。そうなる理由はコールされた場合にドミネイトされているか、少なくともオーバーカード2枚とぶつかっているからである。トーナメントの後半において、コインフリップになるというのは決してよいこととは言えない。
4:チプリと争わずに意思疎通をする
自分が2ndや3rdチプリの場合、チプリとたまにヘッズアップになることがありますが、とりあえずブラフはせず互いに話が通じる感覚は残しておいた方が重要だと思います。バトロワにおいてチプリと争うメリットはほとんどありません。むしろチプリに媚びを売る協力していくことがバトロワで順位を上げる重要な要因だと思います。互いにこの人とは話が通じそうだなと思っているゲームは大体うまく進むことが多いです。
5:ICMの押し付けが下手なチプリからチップを奪う
一方自分がボトムの場合、ICMの押し付けが下手なチプリというのは結構な頻度で現れるので、彼らからチップを奪ってボトムを脱出するのは有効な戦略です。オールイン要求が下手なチプリのハンドは弱い傾向があります。
飛びぬけたチプリでもないのに4bbオープンでスチールを何回も試みたり、気軽にオールインできるボトムに対してオールイン要求をしている「なんか下手だな」と思うタイプのチップリーダーにはqハイくらいでもコールしていいと思います。kハイあれば十分でしょう。個人的な意見として彼らはチプリなのにどこか必死な雰囲気があります。タイムテルでちょっと逡巡してオールイン要求してきたのでオールインしたら57sが出てきたことがあります。
4~5位のマイナスを恐れる気持ちはわかりますが、弱そうなオールイン要求に挑戦してボトムから脱出するほうがバトロワの動きとして正解な気はしますし、チプリに大きくマイナスさせられれば1位を取れる期待値も上がるのでアクションとして肯定されると思います。4位が確定してるならかなりの割合で挑戦したほうがいいでしょう。
逆に平均スタックプレイヤーの3bb オープンは大体ajo+くらいなのでa8o程度でオールイン勝負するのははスタックに余裕がない場合を除いてやめたほうがいいと思います。
6:無理のあるスチールやオールイン要求をしない
逆に自分がICMを押し付ける立場の場合、慎重に押し付けるのが無難だと思います。
大原則としてバトロワで生き残っている得られる順位ポイント>>スチールで稼げる利益であり、自分のスタックが相手を十分カバーしていなかったりフォールドエクイティの低いボトム相手にむやみやたらにスチールを仕掛けるのはやめたほうがいいと思います。
・リスチールオールインされたら降りれるベッドサイズか
・コールされても最低限戦えるハンドか
・自分は相手のスタックを十分カバーしているか
・見るからに飛びそうなボトムがちゃんといて、ICMを押し付けられる状況であるか
・自分が相手から恐れられているか
このあたりをスチールする前に十分検討したほうがいいと思います。スチールは1試合で1-2回成功すれば十分だと思います。スチールに積極的になりすぎてボトムになるという本末転倒なパターンは避けましょう。
最終盤(平均10bb以下)のレイズは弱いですし、チプリの圧も弱くなるのでaofでいいと思います。
そこそこのハンドが入っているがオールインしたくはない時はリンプインなどの戦略もありますし、最後の重要局面でオールイン要求すべきかどうかは慎重に考えるべきだと思います。t9sとかならリンプイン、オールインが返ってきたらフォールドで十分ではないでしょうか。
ついでにいうとオールイン要求するよりも自信満々にオールインしたほうが強そうなので、フォールドエクイティが若干高い気がします。
7:後ろに3人いて、3人とも自分をカバーしているか同等スタック時にa8oくらいのハンドをオールインしない
パワーナンバーは非常に有効です。ただ、6位のリスクがあるかどうかやチップ状況でさらにパワーナンバー表は変わると思います。個人的には自分が10bbで後ろに12bb,17bb,25bbがいる時にa8oはフォールドするくらいの感覚でやっています。
この辺は本当に相手のプロフから考える雰囲気とそれまでのアクションの総合評価の判断次第です。自分が相手をどう思ってるかだけでなく、相手から自分がどう見えているかも判断材料になります。
