仏サノフィ、米バイオ医薬品ブループリント買収で合意 91億ドル

サノフィとリジェネロンの慢性肺疾患薬、後期試験で全目標達成
 3月23日、仏製薬大手サノフィが米リジェネロン・ファーマシューティカルズと共同開発したぜんそく治療薬「デュピクセント」は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療薬候補として後期臨床試験ですべての目標を達成した。写真はサノフィのロゴ。パリで昨年6月撮影(2023年 ロイター/Benoit Tessier)
[パリ 2日 ロイター] - フランスの製薬大手サノフィ(SASY.PA), opens new tabは、希少免疫疾患などの治療薬を開発する米バイオ医薬品会社ブループリント・メディシンズ(BPMC.O), opens new tabを買収することで合意したと2日に発表した。
買収条件は1株当たり現金129ドルで、ブループリントを約91億ドルと評価した。
サノフィは、米欧で承認されているブループリントの全身性マスト細胞症(SM)を治療する分子標的薬アバプリチニブ(Ayvakit/Ayvakyt)や、アレルギー・炎症性疾患治療薬候補のBLU-808などを得る。
ブループリントの株主は、サノフィから1株当たり129ドルの現金とともに、BLU-808に関連した譲渡不可能なCVRを受け取る。このCVRはBLU-808の今後の開発および規制上のマイルストーン達成に対し1CVR当たりそれぞれ2ドル、4ドルを受け取る権利を有する
想定されるCVRの支払いを含めると、買収額は約95億ドルに相当する。
サノフィのポール・ハドソン最高経営責任者(CEO)は「(ブループリントの買収は)当社の希少疾患および免疫学ポートフォリオの戦略的前進を意味する。買収は当社のパイプラインを強化し、世界有数の免疫分野の製薬企業への変革を加速させる」と述べた。

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