- 1ポチェモブ25/11/26(水) 18:39:24
プロローグ:帝都・秋葉原(アキバハラ)で突如発生した爆破事件。
警視庁に出頭した冴えない中年男・スズキタゴサクは、不気味な笑みで更なる爆発を予言する。
「これはクイズですよ。命を賭けたね」
事態を重く見た極阿久兄弟の依頼を受け、豪快エロ達人探偵・本山昌と助手・龍星、そして虚無を抱えた刑事・類家は、集められた15名の協力者と共にスズキとの心理戦に挑む。
だが、それは二重の罠だった。協力者の中に潜む爆弾魔「真犯人」と、スズキを退屈させた者を狩る暗殺者「執行者」。
正解なきトロッコ問題の果てに待つのは救済か、絶望か。
疑心暗鬼と爆炎が渦巻く、ノンストップ・サスペンスが開幕する…伝タフ
募集開始時間:19:00
枠数:15枠(スズキのクイズに答える交渉班5名と爆弾を探す実働班10名)
URL:なし
画像:安価後or安価と同時(どっちでもいいし最低一枚あればOK、ただし追加差分は探すのが面倒だからやめてほしい…それが僕です)
口調と人称:どちらもあり(自分のキャラがマイナーかなと思ったら大っぴらに備考をかけよ、メジャーキャラでもGemini君は案外いい加減なところがあるからな。)
勿論規約違反と無機物、原作無しと装飾語変えただけのキャラは禁止なのん
本山先生・龍星・ケンゾーとケンゴ・類家刑事はNPCで出るから安価には投げないでほしいよねパパ - 2二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 18:47:42
ほう 探偵もの使いか……
- 3二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 18:50:32
あざーす
- 4二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 18:52:28
以前みたいに【】で実働班か交渉班か決めれば良いタイプ?
- 5ポチェモブ25/11/26(水) 18:53:35
- 6二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:00:01
- 7二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:00:04
このレスは削除されています
- 8二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:00:04
このレスは削除されています
- 9二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:00:04
このレスは削除されています
- 10二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:00:08
このレスは削除されています
- 11二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:00:15
このレスは削除されています
- 12二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:02:11
な…なんやこの大量のフライングはギュンギュン
- 13ポチェモブ25/11/26(水) 19:02:20
チィッ、なんたってこんな時に限って書き込めなくなるんだよカッカッ
改めて19:10に募集するのん、フライングは仕方ないからもう一回投げろ…鬼龍のように - 14二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:02:56
クソがっ レス更新で画像が来るとアッセってフライングしてしまって申し訳なさが洒落にならん
- 15二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:03:03
全ての元凶はお前だ>>6龍
- 16二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:03:50
- 17二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:03:51
まあフライングは気にしないで
主催者が仕方ないといったんですから - 18二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:05:07
やっぱ連鎖事故を避けるためにも画像は後のほうがいいのかもしれないね
安価が来てないのにも気づきやすいしなっヌッ - 19ポチェモブ25/11/26(水) 19:06:21
- 20二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:06:58
主催者的には安価と一緒のほうがやりやすいんだ
まっ 個人の感想だからバランスは取れてるんだけどね - 21ポチェモブ25/11/26(水) 19:10:07
- 22二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:10:09
- 23二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:10:09
【実働】宮沢静虎(タフシリーズ)
一人称:私
二人称:あなた
口調:冷静、温和
備考:黒いスーツに黒いネクタイ。髪は黒髪・刈り上げ。眼鏡をかけている。
灘神影流という武術を使う。 - 24二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:10:09
スティンガーフリン(Garten Of Banban)【交渉人】
一人称:私 二人称:お前、呼び捨て
口調:常体で話し、自分が嫌いな相手に対しては口が悪くなる。
備考:オレンジ色の1つ目のクラゲのような姿をした人造生物で、知能が非情に高く自身の持つ成分を触手から対象に注入することで対象に自身の精神世界を見せる能力を持つ。ただし精神世界での出来事は大抵がデタラメでハチャメチャな物であり、爆発オチで終了する。海へ戻って脳がないクラゲのようなシンプルな生活を送り、一日中エビを食べて、亀に食べられないように逃げ回る生活を送りたいといった海に対する憧れの感情を持っている - 25二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:10:10
血の魔人 パワーちゃん(チェンソーマン)
一人称:ワシ 二人称:ウヌ 口調:尊大な老人語混じりの口調。「~じゃ」「~じゃろ」「~のう」といった広島弁や老人語を思わせる古風で命令的な言い回しが多い。 - 26二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:10:11
- 27二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:10:12
- 28二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:10:12
- 29二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:10:13
大鳥獅子吼(装甲悪鬼村正)【実働】
一人称:俺 二人称:貴様
備考:「六波羅幕府」を仕切る四公方の一人で、知略と剣術に長けており冷徹な一面も持つ男。戦闘の際は透明化の能力を持つ劔冑「銘伏」を呼び出して装甲する。 - 30二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:10:13
- 31二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:10:13
- 32二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:10:20
十神白夜(ダンガンロンパ)【交渉班】
一人称:俺 二人称:お前/呼び捨て/貴様 口調:男口調、冷静沈着だが傲岸不遜で傲慢
備考:頭脳明晰で容姿端麗な十神一族の跡取り息子にして超高校級の御曹司。メガネ着用。プライドが高く傲慢だがそれに見合うだけのあらゆる分野での高い能力を持つ。十神一族としての自負と誇りは高く、「十神の名にかけて」が決め台詞。 - 33二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:10:26
銀狼(崩壊:スターレイル)【実働班】
一人称:私 二人称:あなた/呼び捨て 口調:常体、どんな相手にもタメ口、会話にゲーム用語を交えることが多い。
備考:パンクな服装をした銀髪の少女。凄腕のハッカーでありゲーマー。エーテル編集という現実に干渉できるハックスキルを持つ。 - 34二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:10:26
覚醒済みの”博徒”伊藤カイジ(逆境無頼カイジ)
実働班
一人称:俺
二人称:あんた、〇〇さん
備考:戦闘力は一般人と変わりないが、あらゆる窮地を突破してきており覚醒済みのため、得意の圧倒的閃きと豪運を使いこなす。
- 35二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:10:46
- 36二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:11:16
- 37二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:11:44
>>36までっスね
- 38二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:11:56
- 39二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:12:15
- 40二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:12:17
このレスは削除されています
- 41二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:12:41
- 42二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:13:00
犯人大丈夫?交渉人に古畑いるけど
- 43二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:13:46
- 44二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:16:12
- 45二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:16:23
かませメガネ大丈夫?
