大人になってからクイズ感覚で計算問題にチャレンジしてみると、子どものころには感じなかった面白さに出会えることがあります。
テストの点数や成績を気にしなくてよいからこそ、純粋に「分かった」気持ちを楽しめるのかもしれませんね。
今回の問題も、ぜひ気楽に挑戦してみてください。
問題
次の計算をしなさい。
120+400×0.5
解答
正解は、「320」です。
「思っていた答えと違った」という人は、次の「ポイント」を確認してみましょう。
正解するために必要な計算ルールを復習できますよ。
また、計算を簡単にするちょっとした「裏技」についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
ポイント
この問題のポイントは、「400×0.5の計算の仕方」です。
まず、この問題はどこから計算すればよいか分かるでしょうか?
最初の120+400から計算してしまうのは、NGです。次の計算順序のルールを見ると、その理由が分かります。
<計算順序のルール>
次の順序で計算します。
1.括弧の中※()や{}などの種類があります。
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算
※同じ優先順位の計算がある場合は、左から計算します。
足し算と掛け算では、掛け算の方から先に計算をしなければならないことがわかりますね。
では、さっそく400×0.5から計算をしていきましょう。
120+400×0.5
小数を掛けるときは、「一度小数点をずらし整数にして掛けてから、あとで小数点を戻す」という手法を取ります。
具体的には、次のように計算します。
ステップ1:0.5の小数点を右に一桁ずらして5にする
ステップ2:400×5を計算する(答えは2000)
ステップ3:ステップ1でずらした小数点を戻す(2000の小数点を左に一桁ずらして200にする)
次の図を見ると、計算方法がよく分かるはずです。
この200と120を足せば、答えが求められますよ。
120+400×0.5←先に掛け算をする
=120+200←次に足し算をする
=320
【裏技】×0.5を÷2として計算する
実は、×0.5を÷2として計算することもできます。
0.5=1/2なのでA×0.5=A×1/2=A/2がなりたちます。つまりA×0.5はAを2分の1にする計算なのです。
このように考えると、400×0.5=400÷2=200と簡単に答えが出せます。
まとめ
今回の問題は、いかがだったでしょうか。
途中で計算が止まってしまった、答えが間違っていたという人も大丈夫です。今回「掛け算は足し算よりも先にすること」と「小数の掛け算は一度整数に直してから後で小数点を戻すこと」を復習できたので、次に同じような問題に出会ったときには正解できるようになっているはずです。
引き続き、他の計算問題にもクイズ感覚でチャレンジしてみてくださいね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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