無名のリンクス 先生になる   作:雨垂れ石

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祝!ACfAストーリークリア!!!!!!!!!
長かったあぁぁぁって言うか…ジェネレーターとブースターをチューンしたホワイト・グリントやばくね?

あっ今回は前半はオリジナルで後半は…まぁ見れば分かります…
是非見てください
※今回多分クッソ長いと感じる人はいると思います


どちらが風紀を乱しているのか…

 

 

覆面水着団の銀行強盗劇から1日が経過

今日もアビドスに行こうとしたが…アヤネ達曰く銀行から入手した情報を整理するためあまり動かないそうだ…

ホシノは別の用事があるからということで不在らしい…どうせ昼寝だろうな…

「今日は私達で情報を整理するから先生は休んで」とシロコに言われオフだ…

せっかくのオフなんだが…今日はシャーレにある地下格納庫でコックピット内のパネルをいじっている

 

 

「…………」

 

『先生?ネクストのコックピット内で何を?』

 

朝先生はネクストのコックピット内のパネルを操作している…一体何をしているのでしょうか…

 

「ん? あぁ…機体をチューンアップをしようかなって…」

 

『チューンアップ? 一体何を強化するんです?』

 

「ジェネレーター系を強化しようと考えているんけど…」

 

『………これ以上強化してどうするんですか…』

 

今の状態でも…このキヴォトスでネクストに勝つ事が出来るのは決していない…

何の為にネクストを強化するか…そんなん1つしかない…

 

「生徒の為だ…」

 

「俺は…ネクストを生徒の為に使う」

 

「生徒に何かあったら…こいつ(ネクスト)を使い…生徒を助ける…そのためにも…ネクストも俺も…強くなきゃ…」

 

本物(強者)なれずとも…やれる事があるはずだ…」

 

『…………』

 

(……またそのような事を考えてる…生徒さんの事を考えるのはいいんですけど…)

 

(なんと言うか…重く考えすぎだと思いますけど…)

 

そう先生に言うか考えたけど…言ったら余計に先生を悩ませてしまう…今先生は…色々と考える事がありすぎます…

 

「しかし…シャーレ(ここ)ではネクストのチューンアップする機材と技術がないからな…」

 

シャーレの格納庫ではネクストや弾薬を格納するためのスペース、整備するためのロボットがあるが…チューンアップするための機材などは無い…

 

「…………ウタハに頼んでみるか…」

 

「一か八かだがな…」

 

スマホを取り出してウタハに連絡を取る

 

『先生?こんな早くにどうしたんだい?』

 

「あぁ…ウタハか…実は頼みたい事があるんだが…」

 

『先生の頼みならドンと来ても構わないよ…って言いたいんだが…』

 

『………………先に聞いておくが…その内容とは?』

 

「…………ネクスト関係だが…

 

『…………これは…また…ちなみになんだが…この事は?』

 

”極秘”だ…ネクストの技術に関わるからな…」

 

『…………』

 

「……報酬は支払うが…」

 

「無理なら無理でいい…急ぐような事ではないからな…」

 

ネクストの修理の時にユウカが言った気がするが…

ウタハ達…ミレミアムのエンジニア部は三途の川に片足を突っ込んでいるようなもの…ネクストの事に関わっている…逆に言えばネクストの事ならウタハにしか任せられないが…

 

『いいだろう…』

 

『ミレミアムの地下3番倉庫に来てくれ…今はそこなら空いている…もちろんこの事は絶対に誰にも知らせないが…一応ユウカには話しておく…彼女なら上手いことセミナーに言ってくれるだろう…』

 

以外にも…乗ってくれたようだ…こっちから頼んでいて言うのもあれだが…もう少し危機感を持って欲しいんだが…ネクストの情報を持つものは誰であろうと抹殺すると言ったが…

あとユウカに言ったら…絶対バレそうだが…

 

「………わかった…詳細は向こうで伝える…」

 

『あぁ…待ってるよ…先生』

 

 

 

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ミレミアム 地下3番倉庫

 

「待ってたよ、先生」

 

「……………」

 

「ウタハ…一応極秘だけどユウカには伝えるって言ったよな?」

 

「………………あぁ…」

 

「なんでノアがいるんだ?」

 

ウタハの後ろにガックリしているユウカとニコニコ顔のノアが立っていた…

いやまぁ…なんとなくこうなるだろうなぁ〜と思っていけどさ…

 

