部外者は青春の世界で図書館の夢を見るか?   作:何様だって!?部外者様だよ!!

21 / 23
なんと、皆様のご愛読のおかげでUAがとうとう10000を突破しました!!!!!重ね重ね、いつもご愛読本当にありがとうございます!!!!これからもゆっくりとではありますが続けていきますので、これからもこの先も【部外者は青春の世界で図書館の夢を見るか?】をよろしくお願いします!!!!

あっちなみに「ご都合主義」タグを追加しました。なんかそういう節があると作者的には思ったのでね...

あ、今回ちょっと残酷です。イオリ推しの人申し訳ない...





第二十一幕:錆と危機的状況

 

 

「ターゲット、沈黙.,.ではありません、一人こちらに向かってきています!」

 

「はあ?一人?」

 

銀鏡イオリは油断していた。いままで風紀委員会を悩ませてきた便利屋68とはいえ、この数には敵わないと思っていたからだ。

 

「どれどれ...なんだあいつ、結構良い体して...あいつヘイローが無いそ!?しかもなんか両腕に変なの巻き付けてるし!!」

 

銀鏡イオリは油断していた。たった一人、ヘイローのない人物がこちらに向かってきてたとして、どうしようもないと思っていたからだ。

 

「さて...」

 

勢いのままジカンのコアペつけて歩いて来たはいいけど、この数相手にこれはちょっと無茶かなぁと今更ながらに思い始めてる。どうすっかなぁ...

 

「おい!そこのお前!止まれ!」

 

イオリ話しかけてきたわ、これ平和的展開も行けるか...?

 

「急になんだ?」

 

「所属と名前を言え!」

 

「あんたは名乗らないのか?」

 

「良いからさっさと言え!」

 

「錆びた鎖派、ジカン」

 

オレ、ウソツイテナイ、エライ。まぁ別にどこの何の名前を言えとは言われてないからね。コアページの名前言ったっていいだろ、多分()

 

「錆びた鎖派とか聞いたこともないぞ!怪しいなお前!」

 

「そうかそうか...ところでさっき砲撃してきたのはお前らか?ラーメン食ってる最中に爆撃ぶち込まれてラーメンがおじゃんになっちゃったんだが...」

 

「はあ?知るか!私達は便利屋68を捕まえにきたんだ、邪魔するならお前も捕まえるぞ!」

 

(平和的解決は)ダメみたいですね...

まぁ穏便に暴力で解決と行くか。

 

「そうか...じゃあ、やり合うしかないみたいだな」

 

「!?総員戦闘準備!頭は狙うなよ?!」

 

「「「「「「は、はいっ!」」」」」」

 

うーわモブちゃんズ震えてるやん、もしかしてヘイローない人間に銃を向けるの初めてだったりするのか?...最低なこと思いついたわ。まぁでもそれなりに痛い目に遭ってもらいつつ、場を何とかするためにはこれしか無いよな...やるか

 

「おらぁっ!!」

 

ジャラリと刺々しい鎖を響かせ、揺らしながらイオリ目掛けて振るう。

 

「あっちょっ!」

 

そうして鎖がイオリの上半身に解けない形で巻きついた。

 

「痛い痛い痛い痛い!!!何だよこれ!?」

 

「よーし動くなよ風紀委員会、こいつの生殺与奪の権は握ったからな。つまり人質ってやつだ」

 

「はぁ!?」

 

しばらくすると、状況を確認したチナツが後方から出てくる。

 

「あの...イオリを解放してくれませんか?要求を聞かせてください」

 

「まずは人の朝飯中に迫撃砲ぶち込んでごめんなさいだろ?なぁ褐色」

 

鎖をギュッと締め上げる。

 

「痛い痛いって!!わかった!悪かったって!!」

 

「...誠意が死ぬほど感じられないが、まぁ良しとしておこう。所でこれを指示したのは誰だ?」

 

「...アコ行政官です」

 

「んじゃあそいつを出しな、そいつに話がある」

 

「わかりました。...ところであなたはもしかして傭兵王ですか?」

 

「チナツ、それマジで言ってる!?」

 

「気がつくのが遅いな。そうだよ」

 

「なるほど、最初から勝ち目のない戦いだったのですね...」

 

「いいからさっさとあの横乳を出せ、こいつの傷が更に深くなるぞ」

 

「わかりました、すぐ連絡します」

 

そうしてチナツが取り出した通信機でコールを掛けると、3コール目で横乳が応答して、ホログラムが出てくる。

 

「どうしましたかチナツ?任務は順調ですか?...って、何でイオリが捕まってるんですか!?てか傭兵王!?」

 

「相変わらず騒がしい奴だ。...アビドスに攻め込んできたのはお前の指示で合ってるか?」

 