交渉人狙いだったのが溢れたせいで他の実働班に比べると割と実力劣ってそうだけど - 46二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:16:56
- 47ポチェモブ25/11/26(水) 19:17:44
ケルシー(アークナイツ)【交渉人】
スティンガーフリン(Garten Of Banban)【交渉人】
ニルス・ニールセン(ガンダムビルドファイターズ)【交渉人】
ソリテール(葬送のフリーレン)【交渉班】
古畑任三郎【交渉】
以下は全員実動班
宮沢静虎(タフシリーズ)
血の魔人 パワーちゃん(チェンソーマン)
サイファー (VALORANT)
フユカ(ステラソラ)
大鳥獅子吼(装甲悪鬼村正)
銀狼(崩壊:スターレイル)
十神白夜(ダンガンロンパ)
覚醒済みの”博徒”伊藤カイジ(逆境無頼カイジ)
月雪ミヤコ(ブルーアーカイブ)
左翔太郎/仮面ライダージョーカー(仮面ライダーw)
ステラソラのフユカ大丈夫?
翔ちゃんはともかくステラソラはめちゃくちゃ新しいから何にも書かないと適当なキャラ付けにされるけど - 48二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:17:48
どうして・・・・・・?(博徒書き文字)
- 49二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:19:25
なんでやろな
前回の右京さんに続き古畑がマジで頼りになりそうなのは - 50二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:20:19
前回と比べると武闘派が多いっスね
このカイジと十神は…? - 51二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:20:35
- 52二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:22:35
- 53二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:24:02
ニルスは続投っスね
まぁGeminiボーだと他のチャット参照できない都合上面識が維持されてるかは微妙なんやけどなブヘヘヘヘ - 54二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:27:09
あの…交渉人の半分以上が人外なんスけど
いいんスかこれ - 55ポチェモブ25/11/26(水) 19:29:23
- 56二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:30:43
- 57二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:31:20
翔ちゃんは個人的にGeminiつかってバトロワ回してたときに下手に口調指定させないほうがキャラが合ってたからそうしたんだァ
- 58二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:32:07
前回同様交渉班は狙われやすかったりするのか教えてくれよ
- 59二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:32:08
お変クな味付けか そんなものガルシアは欲しがる
- 60二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:35:22
- 61二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:37:39
間に合わなかった‥
- 62ポチェモブ25/11/26(水) 19:43:20
- 63625/11/26(水) 19:43:30
- 64二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:47:36
うーミステリー好きだから楽しみだぞ兄貴
- 65二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 19:49:42
- 66二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 20:46:01
わしが解き明かしたらぁ
- 67二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 21:14:12
俺なんて本山探偵ネタ元スレを貼る芸を見せてやるよ
「今なんか言ったか龍星」「人面獣心のクソ野郎と言ったんですよ本山先生」|あにまん掲示板「違う、その一つ前だ!」「被害者を犯行現場に呼び寄せたのは加害者ではなく、別の人物だったかもしれない、ですか…?」bbs.animanch.com「はっ 今なんか鳴ったな…銃声!?」ザパァ|あにまん掲示板「外でやってる花火大会の花火の音ですよ本山先生 せっかくの温泉旅行なのに探偵の職業病が抜け切ってないとはさすがにビックリしましたよ あっまた花火あがったみたいですよ」「…今の音 脱衣所の向こうからしな…bbs.animanch.comどうしてあいつは犯行に気がついたんだ…?|あにまん掲示板bbs.animanch.com人面獣心探偵本山のミステリー·クイズの時間じゃないか 〜格闘が強い奴は推理力も強いのよっ〜|あにまん掲示板はっはぁーっ 私は名探偵·本山このスレを見てる君は選ばれし探偵この謎に挑戦するチャンスを与えられた 強き探偵なのよっbbs.animanch.com人面獣心探偵本山のミステリークイズ5 〜危うし本山! 人面獣心探偵最後の事件簿!?〜|あにまん掲示板bbs.animanch.com - 68二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 21:41:47
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- 69二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:24:01
わくわくさん
- 70ポチェモブ25/11/26(水) 22:33:48
- 71二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:35:24
しゃあっ
- 72ポチェモブ25/11/26(水) 22:35:38
プロローグ:帝都爆破予告 〜嗤う虚無と15人の生贄〜
第一章:空洞との対峙
帝都・東京の空は、鉛を流したような灰色に沈んでいた。
秋葉原で発生した爆破テロの黒煙は、雨に叩き落とされ、街全体に焦げ臭い煤(すす)の匂いを充満させている。
警視庁、地下取調室エリア。
分厚いコンクリートの壁に囲まれた廊下を、独特の足音──革靴と、鍛え上げられたPC筋が唸るような重厚な足音が響く。
「ウム……。ここか。空気が淀んでおるな」
ボロボロのコートを羽織り、扇子を手にした男、本山昌。
その背後には、胃薬を片手に眉間を揉む助手、長岡龍星が続く。
「先生、扇子をパチパチ鳴らさないでください。ここはキャバクラの待合室じゃありませんよ」
「馬鹿者。これは威嚇だ。これから会う相手は、ただの犯罪者ではない。私の勘が告げているのだよ……『こいつはヤバい』とな」
二人の前に、取調室の重い扉が立ちはだかる。
その横の壁に寄りかかり、死んだ魚のような目で缶コーヒーを啜っている男がいた。
ボサボサの頭、ヨレヨレのスーツ。警視庁捜査一課の変わり者、類家(るいけ)刑事だ。
「……あーあ。来たか、探偵さん」
類家は欠伸混じりに呟くと、空になった缶をゴミ箱に投げ入れた。
「極阿久のバカ兄弟が連れてくるとは聞いてたが……あんたが本山か。噂は聞いてるぜ。『筋肉と性欲で事件を解決する変態』だってな」
「はっはあ──っ! 訂正したまえ! 『愛と精力善用の騎士』だ!