「フフ…またユウカちゃんが隠し事をしていたので♪」

 

「……………」

 

「今回も逃げられなかった(涙)」

 

ユウカが泣くほどとは…一体どうやって聞いたんだ…まぁ深くは聞かないようにしよう…

 

「…………まぁノアならいいか…」

 

「フフ♪」

 

「…………それで先生…私達は何をすればいいんだ?」

 

「ネクストのジェネレーターをチューンアップして欲しい主に出力と容量を中心としてだが…いけるか?」

 

「………あの代物のジェネレーターをいじるのは初めたが…まぁやるだけやってみよう」

 

「作業を始める前に…ジェネレーターがどんな物なのか見ても?」

 

「あぁ…いいぞ…」

 

そうしてウタハ率いるエンジニア部はリフトに乗りネクストの胴体部分まで上がってジェネレーターを見ている

 

「どうだ?」

 

「うーん…わかってはいたが…キヴォトスでは見ないタイプだね…かなりの技術力だ…今のキヴォトスの技術では再現不可能だよ…」

 

「………無理そうか?」

 

「まぁ…出来ないことは無いが…おそらく2〜3時間ぐらいはかかるだろうな…」

 

初めてやるのに2〜3時間で出来るのは…さすがと言うべきか…

 

「それじゃ…作業を始めようか…」

 

ウタハがそう言うとエンジニア部は作業を始めた…終わるまでは暇だな…

適当にぶらつこうかなと思っていると

 

「先生?」

 

ノアがこちらによってきた…

 

「先生…前に約束しましたよね?」

 

「連邦生徒会からの認証が通ったなら…出来る限りなら教えてくれると」

 

あ〜その様な事…言った覚えがある様な…

 

「連邦生徒会の認証は通ってるはずですし…今しか聞けないと思うんですか…」

 

「あの機体が何なのか…先生はどの様な人なのか…先生のいた所はどんな所だったのか…是非色々と聞きたいのです」

 

………どうしよ…

 

「私も…少し気になるかも…先生の事…あまり知らないですし…」

 

ユウカ?

 

「あぁ…私も気になるな…ちょうどラジオを掛けながら作業したかったところだ」

 

ウタハ?

 

…………ここにいる全員…俺やホワイト・グリントについて聞きたがっている…

 

「聞きたいのは構わないんだが…本当に言えない事は言わないぞ…」

 

「はい、出来る限りの事でいいですので」

 

「つまらない話だけど?」

 

「大丈夫です♪」

 

「…………」

 

まじで聞く気なのかよ…でも約束は約束だし…はぁ…

 

「わかった…ただしこの事は絶対外へ流すなよ…」

 

「もちろんです♪」

 

「………まず俺がいた世界の事だが…」

 

「あの世界はキヴォトスと比べると…最悪だった…」

 

「ある物質によって大地は汚染され…人がまともに生きられるような世界ではないし…至る所が戦場で、時速マッハ1のネクストが飛び交い…バカでかい兵器まで蔓延っている…そんな世界だ…」

 

「…………」絶句

 

「そ…その物質とは…?」

 

「コジマ粒子…言わるエネルギー物質だな…ある戦争の7年前に発見された物質で発見者の名を冠した新物質」

 

「その物質は…高い軍事活用があって…色々な兵器が作られた…」

 

「あのホワイト・グリントも…その兵器の1つに入っている…」

 

「………」

 

……あれ…結構ヤバい事を聞いちゃってます…?

 

ノアは軽い気持ちで聞こうと思っていたが…相当ヤバい事を聞いてしまったことに後悔している

 

「高い軍事活用があるんだが…その反面…広範かつ長期に渡って生体活動に深刻な悪影響を及ぼす環境汚染原でもある…」

 

「その影響で人々は大地を捨て…クレイドルという飛行船で空へと逃げた…だがそれも…延命装置に過ぎない…」

 

「宇宙に逃げようとしても…宇宙にも…大量の自立兵器のせいで宇宙にも行けない…」

 

「色々な兵器が…コジマ技術を使っている…そのせいで、ますます環境を汚染する始末だ…」

 

「それに…ネクストもその技術を使っている…ただ稼働するだけでコジマ粒子を大量に放出する…」

 

「だからネクストは……本来キヴォトスにあってはならない物なんだ…」

 

「そ…それって大丈夫じゃないですよね…コジマ粒子っていうものが放出られるから…」

 

