「1年目からもっと使ってあげればよかった」若松勉氏が語った〝教え子〟青木宣親との思い出

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若松勉・元監督(左)と共に新番号を披露する青木宣親/撮影日:2010年01月18日

ヤクルト・青木宣親外野手(42)が入団して入団1、2年目の2004、05年に監督だった若松勉氏(77)=サンケイスポーツ専属評論家=が教え子との思い出を語った。

■内角の速い球を引っ張るには…

会見を前に青木から電話をもらった。

「今年でバットを置きます。お世話になりました」。後日、自分の口から発表するので、その前にあいさつをと、仁義を通してくれた。やはり、引退のときが来たかと思った。今季は自分の打撃ができず、もどかしげな表情が目についたからだ。

入団1年目の2004年。監督を務めていた私は、内角の速い球を引っ張ることができないのでプロではどうかな?と感じた。そこで小川2軍監督に預け、内角打ちを磨かせた。秋季キャンプで見るとだいぶ、よくなっていた。

翌05年の年賀状にはこう、したためてあった。

「必ずチームに貢献します 今年も宜しくお願い致します」。宣言通り、春季キャンプから好調。このシーズン、144試合で実に202安打。内角球は右方向、外角球は左方向中心へ安打を量産していった。逆に、1年目(10試合、3安打)からもっと使ってあげればよかったか…と後悔したほど。

若松勉氏(左)と青木宣親(右)=浦添(2010年撮影)

■根気と真面目さと気の強さ

身長は175センチで168センチの私より少し高い程度。入団時は体も細かった。苦労は並大抵でなかったろう。徹底した反復練習で、弱点を克服できる根気と真面目さ。監督に年賀状で、自己アピールできる気の強さ。どちらもプロに必要な要素だ。

同じ左打者で外野手の私もつけた背番号「1」を10、11年に継承。メジャー移籍後、ヤクルトに復帰して21、22年の連覇を支えた。私にとっても、球団にとっても、よい選手と巡り合えたものだと思う。

いま、かける言葉は「長い間、ご苦労さま。小さい体で、本当によく頑張った」。それしかない。今後どういう道へ進むにしても、青木ならば、やれるはずだ。(サンケイスポーツ専属評論家)

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10月4日

10月4日 16時20分 更新
【終了】◇開始13時30分◇マツダ
チーム123456789
ヤクルト0012000003
広島0001000001

[勝敗]勝: 下川 隼佑 (2勝1敗)、S: 星 知弥 (17勝2敗17S)、敗: 佐藤 柳之介 (1勝2敗)

【ヤクルト】下川 隼佑、大西 広樹、荘司 宏太、田口 麗斗、星 知弥-中村 悠平、古賀 優大

【広島】佐藤 柳之介、テイラー ハーン、鈴木 健矢、菊地 ハルン、辻 大雅、高橋 昂也-石原 貴規

[本塁打]濱田 太貴 4号 (ヤ)

公示 10月30日

登録

なし

抹消

なし

予告先発12月13日

 

 

ヤクルト

投手成績

防御率-
勝率-
勝利大西 広樹吉村 貢司郎9
セーブ小澤 怜史11
HP大西 広樹23
奪三振吉村 貢司郎114

打者成績

打率サンタナ.315
安打長岡 秀樹163
本塁打村上 宗隆33
打点村上 宗隆86
出塁率サンタナ.399
盗塁岩田 幸宏村上 宗隆並木 秀尊西川 遥輝10

セ・リーグ

投手成績

防御率才木 浩人(阪神)1.55
勝率村上 頌樹(阪神).778
勝利東 克樹(DeNA)、村上 頌樹(阪神)14
セーブR・マルティネス(巨人)、松山 晋也(中日)46
HP大勢(巨人)、及川 雅貴(阪神)46
奪三振村上 頌樹(阪神)144

打者成績

打率小園 海斗(広島).309
安打岡林 勇希(中日)168
本塁打佐藤 輝明(阪神)40
打点佐藤 輝明(阪神)102
出塁率小園 海斗(広島).365
盗塁近本 光司(阪神)32

番記者

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