「ええ、そうですが...なぜイオリが捕まってるかの説明をしてくれますか?」

 

「このバカが俺が朝飯食ってる最中に迫撃砲ぶち込んできたんだよ、おかげで俺の豚骨ラーメンがおじゃんだ。おまけにさっきまで腕がもげて上半身真っ黒焦げになってたんだぜ?酷いと思わないか?」

 

「はあ?腕がもげた?黒焦げ?じゃあ今ここにいるあなたは何なんですか?」

 

「そりゃ自己再生したからもげた腕も生えるに決まってるだろ」

 

「馬鹿馬鹿しいですね、付き合う価値もないです。」

 

「それは本当だよ」

 

便利屋68が出てくる。

 

「鬼方、というかお前ら逃げてなかったのか?」

 

「ええ、かつての仲間に任せるだけ任せて逃げるだなんて、そんなのアウトローじゃないわ!」

 

「カヨコさん、そういえば貴女は便利屋所属でしたね。...本当とはどういう事ですか?」

 

「さっきまで確かにアウトサイダーは大怪我してた、どうやって治したのかは知らないけど、GoodByeって怪物みたいな声が聞こえてきたから、きっとそれに関係してるんだと思う。」

 

あの声便利屋達にも聞こえてたのか...使う場面は見極めないとこの先色々とまずいことになりそうだな

 

「はぁ...貴女までそんなくだらない嘘に便乗するとは、見損ないましたよ...もう良いです、傭兵王、早く要求を言ってください。こっちだって暇じゃないんですよ?」

 

「ちょ、アコちゃんこいつを刺激するのはまずいって!!」

 

鎖を更に締め上げる

 

「いだいいだいいだいいだいって!!アコちゃんほんとこいつ刺激するのやめて!!」

 

「こっちからの要求は四つ。お前らが壊した柴関ラーメンへの店舗の弁償、大将への謝罪、ここからの即時撤退、アビドスへの許可のない侵入の禁止。どうだ?」

 

「その他の方はともかく、即時撤退は受け入れられませんね、私たちはそこの便利屋68を捕まえにきたのですから」

 

「アコちゃん!?!?」

「行政官!?」

 

「おう状況理解してるのか横乳、一応こっち人質いるんだぞ」

 

「あなたこそ状況を理解しているのですか?あなたにはヘイローが無いことは周知の事実です、イオリに結んでいる鎖がある限りあなたはその場から動けない、そんな状態じゃお得意の銃弾弾きもできないでしょう?それに、そもそも便利屋を捕まえるための兵力なのですからそこの便利屋も当てにならないとは思いませんが?」

 

「そりゃ正しいな、確かにお前から見たらそれは正しい見解だ、お前から見たらな。」

 

やべぇ交渉が通じねぇ、これマジで暴れるしかない...?ここまでやっといて交渉失敗とかハゲるぞ普通に...一応勝てるっちゃ勝てるけどさぁ...

 

「何か含みのある言い方ですが...まぁ良いでしょう。総員、戦闘体制!イオリには当てないで、対象の腕や足を狙ってください!」

 

「嘘でしょ...?」「私たちワンチャン人殺しになるかもしれないんだよ...?」「今からでも逃げようかな...」「私も逃げたい...」「行政官は何を考えてるの...?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"待って!!全員銃を下ろして!!"

 

先生とアビドス生が駆けつけてくる。

 

「よお先生、どうしたんだそんな血相変えて」

 

"アウトサイダーが巻き込まれてるかと思って急いで来たんだ"

 

「残念ながらこの通り、ピンピンしてる」

 

"所で...その娘は?"

 

「人質」

 

"後でお説教です"

 

「omg」

 

「...」

 

"久しぶりかな?チナツ"

 

「先生...こんな形でお目にかかるとは...」

 

アヤネからも通信が入る。

 

「アビドス対策委員会の奥空アヤネです。所属をお願いします」

 

「こんにちは、アビドスの皆様。私はゲヘナ学園所属の行政官、アコと申します。今の状況について説明させていただきたいのですが、よろしいですか?」

 

「はい、お願いします」

 

「まず私たちは、そこにいる便利屋68を捕えるためにここまでやってきました。その際、そこで人質にされてるイオリが便利屋のいるラーメン店におそらく砲撃を指示し、そこに何故か居合わせた傭兵王が何も被害を受けていないにも関わらず、イオリを人質にし、私達に条件を突きつけている所です。」

 

わざわざ強調するような言い方しやがってよぉ...強調するのはそのアホみたいな横乳だけにしとけよまったく...

 

"...アウトサイダー、本当?"

 

「真実が知りたきゃ、そこの柴関跡地でも見に行ったらどうだ?おすすめはしないがな」

 

「...血の匂いがする」

 

「シロコ先輩、それ本当!?」

 

「この先に...うっ!」

 

その先にあったのは、血溜まりとその真ん中にあるかつて左腕だったものだった。

 

"これは...あまり子供には見せたくないね..."