「俺も…その心配はしたが……どうにもアレ(ホワイト・グリント)には…コジマではなく…別の物質に置き変わってた…それが大丈夫なのかは知らんがな…」

 

……今もホワイト・グリントの中にある物質が何なのか全くわかっていない…環境や人には害はなさそうだけど…

 

「次に…ネクストについてだな…さっきも言ったが…コジマ技術を使われている兵器…」

 

「確か…初めて使われたのは…国家解体戦争だったかな…」

 

「17年ぐらい前か?その時の俺は3歳ぐらいだが…まぁいい…」

 

「国家と企業…南北格差の拡大と人口爆発による食料不足にエネルギー資源の慢性的な不足に伴う混乱により、国家はその統治能力を失いつつあった」

 

「それにより世界中でテロや暴動が相次ぎ、それに対応するため軍隊は高度に機械化され、MTやACといった兵器が誕生・配備された」

 

「それらの兵器を国家に供給する企業は徐々に力を付け、次第に「企業武装権」を獲得、企業自体も自前の軍隊を持つようになった」

 

「またいくつかの企業は強力な軍産複合体を形成し、その影響力を次第に強めていった」

 

「次第に経済システムの存亡の危機に陥る程に国家は破綻、ここに至り当時の事実上の最高権力として存在していた六つの企業グループは遂に国家に見切りを付け…」

 

「全世界に対し宣戦布告を宣言、その一方的な奇襲攻撃により開戦した」

 

「まぁ…戦争と言うより…クーデターだな…」

 

資料で見たが限りだが…相当ヤバい戦争だったと聞く…

 

「弱体化したとはいえ国家の正規軍が企業の私兵に敗北するとは考えられなかった…」

 

「だが企業はコジマ技術の粋を注ぎ込んだ新型AC、『アーマード・コア・ネクスト』を投入した」

 

「従来の兵器とは比べられる程でもなく…国家軍は企業が投入した僅か26機のネクストを前に圧倒され成す術無く敗北、開戦から僅か一ヶ月で企業側の圧倒的勝利で国家解体戦争は終結した」

 

「………たった26機…しかも1ヶ月で…国家を滅ぼせる程の力を持つ兵器なんだ…ネクストというものは…」

 

「まぁ…ホワイト・グリントは…国家解体戦争とは直接関係は無いんだが…多分…」

 

「そんなものが…今私達の目の前にあるなんて…」

 

「………今考えると…私達…とんでもないものをいじってません!?」

 

「………」

 

(前々から先生が言っていた事が理解出来る…もしも情報や技術が外へ流れたら…大惨事所ではない…!)

 

(………本来なら連邦生徒会は黙っていないはず…だが先生と…リン首席行政官が上手くやっているだろうが…これはある意味特大の爆弾だ…)

 

リンにも言われた事…この力の使い方を間違えない事…改めてその意味が理解出来る…

 

「……最後に…俺の事だったか…」

 

「俺は…外では傭兵をしていたんだ…まぁ言われるまでもなく…ネクストに乗って仕事をしていた…」

 

「そこまで腕もなく…小遣い程度の仕事を受けてたよ…」

 

「……こんな物の乗っても…?」

 

「いや…あの世界ではホワイト・グリントではなく…別の機体に乗っていたよ…」

 

「ある仕事でしくじってね…死にかけたんだ…」

 

「だけど…ある機体のおかげで助けられた…いや…あれは気まぐれだったのかな…」

 

そうして上を見上げる…視線の先にはホワイト・グリント…

 

「凄かったな…あれだけいたノーマルをたった一機で…しかも短時間で片付けたんだ…」

 

今でも忘れない…本物(強者)が乗っていたホワイト・グリントの戦い…

パイロットは誰なのか…一体どうやってその技術を身につけたのか…もう二度と分からなくなってしまったが…

………今の俺は…ホワイト・グリントに乗るのにふさわしいのか…

でも…

 

「………憧れたんだ…俺もあの様になりたいって…それで武装も戦い方も…似たようにした…これを高めていけば…いつか…隣に立てるかもって…」

 

「でも…そうはならなかった…」

 

「俺の前に…本物(強者)が現れたからな…」

 

「首輪付き……」

 

「ホワイト・グリントの戦い方を使っても…勝てなかった…」

 

「やっぱり…偽物(弱者)本物(強者)には勝てない…」

 