……して、類家君。中の『客』の様子はどうだ?」
「最悪だ」
類家は短く吐き捨て、マジックミラーごしに取調室を顎でしゃくった。
「あいつは人間じゃねえ。……いや、人間なんだろうが、中身がねえんだ。『スズキタゴサク』。名前からしてふざけてるが、あいつの目はもっとふざけてやがる」
- 73ポチェモブ25/11/26(水) 22:38:24
本山と龍星は、マジックミラーに顔を近づけた。
無機質な蛍光灯の下、パイプ椅子に座る中年男。
坊主頭で薄汚れた顔。ホームレスのような格好。道端で寝っ転がっていそうな見向きもされない醜い風貌…。
だが──本山先生の背筋に、氷のような戦慄が走った。
(……なんだ、こいつは?)
本山のカチンカチンに鍛え上げた直感が、警報を鳴らしている。
男は笑っていた。だが、口元だけだ。
瞳の奥には感情の色がない。喜びも、悲しみも、憎しみさえもない。
そこにあるのは、底の抜けた井戸のような、真っ黒な『空洞』だけだった。
「……龍星。こいつはマズいぞ」
本山が声を潜める。
「私の『英雄色を好む』センサーが、何も反応しない。
こいつには『欲』がない。金も、名誉も、女も……生への執着すらない。
他人の命をチップにしたゲームで、暇を潰しているだけの……『虚無』だ」
その時、スズキタゴサクがゆっくりと首を巡らせ、マジックミラーの向こうにいる本山たちと目が合った──気がした。
スズキはニタリと嗤(わら)い、口パクで何かを呟いた。
『ハ・ジ・メ・マ・シ・ョ・ウ』
「……チッ。聞こえてやがるのか」
類家が頭をガシガシと掻きむしる。
「いいか探偵さん。あいつはクイズを出す。
正解すれば爆弾のありかを教えると言ってるが……罠だ。
あいつは『正解しても人が死ぬ』のを見て、楽しんでやがる。
俺たち警察の手には負えん。……頼むぜ、『交渉人』たちをまとめてくれ」
「ウム。任せたまえ」
本山はコートを翻した。
「相手が虚無なら、こちらは煩悩の塊で埋め尽くしてくれるわ!
行くぞ龍星! 美女たちが待つ作戦室へ!」
- 74ポチェモブ25/11/26(水) 22:41:32
第二章:知性の怪物たち(交渉班・顔合わせ)
隣接する大会議室。
そこには、今回の事態を収拾するために集められた、5名の「交渉人」たちが待機していた。
部屋に入った瞬間、本山先生は思わず立ち止まった。
「……な、なんというカオスだ。ここは異世界転生の待合室かね?」
円卓を囲む面々は、あまりにも異質だった。
まず目を引くのは、オレンジ色に発光する巨大な一つ目。
スティンガーフリン。クラゲのような人造生物が、触手を蠢かせながら椅子(というか床)に鎮座している。
「……やあ。君が指揮官かね? 私はスティンガーフリン。
この部屋は乾燥しすぎているね。海の話でもして、少し湿り気をくれないか?」
その隣には、冷徹な眼差しで資料を読み込む獣耳の女性。
ケルシー。アークナイツの世界から来た、博識かつ冷厳なドクターだ。
「……無駄話は不要だ、フリン。
現状の分析を急ぐべきだ。スズキタゴサクの精神構造、および使用された爆発物の組成……。
これらは帝都のインフラを効率的に破壊するために計算されている。だが、その目的合理性が欠如している点が最大の懸念事項だ」
「へぇ、難しいこと言うんだねぇ」
楽しげに口を挟んだのは、可憐な少女の姿をした大魔族、ソリテール。
彼女はニコニコしながら、ケルシーの顔を覗き込む。
「人間って不思議。どうして自分の巣を自分で壊すような真似をするのかな?
あのスズキって人、私とお喋りしたら何か教えてくれるかな?
……ねえ、中身を引きずり出して調べてもいい?」
- 75二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:43:40
お⋯おい本山 待合室に変な殺人鬼が紛れてるぞ
- 76ポチェモブ25/11/26(水) 22:44:51
「ひっ……! ソリテールさん、物騒なこと言わないでくださいよ!」
怯えたように縮こまっているのは、若き天才少年、ニルス・ニールセン。
「僕は科学的なアプローチで解決したいんです。
粒子レベルの解析なら任せてください。……でも、魔族とか妖怪とか、非科学的なのは勘弁してくださいよ」
そして、円卓の端で静かに紅茶(持参)を啜っている黒ずくめの男。
古畑任三郎。
「えー、お取込み中のところ恐縮です。古畑任三郎です。
……おや、探偵さん。あなた、少し脂汗をかいてらっしゃいますねぇ。
分かりますよ。この異様なメンバーを前にして、胃が痛いんでしょう?