私の場合10bbだったらまだフォールドエクイティを維持したまま次のハンドを待てると考えています。
9:最終局面でaxoの扱いを慎重にする
最終盤のオールイン合戦において、卓の状況次第ですがaxo(x<8)は弱い部類に入ります。最終盤面になると流石に順位を意識したプレイヤーが多いので、オールインレンジもタイトになります。後ろのプレイヤーのタイト具合から見てこの人がオールインしてくるならajo+くらいだと当たりをつけておいたほうがいいですし、ずっとフォールドしている人がいたら”そろそろハンドが入っていそう”と勘を働かせるのも大事だと思います。最終盤面で一番多い死因はajo+vs axo(x<8)だと思うので、それを踏まえてaxoの扱いは慎重にしたほうがいいと思います。
10:ショートが反射的にオールインしてきたらほぼプレミアハンド
上の状況ではショートのmpがスナップでオールインしてきて、自分は4bbオールインに対し一応カバーできるスタックサイズです。ajoというそれなりの勝率のあるハンドも入っているのですが、タイムテルで相当危なそう・負けたら自分がボトムで6位を取る可能性がぐっと高まるのでフォールドしました。結果的にドミネーションを回避出来ました。それまでじっとしていたショートがいきなりオールインしたらまずプレミアハンドだと思ったほうがいいでしょう。
11:ショートスタックがレイズして来たら要注意
卓の平均が10bbの状態で5bbのショートが2bbレイズしてきた場合、プッシュを知らない初心者かkk+の傾向があります。体感40%くらいでkkかaaだと思ってます。普通にオールインしたほうがいいのにブラフインデュースしてくる時点でろくでもないことが多いので、kjoくらいならフォールドしたほうがいいと思います。ajoでもフォールドしたほうがいいかもしれません。
12:ブラインドアウトまで粘るなら84oでも4bbオールインしたほうがいい
自分が4bbでボトムであり、後ろに10bb、13bbがいたとします。自分の手元には84oがあるとします。この状態で6人全員生き残っていたとしてもオールインします。自分が84oでも後ろ2人がt6oと23oである可能性にかけたほうが合理的だと思うからです。
ここでフォールドしてsbもフォールドしてウォークしたとすると、次のターンでcoでa4oが来ても自分は3.6bb、sbが15bb近くなのでコールされる可能性が高いですし、後ろに3人も控えている状態になります。coでもトラッシュハンドが来てフォールドしたら基本的にブラインドアウトになって6位になる場合が多いでしょう。単純に考えると
btnで84oaiで実現するフォールドエクイティ>co以降でakが来て共謀されずに実現するフォールドエクイティ
となると考えているので、勝負時は潔く自信満々にオールインしたほうがいいと思います。
最初に書いた通りこれは負けても仕方のない6位のパターンです。6位のリスクがあるのは仕方ありませんが、結局それだけタイトな卓なのでフォールドエクイティは高い場合が多いと思います。また84oはドミネーションされるリスクも低いので”まだ強そうに見えるうちに”プッシュしてブラインドを奪うほうが生存戦略として合理的だと思います。
13:共謀してAAを生み出す
自分のスタックが少ない時に共謀に投資するかどうかの判断ですが、5bb残るなら基本すべきだと思いますし、2位で満足するなら2bbを割っても参加したほうがいいと思います。
自分は共謀こそがランクマで順位を上げる最大の要素だと考えています。共謀して相手を飛ばせる確率はAAでヘッズアップした時の勝率くらいというのは意識しておいたほうがいいでしょう。共謀とは何か、と考えた時に私は「AAを疑似的に生み出す」ということだと思っています。
ショートスタックの誰かを倒すための戦略として「暗黙の共謀」がある。
