AI利用で国家が炎上?過激化する「反AI」というカルトその知られざる実態
生成AIを利用したというだけで、個人や企業、果ては国家の公式アカウントまでもが激しいバッシングに晒され謝罪に追い込まれる、そんな信じがたい現象が、日本のSNS上で頻発しています
特に太平洋の島国ナウル共和国の公式Xアカウントが、AIイラストを投稿したことで誹謗中傷の標的となり一時的な活動休止に追い込まれた事件は、多くの人々に衝撃を与えました
この記事では、AIイラスト利用者を集団で攻撃、誹謗中傷や犯罪行為を繰り返す「反AI」の実態に迫ります
なぜ彼らはこれほど攻撃的なのか?彼らの主張に正当性はあるのか?そして、その活動が日本社会全体にどのような影響を及ぼしているのか?その実態を一つずつ解き明かしていきます
AIイラストを投稿しただけで、国家アカを活動休止に追い込む攻撃性
彼らの常軌を逸した攻撃性を象徴するのが「ナウル共和国炎上事件」です
約60万人のフォロワーを持つナウル共和国の日本語Xアカウントは、親しみやすい投稿で絶大な人気を誇っています
問題の発端は2024年9月2日、同アカウントがXの公式AIツール「Grok」で生成したナウルの風景画像を、「今日も観光局の仕事をしたことにしとこう」というキャプションと共に投稿したことでした
しかしこの直後、「反AI」を掲げるアクティビストからの苦情が殺到し、アカウントは投稿の削除と謝罪に追い込まれます
事態はそれで収まらず、攻撃的なDMやさらなる謝罪強要が続き、ついには「未開の部族」「変人の集まり」といった、国家そのものを侮辱する誹謗中傷が繰り返されるまでにエスカレートしました
国際問題に発展しかねないこの執拗なハラスメントにより、ナウル共和国のアカウントは活動の一時休止を発表せざるを得なくなったのです
休止期間を経て活動を再開した後、3ヶ月後に発表された声明は、彼らが受けた被害の深刻さを物語っています
この常軌を逸した攻撃性は、一体どのような人々によって引き起こされたのでしょうか?
「反AI」活動家の正体:その意外な共通点
反AIを掲げるアカウント、その中核を担うのは、主に商業的に成功していないイラストレーターであり、彼らの根源的な動機は、生成AIによって自分たちの仕事や収入が奪われることへの強い恐怖心です
その恐怖は論理的な議論ではなく、「AIイラストに努力がない」「魂がこもってない」といった主観的な感情論を用いてAI利用者を攻撃します
こうした感覚は、フォロワー数が極端に少なく、活動家同士で相互フォローし合う閉鎖的な「エコーチェンバー」の中で増幅され、正当化されていきます
その結果、誹謗中傷や名誉毀損といった、単なる「口の悪さ」では済まされない犯罪行為へためらいなく踏み込んでしまうのです
彼らがこれほどまでに攻撃的になる根拠として掲げるのが、「無断学習は違法」という主張です
しかし、その主張は法的に見て正当なものなのでしょうか。
「無断学習は違法」はただの"言いがかり"である
反AI活動家が掲げる中心的な主張は、「AIによる画像の無断学習は盗作であり違法だ。だからAI利用は悪である」というものです
しかし、この主張は日本の法律や政府の見解とは大きく食い違っています。
日本の著作権法第30条の4では、AI開発のための学習目的であれば、商用・非商用を問わず、著作権者の許諾なく著作物を利用することが認められています
日本の著作権法30条の4は、(英国・EU等と違って)「適法アクセスされたものに限る」みたいな条件が条文上なく、海賊版が混入していても“情報解析”としては原則適法です(詳しくはリプに続けて掲載するSTORIA法律事務所の解説記事にリンクを掲載しています)
文化庁も「学習自体は合法」との見解を示しており、問題となるのは、特定の著作物(例えば『ONE PIECE』のルフィ)と酷似した生成物が出力され、それが著作権を侵害する場合に限られます
つまり、日本の法律と政府の立場に照らせば、「無断学習」を理由にAI利用全体を非難することは、単なる「言いがかり」に過ぎません
彼らの本当の関心は法的な正当性ではなく、自分たちの仕事が奪われることへの危機感にあり、誹謗中傷などの犯罪行為の正当化にあります
法的な正当性を欠くにもかかわらず、彼らの過激な活動が社会に与える影響は深刻です
その最たるものが、日本の競争力を蝕む「萎縮効果」です
日本の競争力を蝕む「萎縮効果」
反AI活動がもたらす最も深刻な問題は、日本全体のクリエイティブ産業や経済に与える「萎縮効果」です
企業や個人のクリエイターが、たとえ合法で効率的な手段であっても、炎上やハラスメントを恐れてAIの活用を躊躇してしまう現象が起きています
この状況は、日本の国際競争力を著しく損なうリスクをはらんでいます。
競合国である中国や韓国ではAIを積極的に活用し、キャラクターグッズなどを迅速かつ安価に生産しています
一方、日本ではネット上の過激な活動を恐れるあまりイノベーションが停滞し、スピードとコストの両面で遅れを取っているのです
同じくAIによって仕事が代替されるリスクに直面しながら、全く逆の反応を示しているのがプログラマー業界です
彼らの多くはAIを生産性を向上させる強力なツールとして受け入れ、今やAIを使わないエンジニアは非効率だと見なされる文化さえあります
この違いの背景には、技術や知識に対する文化的な姿勢の差があります
プログラマー業界には「自分の作ったものを皆に使ってもらうことが名誉」という文化が根付いています
彼らはコードを独占せず、「GitHub」のようなプラットフォームで公開し、「どうぞこのコードをコピーして使ってください」と共有を推奨します
このオープンな文化が、業界全体の生産性を飛躍的に高めているのです
まとめ
一部の過激で声の大きな「反AI」グループが、誹謗中傷と誤情報によって恐怖の雰囲気を醸成しています
彼らの活動は、日本のクリエイティブ分野における技術革新を妨げる「萎縮効果」を生み出し、国際競争力を著しく損なう結果を招いています
合法的な技術利用に対して執拗な攻撃が繰り返され、国家の公式アカウントまでもが活動休止に追い込まれる現状は、決して看過できません
ナウル共和国の日本アカウントが表明した声明のように、単なる非難ではなく、誹謗中傷や犯罪行為には屈しない姿勢を表明することが大切です
一部の過激な声が、技術革新の芽を摘み、日本の未来そのものを脅かすとき、私たちは表現の自由と社会の発展をいかに両立させていくべきなのでしょうか
この記事は星野ロミが音声形式で自身の意見や調査結果を録音したファイルをAIを用いて記事化したものです
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