「…偽物(弱者)本物(強者)にはなれない…」

 

「なのに…俺は…こいつ(ホワイト・グリント)キヴォトスで出会った…なぜキヴォトスに流れ着いたのか…なぜ寄りによって…俺を呼ぶような事をしたのか…」

 

偽物(弱者)の俺に…乗る資格はあるのか…?」

 

………そこまで…先生は追い詰めていたとはな…

 

「資格か…」

 

作業を終えたウタハが先生の元へ寄る

 

「先生は…何がしたいんだい?」

 

「……?」

 

「先生は…あれ(ホワイト・グリント)に乗る資格はあるのかっと言っていたが…」

 

「ならなぜ…その力を使っている?」

 

「何の為に…その力を?」

 

「…………」

 

「………生徒の為…俺はただ後ろで見ているだけで…生徒は前線へ行き…傷付く…それを後ろで黙って見てるのは…嫌だ…だから俺はネクストを…生徒のために使う…」

 

「それをするのに…資格なんているのかい?」

 

「……私だって1年の頃は失敗やミスばっかりしてた…それで時々…私にはエンジニア部にいる資格は無いのか…って…」

 

「だけど…自分の為…エンジニア部のみんなの為…努力して…必死に着いてきた…そして今…マイスターの称号をもらい…今の私がある…」

 

絶対にダメなんてことは無い…誰かの為にする事は資格なんていらない…」

 

「私が言いたいのは…前向きに考えろって事さ」

 

…………ホシノの時もそうだったが…生徒にこんな事を言われるとは…

 

「……生徒にこんな事を言われるとは…やっぱり…」

 

「そう言う所!」

 

「先生はいっつもマイナスに捉える!もっとポジティブに!」

 

「あ…あぁ…」

 

「……………」

 

「なんか…俺やネクストについての説明から…愚痴みたいになっちゃったな…」

 

「「「……………」」」

 

この時…ここにいるウタハやユウカ、ノアは決意した…(先生は私が支えていかなきゃっと)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

アビドス自治区

 

ネクストのチューンアップが終わった後、シャーレに戻ろうとしたら…柴関ラーメンの大将なら連絡があり『新作のラーメンの試作を作ってみたんだが…是非食べて感想聞かせてくれ』っと言う連絡…あの大将から連絡が来るとはな…

ネクストを飛ばしてそのままラーメン屋に行きたかったが…さすがにラーメンの近くにネクストは置けないのでアビドス高校に置き、歩いてラーメン屋まで来た

ネクストはアヤネ達に見てもらって何かあれば遠隔(アロナの操作)で俺のところに動かすと伝えている

 

扉を開けラーメン屋に入ると

 

「おう!先生来たか!」

 

「えっ!?先生!?」

 

店の入口から左を見ると…ラーメンを食べている便利屋達がいた

机を見ると1人1杯のラーメンがある…仕事で上手くいったんだろうな…

 

「アルか…珍しいな…ここにいるなんて…」

 

「え…えぇ!仕事が上手くいってね!社長として社員を労わないといけないからね!」

 

部下思いだな…いい上司だが…アルの性格上…少し不安だが…

 

「そ…それで…先生はどうしてここに?」

 

「大将に新作のラーメンの試食を頼まれてな…ちょうどいい時間だし…昼飯がてらな…」

 

「そ…そうなのね!」

 

(キァアアア!まさか先生が来るなんてぇ!大丈夫だよね!?髪とか乱れてないわよね!?)

 

………なんでアルは落ち着きがないんだ?

 

(………あ〜アルちゃん…先生にデレデレだから…先生が来るなんて予想出来ないからねえ…くふふ…♪アルちゃん可愛い❤︎)

 

「先生!ほれ、新作のラーメン試作品だ!」

 

「左がいつもの特製柴関ラーメン、右が新作のラーメンだ」

 

「………塩か?」

 

新作のラーメンを見ると…一般的に見られる塩ラーメンで野菜やチャーシューが乗せられている…

 

「…………」

 

箸を取ってラーメンをすする…

 

「どうだ?先生?」

 

「………うまいが…少し塩味が足らないな…野菜とチャーシューで味が隠されている…あと出汁のコクも欲しいな…」

 

「なるほどな…」

 

俺が言った事をメモに書き記している…

 

「あくまで個人としての感想だから…そんなに間に受けなくても…」

 

「いいや!お客さんにうまいラーメンを食べてもらうためにはたとえ少しのアドバイスでも吸収していかなきゃな!」

 