……お察しします」
本山先生は額の汗を拭い、大きく咳払いをした。
「ウム……! 諸君、よく集まってくれた!
君たちの知性と特殊能力があれば、スズキの虚無など恐るるに足らん!
特にソリテール君とケルシー君! 君たちのようなクールな美女には、私の精力善用の精神で個人的なケアを……」
「……ドクター・モトヤマ。セクシャルハラスメントは生産性を著しく低下させる。黙りたまえ」
ケルシーに一蹴され、本山はガクリと膝をついた。
「先生、遊んでないでください。彼らはスズキと対峙し、命を賭けて交渉するんです。
失敗すれば……『執行者』に消されるかもしれないんですよ」
龍星が冷ややかな事実を突きつける。
そう。この中には、スズキの命を受けた暗殺者──『執行者』が紛れ込んでいる可能性がある。
ソリテールが目を細め、クスクスと笑った。
「あはは。誰が裏切り者かな?
人間の嘘を見抜くのは得意だよ。……私の魔力探知から逃げられると思わないことね」
- 77二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:45:23
- 78二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:46:37
やばっ古畑任三郎の声が聞こえる
- 79二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:47:22
- 80二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:49:15
- 81二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:50:13
元々学者志望だったのかもしれないね
- 82ポチェモブ25/11/26(水) 22:51:17
第三章:暴走する武力(実働班・作戦会議)
一方、地下の装備保管室。
ここでは、爆弾処理と現場制圧を担当する「実働班」10名が集められていた。
仕切るのは、警視庁のトラブルメーカー、極阿久兄弟だ。
「うーっ!! うーっ!!」
「すげぇ! すげぇ匂いだ兄キ!
あそこの女(銀狼)からは甘いガムの匂い!
こっちの角が生えた女(パワー)からは鉄と獣の匂い!
たまんねぇ! やらせろ! 早く俺に爆弾解除をやらせろォォッ!!」
「落ち着けケンゴ! お前の性癖は爆弾じゃなくて女に向いてるだろうが!」
兄のケンゾーが弟の首根っこを掴んで引き戻す。
「いいか野郎ども! ……いや、お嬢ちゃん方も!
俺たちは現場で体を張る係だ! スズキの野郎が仕掛けた罠を食い破って、市民を守るんだ!」
ケンゾーの熱い演説に対し、実働班の反応は様々だった。
「ガハハ! ワシが一番じゃ!
爆弾? そんなもん、ワシの血のハンマーで叩き潰せばいいんじゃろ?」
血の魔人、パワーが尊大に胸を張る。
「……愚かな。精密機器を力任せに壊せば、起爆装置が作動する」
仮面を着けた情報屋、サイファーが呆れて肩をすくめる。
「俺のカメラを使えば、内部構造なんて丸裸だ。……ギブ・ミー・ア・コープス(死体をくれ)、なんてことにならないようにな」
部屋の隅、ロッカーの影には、小柄な少女が震えながら隠れていた。
「あ、あの……わ、わたし……フユカです……。
殴ることしかできないですけど……みなさんの足手まといにならないように……が、頑張ります……!」
フユカが涙目で拳を握りしめている。
ケンゴが鼻をひくつかせた。
「うーっ! なんて庇護欲をそそる匂いだ! 心配すんなお嬢ちゃん! 俺が守ってやる!」
- 83二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:51:55
今のとこソリテールが執行者の最有力候補なんスけど……
いいんスかこれ… - 84ポチェモブ25/11/26(水) 22:56:07
「……フン。馴れ合いは不要だ」
低い声と共に、巨大な武人が腕組みをして立ちはだかる。
大鳥獅子吼。六波羅幕府の公方だ。
「帝都を守るのは我ら武人の責務。……邪魔をするなら、この『小村正』で斬り捨てるのみ」
「おっと、旦那。そう殺気立ちなさんな」
ハードボイルドな帽子を被った探偵、左翔太郎がなだめる。
「この街を泣かせる奴は俺が許さねえ。……だが、チームワークを乱すのも感心しねえぜ。
さあ、お前の罪を数えろ……ってな」
「ざわ……ざわ……」
その横で、青ざめた顔でビール(ロング缶)を開けている男、伊藤カイジ。
「き、来たぜ……。この圧倒的プレッシャー……!
爆弾解除……ミスれば即死……! 悪魔的だっ……!
だが、俺は生き残る……! この『博徒』の勘で、正解のコードを引き当ててやるっ……!」
ゲーミングスマホをいじりながら、銀狼がチューインガムを膨らませた。
「アンタら、うるさい。
爆弾? ハッキング? ……全部あたしのゲームの一部だよ。
『エーテル編集』で、爆弾の概念ごと消しちゃえばいいじゃん」
「……はぁ。民間の協力者というのは、こうも統率が取れないものですか」
溜息をつくのは、RABBIT小隊の月雪ミヤコ。
「RABBIT1より各員へ。……勝手な行動は控えてください。市民の安全が最優先です」
「ククク……愚民どもが」
十神白夜が眼鏡の位置を直し、冷ややかに見下ろす。
「僕に指図するな。十神家当主である僕が、貴様らを導いてやる。感謝するんだな」
- 85二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:57:14
ちいっなんだって一人称がこうも最初からブレてるんだよカッカッ
- 86二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:57:18
何ビールのロング缶開けてるこのバカ
- 87二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:57:19
- 88二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:57:36
ケンゴが警察犬みたいなことになっていて笑ってしまう
- 89二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:57:40
大変だあっ銘伏が寝取られたぁっ
- 90二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:58:52
爆弾に興奮するってことは…最近映画でやってた"S連のモルモットのようなあの女"に脳を焼かれたってことやん
- 91二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:59:08
なんでAIちゃんはそないして十神の一人称を僕にしたがるん?ペシッポポイ
ワシ自身がプロンプト回した時もほぼ毎回僕でスタートしてたんだよね
怖くない? - 92二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 22:59:19
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- 93二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:00:50
- 94二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:01:04
- 95ポチェモブ25/11/26(水) 23:01:30
「……弱い者いじめはあかんで」
最後に口を開いたのは、黒スーツの静かな男、宮沢静虎。
「ワシらは人を守るために集まったんや。……灘神影流の活法、役に立つとええんやけどな」
カオスな面々を見渡し、ケンゾーは頭を抱えた。
「……前途多難だぜ。
おいケンゴ! お前の鼻だけが頼りだ!
