北九州の中学生殺傷1年、生徒の父「咲彩はどんな高校生に」…被告「イライラしていた」「遺族に伝えたいことない」
被告謝罪なく
平原被告は12日、勾留先の福岡拘置所小倉拘置支所(北九州市)で取材に応じた。被告の説明によると、20歳代前半から精神科に通って服薬しており、数年前に離婚した後は一人暮らしだった。護身用などで自宅や車に複数の刃物を所持していたという。
事件当時は精神的に不調で「イライラしていた」と話した。当日は現場近くで「(被害生徒から)ばかにされた」ため、店まで追いかけて刺したと主張。ただ、「殺意は全くない」とした。被害者や遺族に伝えたいことは「ない」と述べ、謝罪はしなかった。
福岡県警は「被害者にみじんも落ち度はない」としており、平原被告が生徒側に一方的に怒りや不快感を募らせたとみている。裁判では刑事責任能力の有無や程度が争われる可能性があり、検察側と弁護側が争点などを協議している。現時点で公判開始のめどは立っていない。