……まぁ…一理ある…俺がホワイト・グリントの動きを真似したように…強くなるためには少しでも吸収するって言うことをしていたからな…

 

「ありがとな先生…お礼と言ってはなんだが…ラーメンをたっぷり食わしてやるぜ!」

 

「マジで?」

 

「あぁ!」

 

「何杯でも?」

 

「遠慮なく食ってくれ!」

 

「!!!!!!」

 

 

数十分後

 

「「「「……………」」」」

 

「ね…ねぇムツキ…先生って何杯食べたの…?」

 

「アハハ…これでもう6杯以上は言ってると思うよ…」

 

「あ…あわわ…ラ…ラーメンが飲み物の様に無くなっていきます…」

 

「す…すごい…わ…私もあれだけ食べれば先生のように…」

 

「「絶対に真似しないで」」

 

「ひ…ひぇぇ…」

 

カヨコはともかく…ムツキまでそう言われるなんてぇ!?

 

「…………さすがに食いすぎかな…」

 

「今気づく!?」

 

先生がラーメンを10杯ぐらい食べた後そう言ったけど…気づくの遅くない?

 

「いやいや…もっと食べてくれ!」

 

「大将!?」

 

「………じゃぁ…柴関特製味噌ラーメンを…」

 

「おう!今から作るから待っとってくれ!」

 

そうして大将は厨房へと歩いて行った…

 

「………」

 

「せ…先生…よくそんなに食べれるわね…」

 

「そうか?これでもまだまだ食べれるんだが…」

 

「アハハ!先生の胃袋どうなってんのw」

 

………ネクストに乗ってる時…結構集中力いるからな…それにマッハ1を余裕でたたき出すから…

 

「………もしかして…結構ヤバい事してる?」

 

(便利屋全員)(。_。`)コク

 

「oh......」(´・ω・`)...

 

ここキヴォトスに来てから…ちゃんとしたご飯を食べるようになったからなのか…あっちの世界ではまともにご飯を食べれなかったなのか……

よくわからん…

 

「まぁでも…好きなだけ食べれるのはいいものだs…」

 

「!!!!!」(ガタッ!!

 

「先生?」

 

「………まずい!」

 

「便利屋!大将!伏せろ!」

 

「え?」

 

先生がそう叫んだ瞬間…

なにかが…柴関ラーメンへと降り注ぎ…大きな爆発音と共に…

今この瞬間…爆音と共に店が瓦礫と化した…

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ケホッケホッ…!」

 

「大将…!大丈夫か?」

 

「あ、あぁ…おかげでな…それよりも先生!あんた頭から血が!それに身体中に傷が!」

 

「いい…そういうのは慣れてる…」

 

クソ…長年戦場にいたおかげか…危機を察知して…大将を守れたが…結構貰ったな…

 

「動けるか?大将…」

 

「あぁ…先生のおかげでな…」

 

「どっかに避難できる場所は?」

 

「近くにシェルターがある…一緒にそこへ…」

 

「いや…いい…」

 

「しかし…」

 

「いいんだ…俺にはやるべき事がある…」

 

「…………わかった…」

 

大将は立ち上がりシェルターへと歩いていった…

 

「………アロナ…」

 

『先生!』

 

『何してるんですか!?シールドを全部大将に使うんなんて!?先生が死んだらどうするんですか!?』

 

「アロナ…ネクストをここへ…」

 

『ダメです!そんな状態でネクストを動かそうなんて…!』

 

「アロナ」

 

『!?』

 

「ネクストをここへ持って来い」

 

「今すぐにだ」

 

『………わかりました…』

 

(やばいです!?先生ガチギレじゃないですか!?)

 

「便利屋…無事か?」

 

「ゲホッゲホッ……なんとか……」

 

「うわ、アルちゃん砂まみれじゃん」

 

「…………………………………………」

 

「痛、ぅ……」

 

「って…先生!?血が!?」

 

「気にするな…慣れてる…」

 

「そんな事より!社長、ムツキ、ハルカ! 早く隠れよう、やつらが来た!」

 

「やつらって?」

 

「うちの風紀の連中だよ! ここまで追ってくるなんて! なんでこんな時に……!」

 

風紀委員…確かアル達はゲヘナでは指名手配を受けていたな…

こいつらを捕まえるために来たのか…いや…そんな事に…民間の建物をぶっ飛ばすか?

