パワポテンプレ自動生成ツール PaletteGen pptx リリース
「理想のテンプレートとは何か」というのはプレゼン界隈のお仕事をしている人にとってはある意味で永遠の課題かもしれません。
今回、『刺さるプレゼン全書』を執筆するにあたって自分なりに検証を重ねてわかってきたのが「いいテンプレートはカラーパレットが徹底している」というもの。
とてもシンプルなルールなのですが、これが実際のパワポのファイルにするとなると結構手間がかかって
企業のキーカラーやキービジュアルなどからピックアップする色を選定する(← めんどくさい)
その色がプレゼンスライドで映えるかどうか検証する(← めんどくさい)
検証が終わった色を一色ずつパワポのカラーパレットに設定する(← すごくめんどくさい)
というプロセスを踏むことになります。
このようにいろいろ面倒なので、Webサイトなどのスクショ画像からカラーを読み取ってパワポのカラーパレット化までを自動化するツールを作ってみました(主に自分用に)。
作ってみたらかなり便利だったので、みんなが使えるように公開してみました。こちらのリンクからどうぞ。
使い方
非常にシンプルなツールで、使い方は簡単。
①Webサイトやキービジュアルなどの画像をアップ
②テンプレに載せたいロゴがあればアップロード(なくてもOK)
③pptxファイルをダウンロード
これだけ。簡単シンプルです。
ダウンロードできるのはこんなテンプレート。
スクショ画像からカラーを抽出する
このツールの鍵になっているのが、Webサイトなどのスクショ画像から自動でキーカラーを抽出する機能。
単純に「面積の多い色」を選ぶのではなくて、プレゼン目線で「数は少ないけれど、鮮やかで目立つ色」というのをメインカラーとしてピックアップできるよう調整しています。特にこの部分にプレゼン屋としての知見が活きるように作りました。
グラフもきれい
パワポのデフォルトだと、グラフを出すと初期状態ではこういう色になってしまいます。
もちろんここから色をひとつひとつ設定していけばきれいになりますが、これもまた面倒。
これがどうしても気に入らなかったので、このツールではグラフをポン出ししただけでこんなふうに「キーカラー+グレーのグラデーション」というスタイルが自動で出てくるように作りました。
パワポのテンプレはどれもグラフがカラフルになりがちなので、ありそうでなかなかない便利なテンプレートになっています。
ロゴも入れられる
企業ロゴやイベントロゴをアップすると、pptxのスライドマスタにきちんと反映される仕組みになっています。各社でサイズが異なるロゴですが、どんなロゴでも程よい位置とサイズで自動で入ります。
製作背景
ツール制作はGeminiがメインで、デバッグにClaudeとChat GPTを使いました。一度でうまくいくわけでないので、何度も指示を繰り返したり、特にパワポを生成するpptxgenjsのパラメータの指定に関しては自分が細かく書き直したりしています。
← 最初はGeminiにこうやって指示してたけど(これも読み解いてくれるからすごいと思う)
— FUJI / Presentation designer (@yoshifujidesign) December 4, 2025
指示画像作るのも面倒になってきて結局自分でこれ →
どちらでも直す方法があるのは便利でした。 pic.twitter.com/GJdSQ89aot
UIも工夫して、PC画面のスクロールなしで直感的に操作できるようにしています。
ひとまず無料でどうぞ
この自動生成ツールは、ひとまず誰でも無料で使えるようにしていますので、使ってみてください。個人での利用でしたら商用利用も可能です。
企業様などでカスタマイズを含めて正式に導入したいといういう場合がありましたら contact@re-presentation.jp までご連絡ください。
最後にちょっと宣伝です。今回のこのツールで生成できるテンプレートはかなりシンプルなものですが、最新の拙著『刺さるプレゼン全書』特典付録では、画像あり動画ありイラストありアニメーションありの作りこまれたテンプレートを100スライド以上用意しています。
書籍購入者は無料で使えますので、よければ書籍の方も手に取ってみていただけるとうれしいです。



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