爆弾の火薬の匂いと、裏切り者の匂い……嗅ぎ分けてくれよ!」
「うーっ! 任せろ兄キ!
俺の鼻は、美女と火薬と……嘘の匂いには敏感だぜ!」
警視庁・特別捜査本部(指令室)
本山先生、類家、そして交渉班の5名がモニターの前に集結する。
実働班の10名は、専用車両に乗り込み出動待機状態だ。
モニターの中、スズキタゴサクがゆっくりと目を開いた。
スズキ 「……おや。揃いましたか。
素晴らしいキャストだ。魔族に超人、探偵にギャンブラー……。
これなら、最高の悲劇(ショー)が描けそうだ」
スズキがニタリと笑い、指を1本立てた。
スズキ 「では、始めましょうか。
帝都の命運と、貴方達の命をチップにした……クイズの時間です」
- 96二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:02:00
- 97ポチェモブ25/11/26(水) 23:03:12
十神と銀狼は今修正しろって命令したのん
はっきり言ってGemini君はめちゃくちゃいい加減、龍が如く8の山井を出したら関西弁にするんだから話になんねーよ - 98二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:05:06
- 99ポチェモブ25/11/26(水) 23:15:33
第1ターン:取調室パート(悪意の選択)
警視庁・特別捜査本部
モニターの向こう側、取調室のスズキタゴサクは、退屈そうに指先のささくれを気にしていたが、ふと顔を上げ、カメラ越しに本山たちと目を合わせた。
その瞳は、深海のように暗く、何も映していない。
スズキ 「……おや。もう始めろという顔ですね。
いいでしょう。せっかく集まった『英雄』たちを待たせるのは失礼だ」
スズキはゆっくりと、人差し指を1本だけ立てた。
スズキ 「では、第1問です」
「帝都には、毎日膨大な人間を飲み込む『二匹の大蛇』がいます。
一匹は、海沿いを走り『夢と魔法の王国(舞浜ドリームランド)』へと人々を運ぶ『赤き蛇』(京葉ライン)。
もう一匹は、地下深くを潜り『国の心臓(永田町エリア)』を貫く『金色の蛇』(有楽町ライン)。
どちらも今、満員御礼。お腹を空かせています。
……さて、私が『特上の毒餌(爆弾)』を仕掛けたのは、どちらでしょう?」
「制限時間は45分。……片方を助けようとすれば、もう片方は毒が回って死にます。
さあ、夢を見る『家族連れ』か、国を動かす『官僚たち』か。
どちらを間引きしますか?」
今命令したら大鳥獅子吼の武装設定(劔冑)を削除し、生身の武人として扱います(GEMINI書き文字)って言われたんすけど…いいんすかコレ
十神もさらっと交渉班に入れられてるしもうめちゃくちゃだな
- 100ポチェモブ25/11/26(水) 23:20:30
【作戦会議:トロッコの分岐点】
指令室に緊張が走る。
ターゲットは**「京葉ライン(赤)」か「有楽町ライン(金)」**。
どちらも今、通勤客や観光客で溢れかえっている。
類家刑事 「……おいおい、いきなり最悪の二択かよ。
『夢の国』行きの電車には、ガキ連れの家族がたくさん乗ってる。
一方で『国の心臓』が止まれば、帝都の機能は麻痺だ」
本山先生 「ウム……。スズキの野郎、初手から人間の情と理性を天秤にかけてきたな。
ヒントは奴が立てた『1本の指』……。
これが『1番線』を意味するのか、『どちらか一つしか救えない』という宣告なのか……」
龍星 「あるいは、『赤(1号線)』や『金(ゴールド=No.1)』といった色の連想でしょうか。
情報が足りません。交渉人にスズキの深層心理を探らせ、正確な場所と解除方法を聞き出す必要があります」
ケンゾー 「くそっ! どっちに行けばいいんだ!