 

「風紀委員って事は…チナツがいるな…」

 

「アロナ…ゲヘナ風紀委員の通信を傍受…チナツの端末に繋げ…あいつに説明をしてもらう…」

 

さて……一体どうしてこの様な事をしたのか…説明させてもらおうか?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ターゲット、命中しました」

 

「よし…歩兵、第2小隊まで突入」

 

「……イオリ、便利屋が反抗してきた場合はどうします?」

 

「どうするも何も、捕まえるために来てるんだ。公務の執行を妨害する輩は全員敵だ」

 

「ならば…おとなしくしていてもらいたいものですね……しかしアビドスへこちらの事情を説明するのが先かと……」

 

「説明? 必要か、それ?」

 

「…………」

 

(はぁ…どうしてこんな事に…)

 

チナツが頭を抱えていた時…

 

『よう…チナツ…』

 

「!?!?!?」

 

「な…誰だ!?」

 

『リンクスだ…シャーレ奪還作戦以来か?』

 

「え……!? ……まさか、シャーレのリンクス先生!?」

 

「シャーレ? なんだそれ?」

 

「ちょ、ちょっと待ってください…この回線は風紀委員会の暗号通信です! 一体どうやって……!」

 

『昼飯を食ってた時に急に爆撃をされてな…一体どこのバカが迫撃砲をぶっぱなしてきたのか気になってな…少し小細工をさせてもらった…』

 

(………声が…相当怒ってますよこれ!?)

 

「せ…先生が…こちらにいらしたって事は…イオリ!この戦闘は行ってはいけません!」

 

『そうだな…是非とも手を引いてもらたいんだが…』

 

『だが…お前達がなぜここへ攻撃をしたのか…説明を聞きたいんだが…場合によっては…』

 

『それは…私から説明しましょう』

 

”実力で排除する”って言おうとしたところに通信が割り込んできた

水色の髪で、キヴォトスの生徒にしては珍しく目に見えるところに銃を構えておらず、代わりに左手にバインダーを持ってるだ…

腕には風紀委員と書いてある…おそらく風紀委員の上の立場の人だろうな…

 

「アコちゃん……」

 

「アコ行政官……?」

 

『……天雨アコ…』

 

『……知り合いなのか…カヨコ』

 

『行政官…風紀委員会のNo.2』

 

答えたくない質問だったのだろうか…カヨコは俺の質問を無視した…

 

『あら、実際はそんな大したものではありません。あくまで風紀委員長を補佐する秘書みたいなものでして……』

 

『………………』

 

『先生…先ほどまでの愚行は…私の方から謝罪させていただきます』

 

「なっ、私は命令通りにやったんだけど!? アコちゃん!?」

 

『命令に「まずは無差別に発砲せよ」なんて言葉が含まれてましたか?』

 

「い、いや……状況を鑑みて必要な範囲で火力支援、その後に歩兵の投入……戦術の基本通りにって……」

 

『ましてや他の学園自治区の付近なのだから、きちんとその辺りは注意するのが当然でしょう?』

 

………イオリの言うように…おそらくアコの命令を聞いてやったのだろう…

 

『私たちゲヘナの風紀委員会はあくまで、私たちの学園の校則違反をした方々を逮捕するために来ました』

 

『あまり望ましくない出来事もありましたが、まだ違法行為とは言いきれないでしょうし……やむを得なかったということでご理解いただけますと幸いです』

 

…………企業のお偉いさんと話している気分だな…まぁ行政官という事から近い立場だろうが…裏がある話し方をするな…

気に入らない

 

『御託はいい…それよりもアビドス区域での爆撃…それの行為をした説明をしてもらおうか…』

 

『…………』

 

あえて高圧的な態度をとる…現在俺は…冷静さを無くしかかってる…

昼飯を邪魔された挙句…一般市民の建物まで吹っ飛ばしたし…大将が怪我をしかけたからな…

 

『リンクス先生……でしたよね? アビドス校生徒会の方はいらっしゃらないのでしょうか? アビドス自治区での爆撃攻撃問題だと主張するのであれば、私は生徒会の方と話がしたいのですが』

 

『アビドスに生徒会は存在しない…だが…アビドス廃校対策委員会がその代わりだ…俺はその臨時顧問…俺はその責任者としてお前たちに質問をする権利と義務があるはずだが?』

 