例えばスーパーサテライトで、上位5人が大きなトーナメントの参加権を得られるとしよう。6人が残っていたとして、ビッグブラインドのポジションがきてしまった1人の不幸なショートスタックを除いて、十分なチップを持っている。この状況ではカードの強さに関係なく全員でコールすべきだ。ビッグブラインドが5人のランダムハンドに対して生き延びる可能性は17%にしかすぎない。フロップ、ターン、リバーにおいてのベットは、どんなに良いハンドを持っていたとしても間違いである。ショートスタックを倒してくれるかもしれない他のプレイヤーをベットで脅かす必要はまったくないのだ。以前、上位5人からが入賞で、残り6人となったトーナメントがあった。私はATで参加し、フロップにAT4と落ちツーペアができた。愚かにも、私はそこでベットしてしまった。オールインしていたショートスタック以外は全員降りた。ショートのハンドは74でターンで4が落ち、ショートが勝った。私がベットによって降ろしたプレイヤーの1人はK4を持っていたため、彼が残っていればショートを倒してくれていたはずだった。私は彼をプレイに参加させておくために、ベットすべきではなかったのだ。ショートスタックは奇跡的な復活を遂げ、彼に飛ばされた私がバブルとなった。
共謀を行うだけで疑似的にAAを場に生み出せると考えると、中盤から共謀を見据えて動くのが有効であることが伝わると思います。中々思い通りにはいきませんが、共謀してサクッとヘッズアップに到達できると結構気持ちいいです。
14:ウォークを計算に入れる
無理にbtnからk8oなどでスチールオールインを仕掛けるより、テーブルのウォークの頻度を概算しておきましょう。自分のスタックが少なくなってきて余裕がなくても、bbでブラインドが勝手に入ってくる可能性はそれなりにあります。卓の中でウォークが頻発しているなら無理にオールインするよりウォークの発生にかけるほうが合理的だと思います。特に右のプレイヤーが大人しいかどうかはよく観察したほうがいいと思います。
15:終盤のパチンコタイムで上振れは必要
終盤でフォールドエクイティがゼロになった状態(3人残っていて互いに1~3bbなど)だと結局オールインで勝たなければならないので、最後に運任せで腹を括っておくのは大事だと思います。2位以上になるにはオールインで1回は勝たないと難しいでしょう。ヘッズアップはまた別の世界ですし私も勉強不足ですが、とりあえずそこに行くまでに最低限の上振れは必要です。結局運ゲーなので3位で+1を食らっても割り切って次のゲームに行ったほうがいいと思います。
2900以上は3-3-1-4-2-3のようになるべく下限を4位以上にして上振れでポイントを盛る必要があるので、損失を出さないようにして試行回数を増やすことが大切になります。
16:他のプレイヤーがICMなど意識していないことを理解する
その卓の中で、2600以下は基本的に順位など気にしていません。終盤でいいハンドが入ったら即オールインしています。チプリなのにセカンドチプリのオールインを22で受けるとかザラに起きます。ポカチェの最終盤においてはICMに基づいて動くべきですが、他のプレイヤーが異常にリスクを取るためにICMともまた乖離した動きが必要になると思います。基本的にはICMよりさらにタイト、順位をひたすら守る動きが推奨されます。
上述の通りウォークによってまだ生きられる可能性もありますし、よくて3位だと判断するならむやみにオールインしないのも手だと思います。本当にICMなど関係なく66が入ったらオールインして飛ぶプレイヤーが多いので、ギリギリになるまでできるだけリスクを取らないほうがいいと思います。
17:2900台になったら帰宅中とかにやらない
2900くらいになったら流石に帰宅中とかにやるのはやめたほうがいいと思います。自分の体感で何か作業をしながらやる場合の6位を取る率はかなり高いです。頭の容量を全てポカチェに注いだ方がいいと思います。
以上自分なりにポカチェの打ち方をまとめてみました。ある程度ポカチェという環境と分散にアジャストするには、上記の打ち方と戦略を取っておくと2700は安定すると思います。ランクマはキャッシュゲームではなくバトロワです。皮は同じでも中身は全く違います。
感覚的にはマリカーで1位をひたすら走るより打開作戦を取ったほうが合理的なのに近いと思います。とりあえずポカチェはグランツーリスモではなくマリカーという認識でプレイするのをおすすめします。
以上自分の中に溜めていたものをまとめてみました。何かの役に立てば幸いです。


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