 

「...本当に左腕があるんですか...?」

 

「だからさっきからあるって言ってるだろ横乳」

 

「てかさっきから横乳横乳うるさいんですよ!これは機能性を重視した結果であって

 

アコのよくわからん言い訳が始まる前に発言を遮る。

 

「状況を理解してるのかっつってんだろ横乳。これは普通に殺人未遂だぞ」

 

殺人未遂という発言を聞いてアコとイオリの顔が青ざめていく。

 

「キヴォトスじゃ殺人やそれに準ずるものは大罪として裁かれる。今回の一件、お前はヘイローのない弱っちい人間に不意打ちで迫撃砲ぶち込んで殺しかけてるんだ、まぁ褐色と横乳の退学と矯正局行きは免られないだろうな。それに、もしかしたらお前の大好きな空崎にも責任追及が行くかもしれない」

 

「で、ですがあなたもイオリを人質に...」

 

「こうでもしなきゃお前らは話をしてくれないだろ?」

 

鎖をさらに締め上げる

 

「いだいいだいいだいって!!本当にすまなかった!!」

 

「まぁ褐色もこう言ってることだし、今回の件はさっき言った条件を呑んでくれたら見逃してやろうと思ってる。どうだ?退学して矯正局暮らししてまでこの任務は達成したいものか?よく考えろ」

 

「考えるまでもないわ」

 

「急に誰かと思えば...お前か」

 

白いふわふわの髪、悪魔のような翼、低い身長、その身長に見合わない巨大な銃、3対の角、立体的なヘイロー、覇王のような圧。空崎ヒナがそこにいた。

 

「い、委員長!?なぜここに!?」

 

「アコ、話は聞かせてもらったわ。私、こんな所で兵力を運用するなんて聞いてないんだけれど?」

 

「あ、あの...それは...」

 

「もういい、アコは通信を切って校舎で謹慎してて、今回は反省文如きじゃ済まないことも覚悟しておいて」

 

「わ、わかりました...」

 

「...傭兵王、私達は条件を呑むわ。イオリを解放して頂戴」

 

「オーケー、契約成立だ。」

 

コアページを外す。

 

「委員長...」

 

「イオリ、あなたも校舎に戻って反省して」

 

「はい...」

 

相変わらず容赦ない目線だな〜、以前風紀委員会相手にした時もあんな感じの目線向けられたんだよな確か

 

「...他校自治区内での事前通達無しでの兵力運用、そして殺人未遂。謝っても許されることではないけど、このことについては、空崎ヒナより、ゲヘナの風紀委員長として正式に謝罪する。アビドスの件に関しても、契約通り、今後、ゲヘナの風紀委員会がここに無断で侵入することはないと約束する。総員、撤収」

 

風紀委員会がテキパキと撤収していく。仕事早いなこいつら。

 

「うへ〜、終わってたみたいだね〜」

 

そういやホシノ来るタイミングずらしちゃってたわ。これ後々響いてきたりとかしないよな...?

 

「遅いですよホシノ先輩!どこ行ってたんですか!?」

 

「ごめんごめん、昼寝しててね〜、遅れちゃった〜」

 

「昼寝ぇ!?こっちは色々大変だったんだけど!?」

 

「まぁいいじゃねぇか黒見、結局いい感じに終わったんだからさ」

 

「おじさん状況を理解してないんだけど、どういう事なの?」

 

「俺がローストターキーになって美味しく頂かれそうだった」

 

「ちょっと何言ってるかわからないな〜...」

 

向こうではどうやら先生がヒナからカイザーについて教えられてるみたいだな...ちゃんとここは原作ルート通れてよかった...

 

 

 

そうして、アビドスと便利屋とアウトサイダーは一度もまともに戦うことなく風紀委員会を退けた。




はい、皆様感想でどのコアページが出てくるか予想してくださった方もいらっしゃいましたが、正解はジカンのコアページでした〜(クソ問)え?なんでジカンなのかって?オスカーやサルヴァドールとかのシンプルに強くてかっこいいページも考えたには考えたんですが、せっかくだしイオリとか傷まみれにして怒られて欲しい...欲しくない...?
ちなみに初期構想ではアウトサイダーくんが男バレして「条件を呑まないなら本当の意味でこいつを傷物(意味深)にするぞ」(脅迫)ってやる予定だったんですけど流石にやめときました。流石にね?

あと今回試験的に通信しているキャラの会話にノイズを乗せてみたのですが、見づらかったらアンケートで見づらいって答えてください。

このやり方、読むのに苦労とかって...

  • (して)ないです
  • してますしてます
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。