埼玉県川口市などに住むトルコ国籍のクルド人ら11人がX投稿で名誉を傷つけられたとして、フリージャーナリストの石井孝明氏に慰謝料など計500万円の損害賠償を求めた訴訟について、東京地裁(大須賀寛之裁判長)で和解が成立していたことがわかった。11月14日付。外国人がジャーナリスト個人を集団で訴えた異例の裁判だった。
訴えによると、石井氏は令和5年5月以降、Xで原告らについて「テロ組織の関係者」などと投稿。原告らは6年3月に提訴していた。
石井氏が公表した和解文は、石井氏がX上で「正当に滞在しているクルド人を攻撃的と捉えられかねない表現で批判し、誤解を生じさせたことで、結果として相当数の閲覧者が偏見を有するに至ったとして、投稿を撤回し謝罪する」となっている。
石井氏は取材に対し「言論活動に違法行為があったとするものではなく賠償もない。これまで通り埼玉県民の側に立った報道を続けたい」と話した。
原告は当時、川口市のクルド人団体「日本クルド文化協会」代表のシカン・ワッカス氏や事務局長のワッカス・チョーラク氏ら。シカン氏は当時チカンと名乗っていたが、シカンに改名したという。シカン氏は取材に対し「産経新聞にはコメントを出したくない」と話した。
川口のクルド人ら11人、日本人ジャーナリストを異例の提訴「人権侵害だ」500万円請求
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