間違った方に実働班を送れば、移動時間のロスでアウトだぞ!」
ここで選択を誤れば、数千人の命が失われる。
スズキの虚無に耐え、この悪辣なクイズの「正解(あるいは裏の裏)」を見抜ける者は誰か。
- 101二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:24:09
- 102ポチェモブ25/11/26(水) 23:26:18
(今回何故かランダムに選ばれるんじゃなくプレイヤー(ワシ)が決めることになったから適当に選んでいくのん。というわけで今回はスティンガーフリン君が一番槍っス)
第1ターン:取調室パート(深海より深い虚無)
【本山先生の独り言】
「ウム、スティンガーフリン君か。
人知を超えた存在である彼なら、スズキの人間離れした精神構造にも対抗できるかもしれん。
『毒をもって毒を制す』……いや、『人外をもって虚無を埋める』か。
頼んだぞ、オレンジ色の友人よ。君の触手で、あの男の空っぽの頭の中に真実を注入してくれたまえ!」
わ、わかりました…「小村正」ではなく「銘伏」を使えと命じます。
- 103二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:28:37
精神世界空間にスズキタゴサクを放てっ
- 104ポチェモブ25/11/26(水) 23:30:23
警視庁・第1取調室
ヌチャ……ヌチャ……。
湿った音と共に、オレンジ色の巨大な一つ目のクラゲ──スティンガーフリンが入室する。
彼はパイプ椅子には座らず(座れず)、床に触手を広げてスズキと対峙した。
フリン 「……やあ。初めまして、スズキタゴサク君。
この部屋は少し乾燥しすぎているね。私の肌には良くない」
スズキ 「……ホウ。これはまた、珍しいお客様だ。
水族館から脱走してきたのですか? それとも、これも警察の秘密兵器?」
スズキは眉一つ動かさず、化け物じみたフリンを見上げている。
フリン 「私は暴力は好まないんだ。知性を愛している。
君のクイズ……『二匹の大蛇』だったね。
答えを聞く前に、少し君と**深い話(コネクト)**をしたいと思ってね」
フリンの触手が一本、スズキの腕へと伸びる。
フリン 「君からは何も感じない。まるで海底の岩のように空っぽだ。
だから、私が教えてあげよう。
私の精神世界……そこは色彩と爆発、そして哲学に満ちた素晴らしい場所だ。
君のその退屈な『虚無』を、私の『世界』で上書きしてあげるよ」
スズキ 「……精神世界? 面白そうだ。
いいですよ。覗けるものなら、覗いてごらんなさい」
スズキは抵抗しなかった。
フリンの触手がスズキの皮膚に触れ、神経毒と幻覚成分が注入される。
本来なら、これで相手はフリンの支配するサイケデリックな精神世界へと引きずり込まれるはずだ。
だが──。
- 105二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:32:06
◇何が始まる…!?
- 106二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:34:22
支配していると言うには自分も大概ひどい目に遭っているような…!?
- 107ポチェモブ25/11/26(水) 23:35:19
【精神世界:侵食】
フリンは自信満々で接続(ダイブ)した。
さあ、私のビーチを見せてあげよう。私の仲間たちを紹介しよう。
しかし。
「…………え?」
フリンの巨大な一つ目が、恐怖で見開かれた。
何もない。
ビーチも、空も、色も、音もない。
そこにあったのは、**無限に広がる「真っ白な空白」と、底の見えない「真っ黒な穴」**だけだった。
フリン 『な、なんだここは!? 私の世界が……描けない!?
私の色はどこだ! 私のエビはどこだ!』
フリンが必死にイメージを構築しようとするが、インクをブラックホールに垂らすように、全てが一瞬で吸い込まれて消えていく。
スズキの声 『……おや。もっと派手な世界を見せてくれるんじゃないんですか?
これじゃあ、いつも私が一人で見ている景色と同じですよ』
フリン 『や、やめろ! 出せ! 接続を切るんだ!』
スズキの声 『いいえ。入ってきたのは貴方だ。
……時間はたっぷりありますよ。
ここでは一秒が永遠のように長い。
さあ、一緒に「何もしない」を楽しみましょう? あと一万年ほど』
フリン 『いやだぁぁぁぁぁぁッ!!
海へ帰してくれぇぇぇぇぇッ!!』
人造生物の精神が、人間の形をした「虚無」という猛毒に侵され、溶かされていく。
- 108二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:36:48
うえーっこ…怖いよーっ
- 109二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:37:47
ま…まずいよなんとかして生きてくれないと早々に交渉役が一人消えちゃうよ
- 110二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:38:39
- 111ポチェモブ25/11/26(水) 23:39:25
【現実世界:崩壊と粛清】
フリン 「ア……アア……ッ!」
現実の取調室。
フリンの触手が痙攣し、白目を剥いて泡を吹き始めた。
その体色は鮮やかなオレンジ色から、死んだような灰色へと変色していく。
スズキ 「……あらら。
もう壊れちゃったんですか? 軟体動物は精神まで脆いんですねぇ」
スズキは欠伸をしながら、フリンの触手を払いのけた。
スズキ 「つまらない。……退屈だ」
その言葉が、処刑の合図だった。
シュッ。
音もなく、取調室の影から**「何者か」**が現れた。
それは捜査員のような服を着ていたが、手には鋭利なワイヤーが握られていた。
**『執行者』**だ。
https://bbs.animanch.com/arc/img/5831970/47
ザンッ!!
フリン 「……!!」
精神崩壊して動けないフリンの「急所(中枢神経の核)」が、無慈悲に切断された。
オレンジ色の体液が床に広がる。
スズキ 「お掃除、ありがとうございます。
……さて、交渉は決裂ですね」
スズキはカメラに向かって、冷酷に告げた。
スズキ 「残念でした、本山さん。
ヒントは無し。……いえ、特別に一つだけ教えてあげましょう。
私が立てた『1本の指』。
あれは**『1分後に起爆する』**という意味でした」
- 112二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:39:31
仮にこの場で生き残れても執行者に邪魔ゴミされそうなのは大丈夫か?
- 113二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:40:24
早速一人減ったぁ!も、もう実働班になんとかしてもらうしかない…
- 114二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:41:11
うーんスティンガーは相手のターンに持ち込まれたら弱いし戦闘力もグリーンゴリラに劣るから仕方ない本当に仕方ない
- 115ポチェモブ25/11/26(水) 23:43:11
【作戦会議:絶望の勘】
指令室に戦慄が走る。
フリンが殺された。しかも、あと1分で爆発する!?
本山先生 「くっ……! フリン君!!
おのれスズキ……!
だが感傷に浸っている時間はない! あと1分だぞ!」
類家刑事 「場所の特定はできてねえ!
『京葉線(赤)』か『有楽町線(金)』か……。
完全に運ゲーになりやがった!」
龍星 「先生! 決断してください!