『……随分と高圧的ですね。シャーレと言えど、風紀委員会の公務を妨害した罪は重いことを理解しておられますか?』

 

『民間人の住居を破壊することが公務だと言い張るのであれば…そうかもな』

 

『……は? そんなはずがありません! だってここの土地はアビドスのものじゃないでしょう! カイザーが保有している、いわば立退済みの無人地帯のはずです! 誰かが住んでいるなんて……!』

 

『………ほう…』

 

アコの発言に俺は納得する…いや…嫌な予想は当たってしまったというわけだ…

 

…何年か前、アビドスの生徒会が借金を返せなくて、ここら一帯の建物と土地の所有権が移ったんだ

ちょっと前から退去通知を受け取ってる

 

アビドスの土地を手に入れたカイザーが、柴関ラーメンに立ち退きを要求した後、カイザーは『この場所は誰も住んでいない』と改竄し…ゲヘナの風紀委員会はその情報を元に便利屋68を確保しに来た…迫撃砲は…柴関ラーメンの店舗を便利屋のアジトだと勘違いして…爆撃したのだろう…

それは理解出来るが…やはり気に入らない

 

彼女はずっと…嘘をついている…

便利屋68を捕まえるためにアビドスまでこの兵力を連れて来たという嘘を…

 

『嘘をつかないで、天雨アコ』

 

『……嘘?』

 

俺の気持ちをそのままカヨコはいう…お前も同じ事を思ってたか…

 

『とぼけないで…最初からあんたが狙ってたのはこの状況だった』

 

『……面白い話をしますね、カヨコさん?』

 

『……最初はどうして風紀委員会がここに現れたのか、理解できなかった。風紀委員会が他の自治区まで追ってくる理由、それも私たちを狙って?』

 

「こんな非効率的な運用、風紀委員長のいつものやり方じゃない。だからアコ、これはあんたの独断的な行動に違いない」

 

『…………』

 

『それに、私たちを相手するにしてはあまりにも多すぎるこの兵力。他の集団との戦闘を想定していたとすれば、説明がつく。とはいえ、このアビドスは全校生徒集めても五人しかいない……なら結論は1つ…』

 

カヨコは、予想を翻すような結論を出した

 

『アコ…あんたの目的はシャーレ…最初から先生を狙ってここまで来たんだ』

 

『ふふっ、なるほど………ああ、便利屋にカヨコさんがいることをすっかり忘れてました…のんきに雑談なんてしている場合ではありませんでしたか……』

 

アコは思いの外余裕を持ってそう言った…言動から察するに、カヨコの推理はあながち間違ってはいなかった様だが…

どころがアコは『まあ、構いません』と言って部隊を動かし始め、俺たちを包囲する陣形を作り上げている…まだ大分距離はあるが…それも時間の問題か…

 

『……随分と大部隊だな』

 

『うーん……少々やりすぎかとも思いましたが……シャーレを相手にするのですから、これくらいあっても困らないでしょうし……まあ、大は小を兼ねると言いますからね☆』

 

『シャーレと衝突するという最悪のシチュエーションも想定していました』

 

 

『しかし、この状況を意図的に作り出したわけではありません。それだけは信じていただきたいのですが……どうやら、難しそうですね』

 

『お前ら風紀委員会が民間の建物を爆撃した事実は揺るがないがな』

 

『ですが、立ち退きが完了してなお、無人地帯に居座っているのは個人の責任とも言えます…事実として、書類上は間違いなく無人と記録されていましたし、況してや、テロリストである便利屋68がいた廃虚を破壊しても、土地と建物の所有者であるカイザーに訴えられることはないでしょう』

 

『…………』

 

『……俺を狙った理由はなんだ』

 

『ふむ……キリがないですし、仕方ありません…事の次第をお話ししましょう……きっかけは、ティーパーティーでした』

 

『そのティーパーティーが、シャーレに関する報告書を手にしている……と…そんな話が、うちの情報部から上がってきまして』

 

戻ったら、この事実をティーパーティーに報告します!

ヒフミ…

 

『当初は私も「シャーレ」とは一体何なのか…それに…あの噂の兵器の事も…全く知りませんでしたが……ティーパーティーが知っている情報となれば、私たちも知る必要があります…それで、チナツさんが書いた報告書を確認しました』

 

「確認するのが遅くないです……?」

 

噂の兵器…ネクストの事か…トリニティーまで伝わってしまったか…

 

『連邦生徒会長が残した正体不明の組織……大人の先生が担当している、超法規的な部活…そして正体不明の兵器…どう考えても怪しい匂いがしませんか?』

 

『シャーレという組織は、とても危険な不確定要素に見えます…これからのトリニティとの条約にも、どんな影響を及ぼすのか分かったものではありません』

 

……条約?

