【東京・浅草】このデミグラスを知ってしまうと戻れない。裏浅草の名洋食『グリル佐久良』
どうも、洋食と烏龍茶を愛する“のんある男子”です。
浅草駅から徒歩10分ほど。浅草寺の裏手、いわゆる“裏浅草”と呼ばれる住宅街に、静かに暖簾を掲げる老舗洋食店『グリル佐久良』があります。1967年創業。派手さはないものの、知る人ぞ知る名店で、特にビーフシチューとタンシチューは都内でも指折りの評価を受けています。
一時は閉店を余儀なくされましたが、味はしっかりと次の世代へ継承され、現在はお孫さんを中心に見事に復活。長年のファンも、初訪問の人も、変わらぬ味に静かに感動する一軒です。
昭和の空気が残る、心落ち着く店内
外観はダイヤ柄の擦りガラスが印象的な昭和アンティーク調。
店内はカウンター8席とテーブル2卓のみのコンパクトな造りで、ペンダントライトの柔らかな灯りが、どこか懐かしい空気を演出しています。壁にはテレビ取材時の写真が飾られ、長い歴史を感じさせます。
ほろほろ肉と史上級デミグラスの破壊力
この日いただいたのは《タンシチュー》(3,500円)と《エビフライ》(2,100円)。
タンシチューは厚切りのタンがごろりと盛られ、しっかり煮込まれていながら繊維感は残し、噛むたびに旨味があふれます。よくある洋食店のタンシチューとは一線を画す完成度で、「これを食べたら他では満足できなくなる」と言われるのも納得。
そして圧巻なのがデミグラスソース。濃厚で深いコクがあり、雑味が一切ない。正直、このソースだけでご飯一膳いけてしまうほどで、この味なら価格にも素直に頷けます。
エビフライは大ぶりなものが3本。
衣はサクッと軽く、中はプリプリ。レモンを絞っても、タルタルを合わせても抜群で、洋食の基本を完璧に押さえた一皿でした。
浅草で“本物の洋食”を味わうなら
派手な演出はないが、皿の上には積み重ねた時間と技術が詰まっている。
『グリル佐久良』は、そんな言葉がよく似合う洋食店です。ビーフシチューとタンシチュー、どちらも看板に偽りなし。裏浅草という立地も含めて、わざわざ足を運ぶ価値のある名店だと思います。ごちそうさまでした。
【店名】
グリル佐久良(インスタの動画はこちら)
【場所】
東京都台東区浅草3-32-4
つくばエクスプレス 浅草駅 徒歩8分
東京メトロ銀座線、東武伊勢崎線 浅草駅 徒歩9分
【営業時間】
月・木・金・土・日
11:30 - 14:00
17:30 - 20:30
【定休日】
火・水
【ひと言】
ここは、いろいろ試してみたい。