A班(京葉線)か、B班(有楽町線)か!
どちらか片方に『停止信号』を送るしかありません!
間違えれば……送らなかった方の班、あるいは両方が吹き飛びます!」
ケンゾー 「おい! B班には俺の弟(ケンゴ)はいねえが……十神や翔太郎たちがいるんだぞ!」
運命の二択。
ヒントは「1本の指」だけだったが、それは「1分後」という意味だったとスズキは言った。
だが、本当にそれだけか?
「1」……「First」……「金メダル(Gold)」……?
それとも「赤(Red)」のRはアルファベットの18番目……関係ないか。
本山先生、どちらの班に「突入・解除」を命じますか?
選択肢A:実働A班(京葉線・海沿い)
メンバー:ケンゴ、静虎、フユカ、ミヤコ、銀狼
ターゲット:夢の国へ向かう満員電車
選択肢B:実働B班(有楽町線・地下深く)
メンバー:龍星、パワー、サイファー、獅子吼、カイジ、翔太郎、十神
ターゲット:官僚や政治家を運ぶ地下鉄
「A」か「B」か。決断してください。
(選ばなかった方は……覚悟してください)(Gemini君書き文字))
どないする?>>116
- 116二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:43:40
B…
- 117二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:45:16
(これでAで爆発したら)どないする?
まあ(その時はとりあえずタゴサクを尻丸すれば)ええやろ - 118ポチェモブ25/11/26(水) 23:49:23
第1ターン:決着(片道のトロッコ)
【指令室:黄金の決断】
残り時間は数秒。
フリンが無惨に殺され、モニターのスズキは嘲笑っている。
本山先生は脂汗を流しながら、決断を下した。
本山 「……『1本の指』……それは『No.1』……『金(ゴールド)』……!
クソッ、こじつけかもしれんが、選ぶしかない!
チームB(有楽町線)だ! 龍星、そっちが本命だ! 止めろォッ!!」
類家 「……おい、じゃあ京葉線はどうするんだ!?」
本山 「……祈るしかない!」
- 119二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:50:36
ま…まずいよ…うちの最寄り駅京葉線一本だから荼毘に付しちゃうよ…
- 120ポチェモブ25/11/26(水) 23:52:36
現場サイドB:有楽町線・地下トンネル
メンバー:龍星、パワー、サイファー、獅子吼、カイジ、翔太郎、十神
本山の指示が飛ぶ。
龍星 「来ました! こっちが正解(解除対象)です!
サイファーさん、カメラで位置を特定してください!」
サイファー 「了解だ。……ビンゴ。
先頭車両の床下。複雑な配線だ……こいつは骨が折れるぞ」
十神白夜 「フン、手こずらせるな。
おい、そこのギャンブラー(カイジ)。貴様の運で当たりくじを引け」
伊藤カイジ 「ざわ……ざわ……!
俺に振るなよ! だが……やるしかねえ!
赤か青か……いや、この黄色の配線……! 圧倒的違和感……!」
カイジが震える手でニッパーを握る。
その時、トンネルの天井が崩落し始めた。スズキの仕掛けた振動トラップだ!
大鳥獅子吼 「ぬぅん! 小細工を弄するか!
ならば力でねじ伏せるのみ!
装甲(エンチャント)!!」
獅子吼が咆哮する。
空間から鋼鉄の装甲──**『劔冑(ツルギカチュウ)』**が出現し、彼の巨体を包み込む。
鋼の武人と化した獅子吼は、崩れ落ちる数トンの瓦礫を、その剛腕で支え止めた!
- 121ポチェモブ25/11/26(水) 23:55:21
獅子吼 「ぐぬぅ……ッ!
早うせよ! 我が『劔冑』とて、長くは持たぬぞ!」
左翔太郎 「へっ、頼もしい武者だぜ!
カイジ、行け! お前の勘を信じろ!」
カイジ 「うおおおおおッ! 死 ねるかぁぁぁッ!」
パチンッ!
カイジが黄色の線を切断した。
タイマーが停止する。
龍星 「……止まりました! 解除成功です!
先生! B班は全員無事です!」
- 122二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:56:22
>>おい、そこのギャンブラー(カイジ)。貴様の運で当たりくじを引け
結局最後は運頼みやないケーッ!しゃあけど…豪運のカイジさんには造作もないことやったわ!
- 123二次元好きの匿名さん25/11/26(水) 23:57:17
なんじゃあ、この腹立つ龍星の画像は
- 124ポチェモブ25/11/26(水) 23:59:27
現場サイドA:京葉線・海上鉄橋
メンバー:ケンゴ、静虎、フユカ、ミヤコ、銀狼
一方、A班。
夢の国へ向かう電車は、海上の鉄橋を走っていた。
車内は家族連れで満員だ。
銀狼 「……ねえ。通信が途絶えたよ。
これって、あたしらが『切り捨てられた』ってこと?」
月雪ミヤコ 「……っ! 全員、伏せてください!
爆発します!」
その時、車両の中央に置かれた不審なボストンバッグが赤く発光した。
ケンゴ 「うーっ!! 爆弾だ!
姉ちゃん(フユカ)! 逃げろ!」
ケンゴが叫ぶ。
だが、フユカは逃げなかった。
彼女は泣きそうな顔で、震えながら爆弾を見つめ……そして、覚悟を決めた。
フユカ 「……わたし……殴ることしか、できないから……。
せめて……みんなを……!」
フユカの華奢な体に、人間離れした怪力が漲る。
彼女は爆弾の入ったバッグを抱え込むと、自分の体を丸め、ケンゴと乗客たちを背中で庇うように覆いかぶさった。
宮沢静虎 「お嬢ちゃん! アカン! 離れるんや!」
フユカ 「……ごめんなさい。……バイバイ」
- 125二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 00:00:54
えっ 一人で抑えきれるんですか
- 126二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 00:02:43
実働版が間違えた…もうスズキタゴサクにパプリカロワを500億周読ませて情報を吐き出させるしか無い…
- 127ポチェモブ25/11/27(木) 00:03:30
ドォォォォォォォォォォン!!!!