 

『ですからせめて条約が無事締結されるまでは、私たち風紀委員会の庇護下に先生をお迎えさせていただきたいのです…ついでに、居合わせた不良生徒たちも処理した上で……といった形で』

 

『…………』

 

ついでに…便利屋も民間人の建物をぶっ飛ばすかのか…

 

『つまり…お前はただ俺を確保するために…便利屋の捕縛を口実として風紀委員会の兵を動かし、民間の建物を爆撃し、そんなくだらない無実を主張してというわけか』

 

『……悪意のある言い回しですね…現状、私たちを罪に問えるのはカイザーコーポレーションだけです…アビドスに風紀委員会の行動を咎める権利はありません』

 

『ここはアビドスの土地ではないのだから…か?アビドスの自治区である以上、お前たちの行動が違反であることに違いはない』

 

もう…我慢の限界だ…

 

『シャーレの先生…理解されていますか? 貴方は今、テロリストを庇い立てているんですよ?』

 

『ご自分の立場理解s『もういい』

 

『黙れ』

 

『お前の戯言も聞き飽きた…今すぐ兵を引け…

さもなくは実力で排除する

 

『先生自身がですか?キヴォトス人ではない以上…銃弾1発で致命傷になるのですよ?冗談も肌はだしいですよ』

 

『それがお前の答えか…ならこちらもそれ相応の答えを出すとしよう…』

 

『じゃぁな、精々高みの見物 でもしてろ』

 

『一体どういう事でsブチッ

 

『不憫な事だな…無能な上司を持つことは…』

 

ブチッっと先生との通信が切れた…相当まずいことになった…

 

「…………どうしよう…」

 

「アコちゃんとの通信もできなくなった…けどやるしかないだろ…」

 

「…………」

 

風紀委員のみんながザワついている………今すぐにでも帰りたい…

 

ピロン…

 

「?」

 

こんな時にモモトーク?一体誰から…

 

(…………先生!?)

 

現在進行形でぶち切れている先生からモモトークなんて…一体…

 

リンクス《チナツ…お前と医療部隊は下がっていろ》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リンクス《あぁ…それと風紀委員の連中に言っとけ…》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リンクス《精々死なない様に気をつけろ》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………………………」絶句

 

あっ…終わった…

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「はぁ…」

 

「先生…」

 

「便利屋…」

 

「な…何?」

 

「仕事の依頼だ…」

 

先生がそう言った瞬間…ブォンと大きな音と共に…何かが降りてきた…

 

『先生…!持ってきました!』

 

「あぁ…いいタイミングだ…」

 

見上げると…白色の巨体な兵器が目の前に…先生は既にその兵器の頭部の所にいた…

 

「今回の依頼は…まず俺が風紀委員の迫撃砲と戦車部隊…歩兵部隊を殲滅する…お前達には仕留め損ねた残党部隊を対処して欲しい…報酬は50万…どうだ?」

 

「……ふふっふふっ、ふふふふっ」

 

「……社長?」

 

「やってやろうじゃないの!!」

 

「こんな状況で、こんな扱いをされて、お気に入りのお店を壊されて、先生の依頼を蹴って……背中を向けて逃げる? そんな三流の悪党みたいなこと、私たち便利屋がするわけないじゃない!」

 

「それに!先生をこんなに怪我をさせた風紀委員を1発くれてやらないと気が済まないのよ!」

 

「やるわよ!便利屋68!!」

 

「アッハハ!!そうだよねぇ…先生をこんな風にした風紀委員を絶っっ対にぶっ飛ばさなきゃ!」

 

「ア…アル様がその気なら…わ…私もやります!」

 

「はぁ…どうしてこんな目に…」

 

そうして便利屋はそれぞれ武器を構え…いつでも戦える状態になっている…

 

それを横目にネクストに乗り込み…AMSを接続する…

 

《搭乗者…リンクス先生…AMSによる生体認証を検知》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《ジェネレーター正常、ステータスオールグリーン》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《ホワイト・グリントのシステムを起動》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《メインシステム…戦闘モードを起動》

 

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