地方大学の教員の生態②(仕事と付き合う相手が重要だよ)

あれから6年?
パンデミックの2年前?くらいだろう...
学内情報で、ある教員の訃報があったのだ。
いつもは「私に関係無いからスルー」なのだが、その名前にビックリ。
私が頼りにしている玉さん(たま教授)が亡くなったのだ。

玉(たま)教授は、若手の面倒見が良く、仕事も一生懸命で業績も多く、学部の裏のボスで実際には玉さんが学科を制御していた。
しかし、それは玉さんの「大きなストレス、自身の私生活の犠牲」で成り立っていたのだ。

ストレス発散のため、毎日、大量の飲酒、それが原因で嫁と仲が悪くなり、それを飲酒で押さえ込む日々...典型的なアル中である。

<アル中の教授の末路>
玉さんの嫁は、冷酷な女である。
玉さんが60歳になったタイミングで離婚宣告し、一緒に住んでいた自宅(40坪の2階建)を玉さんから奪い取ったのだ。
その結果、玉さんは豪邸を追い出され小さな(学生用)アパートに引っ越して一人暮らしをする事に...
(それが玉さんが、孤独死になるきっかけになるのだ)

玉さんは、40代前半で教授、外部資金も多く取得し、博士学生と修士学生も多く指導していたのだが、、、心から信頼できる子供(嫁いで別居)、嫁や友人がいない様で、心の寂しさ孤独を感じており、それを多忙な仕事で打ち消していた様だった...

<玉(たま)教授の死因>
これが、なんとも悲しい死にかたなのだ。
玉さんは、嫁にも冷遇されていたため、心の寂しさを同僚(康(やす)さん)や共同研究(麿(まろ)くん)と一緒にいることが多かった。
玉さんは、ストレス性の大量飲酒から、肝臓ガンを患ったが、早期発見で即手術、完治に向かっていた。

ここまでは良いのだが、「康さんと麿くんらが、退院祝いを主催して、退院後に居酒屋のハシゴ酒に誘ったのだ」....最悪である。
玉さんは、久々の酒の席が嬉しく、それ以上に、康さん麿くんが、自分(玉さん)のことを思ってくれていることが、心から嬉しかった様だ。
(手術後のガン患者を居酒屋に誘う奴は、最低だよな)

皆、徒歩で(居酒屋を変える)移動中に、玉さんは足がもつれて、転んで手術した所を強打してしまったのだ。
最悪なのは、その姿を見た康さんと麿くんたちは「大爆笑」...誰も「大丈夫ですか?」と言わなかったようだ。

玉さんは、その後すぐに一人暮らしのアパートに帰宅し、そのまま一人で亡くなってしまったようだ。
悲劇である。

しかも...私が玉さんの卒業式(お葬式)に参列した時だが、麿くんも来ていた。
しかしヘラヘラ顔しながら、私の所に来て、死因について(上記の内容)私に話してくれた。
最後に「アホでしょ〜玉さん、最後(死因)までアホでしょ...あははぁ」と耳を疑うことを言っていたのだ。
クソ野郎とは、こいつの事を言うのだろう。

この麿くんは、玉さんが開発したと言われるシステムを使って起業している経営者だ。
なんだろ?コイツは、サイコパスか?

<ここで問題は2つ>
玉さんは、下記の課題2つの誤りに気付かず(定年前)64歳で酷い死にかたをしてしまった。
私は玉さんのことを聞いたおかげで、「マジメに罠」にかかっていることに気付けた。
それで仕事の意味(やり方)を見直すことができた。
私の場合は、玉さんの二の舞を避けられた。


課題①: まったく不平等な関係(ノンアサーティブ)

玉さんと、取り巻き(冷酷な嫁、康さん、麿くん)との歪んだ関係性である。

彼らは、玉さんの事を「ゴリラ顔、北京原人、マヌケ」と時々、馬鹿にした表現したり、酒代を払わせたりするのだ。
しかしながら、こんな冷遇されている玉さんは、彼らを最高の友人として最高にもてなす(論文の共著、研究費申請の共著)愚行をするのだ。

その理由は、玉さんが(心が寂しく一人になりたくない)、康さん、麿くんを1番の友人と考えているため、失いたくない一心からくる愚行、奇行なのだ。
(可哀想に....(涙))

課題②: 仕事を頑張りすぎた
これは皆さんも経験あるでしょ?
仕事を最優(仕事のための人生)にしてないだろうか?

私も4年(コロナ)前まで、仕事の鬼で、玉さんのことを尊敬していた。
(頑張りすぎて肩に力が入り過ぎて、結局は実績が出なかったけどね)
大学教員は基本的にマジメなので、たとえ辛いと思っても、痛み止めを飲みながらでも一生懸命働く人種だ。

問題は、マジメ過ぎが度を過ぎると、家庭を犠牲(家族崩壊)にして、自身の身体(不眠症、不安症、癌)を壊してまでも頑張る必要はあるのか?である。
(これには、脳内麻薬ベータエンドルフィンを欲してしまい、過労死に向かう様だ)
https://note.com/life_work_lab/n/n1cdcfec76984

私は「勝間勝代さんの書籍:マジメの罠」に出会えて、良く良く自分の働きかたを考えた。その後にパンデミックで在宅の時間が増えて、、結論が出た!
正しくは「人生のための仕事が重要」
間違いは「仕事のための人生」

それに気付き、今では家庭円満(週末は公園、プール、弁当作ってピクニック)になり、家族にためにガッツリとファイトが湧き、いい発想(アイディア)が湧き、短期集中、最大級の成果ができる好循環が作れたのだ。

嫁に感謝!
子供に感謝!
勝間勝代先生に感謝!
玉さんに感謝!

彼らの一つでもかけたら、今の私は死んでいた。
それは間違いない。
(実際、同僚の一人は45歳で大量飲酒で孤独死していた)

皆さんは「仕事のための人生」になってないだろうか?「マジメの罠」に気付き、罠を回避することで、

「人生のための仕事」と考え方を変えることで、多くの幸せ(結婚、子供、仕事の成果、良い人間関係、健康な身体)が得られるよ!

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コメント

1
研究村
研究村

玉さんの妻が冷酷とは思わない。依存症に陥った人を助けて、そばに居続けるのは専門家でも難しい。彼女も彼女の心を守るために、離れることが必要だったのではないかと考える。(もちろん当人同士のことなので分からないけど・・・)女性は男性のケア・更生施設ではないと思う。

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