地震で展示品が損傷、古代エジプト展が会期途中で中止 八戸市美術館
野田佑介
青森県東方沖で8日深夜に発生した最大震度6強の地震の影響で、青森県八戸市美術館で開催されていた「古代エジプト美術館展」で展示品のうち数点が損傷した。八戸市美術館は12日、同展の会期途中での中止を発表した。
展示品を所有する「古代エジプト美術館」(東京都渋谷区)によると、同展ではミイラマスクや人型木棺、ツタンカーメンの指輪など約200点が展示されていた。会期は15日までの予定だった。
古代エジプト美術館の菊川匡館長によると、損傷が確認されたのはいずれも発掘後に修復が施された部分だという。具体的な損傷の状況は明らかにしていないが、「新たなダメージはなく再修復は可能なレベル」だとする。
菊川さんは「かなり大きな地震だったので心配したが、被害の程度は軽かった」と説明。「楽しみにしてくださっていた方にご覧いただけなかったのが残念。八戸が一日も早く元の生活を取り戻すことをお祈りしています」と語った。