閃光。
そして、鉄橋を揺るがす轟音。
車両の中央が内側から弾け飛び、炎と衝撃波が吹き荒れる。
フユカの体は、爆心の至近距離で衝撃を一点に受け止め──その存在ごと消し飛んだ。
だが、彼女が「肉の盾」となったことで、衝撃波の方向が逸れ、車両の全壊とケンゴたちの即死は免れた。
【第1ターン 結果報告】
煙が晴れていく。
半壊した車両の中で、煤だらけになったケンゴが体を起こした。
ケンゴ 「……う、うぅ……。
生きてる……のか……?」
彼は無傷だった。
彼の目の前には、大きな穴が空いた床と……焼け焦げたフユカのリボンだけが落ちていた。
ケンゴ 「……あ……あぁ……」
宮沢静虎 「……なんてことや。
あんな小さな子が……ワシらを守って……」
静虎が拳を握りしめ、血が滲むほど食い込ませる。
銀狼は無言で、消滅したフユカのデータをコンソールで確認し、静かに目を閉じた。
結果: B班解除成功/A班爆発
死亡者: スティンガーフリン(交渉決裂・処刑)、フユカ(爆死・自己犠牲)
負傷者: A班全員(軽傷)、大鳥獅子吼(装甲損傷)
- 128ポチェモブ25/11/27(木) 00:08:58
幕間:嘲笑う空洞
沈痛な空気が流れる中、モニターのスズキタゴサクがパチパチと拍手をした。
スズキ 「おめでとうございます。
『国の心臓』は守られました。政治家の皆さんも安泰ですね。
その代わり……あらら、勇敢な少女が一人、星になりましたか。
フフ……美しい自己犠牲だ。彼女の勇気に乾杯」
本山 「……貴様ァッ!!」
本山先生がモニターを殴りつけそうになるのを、類家が止める。
類家 「やめろ。奴の思う壺だ。
……まだゲームは終わってねえぞ」
スズキは楽しそうに、指を2本立てた。
スズキ 「さて、少し人数が減りましたね。
どんどん行きましょう。第2問です」
「帝都の地下には、古くから『水』を治める巨大な神殿があります。
一つは、洪水を防ぐために作られた、地下神殿のような『調圧水槽』。
もう一つは、汚れた水を清め、海へと還す『再生水センター』。
どちらも今、たっぷりと水を蓄えています。
……私が『毒』を混ぜたのは、どちらの水でしょう?」
「制限時間は30分。……間違えれば、帝都は汚染水で満たされますよ」
ターゲットは**「首都圏外郭放水路(地下神殿)」か「芝浦再生水センター」**。
どちらも巨大な地下施設だ。
スズキのヒントは「2本の指」。
類家 「……毒か。前回(フリンの時)と同じパターンなら、水に混ぜられたら終わりだ。
また二択だぞ。どうする?」
本山 「……クソッ! 今度こそ犠牲は出させん!」
- 129ポチェモブ25/11/27(木) 00:13:14
ちょっと待っててね、今どうしても十神を交渉班に入れたがるGeminiのあほを調教してるから…
- 130ポチェモブ25/11/27(木) 00:23:02
ワシ「おいこらッ二度と十神…というか実働班を交渉班に移行させるなよ」
Gemini「わ、わかりました…厳守します。」
ワシ「それと毒を使うのは面白いが…爆弾要素は大丈夫か?」
Gemini「はい!もちろん使われますよ!」ニコニコ
数分前の壮絶なチャットのやり取りである
というわけで次はケルシーなのん
第2ターン:取調室パート(解剖不能な検体)
【本山先生の独り言】
「ウム、ケルシー君か。
彼女の眼差しは、私のカチンカチンに固めた嘘すらも見透かすメスのような鋭さがある。
スズキの思考回路など、彼女にかかれば実験動物のように解剖されて丸裸だろう。
……だが、なんだろうな。この背筋が凍るような感覚は。
『空っぽの箱』を解剖しても、中からは何も出てこない……そんな徒労感が予感されるぞ」
- 131ポチェモブ25/11/27(木) 00:26:47
警視庁・第1取調室
ケルシーが音もなく入室する。
彼女は椅子には座らず、スズキの横に立ち、まるでカルテを見るように彼を見下ろした。
ケルシー 「……スズキタゴサク。
お前の生体反応は正常だ。心拍、呼吸、発汗……すべてにおいて『人間』の数値を保っている。
だが、その精神構造(マインド)だけが、生物としての生存本能を欠落させている。
……興味深い検体だが、今は問診の時間ではないな」
スズキ 「おや、女医さんですか。
私の健康状態をご心配いただき、恐縮です。
ですが、時間は刻々と過ぎていますよ? 『水』はどちらへ流れるでしょう?」
スズキは楽しげに、立てた2本の指をゆらゆらと動かした。
ケルシー 「……愚問だ。論理的に考えれば、答えは自明だ。
お前の目的は『毒を帝都に拡散させる』こと。
ならば、**首都圏外郭放水路(地下神殿)**は不適当だ。
あそこは増水時の『貯留』を目的とした施設。爆破してタンクを壊したところで、毒は地下に滞留するか、江戸川へゆっくり排出されるに過ぎない」
ケルシーは淡々と、しかし淀みなく続ける。
ケルシー 「対して、芝浦再生水センターは違う。
あそこは下水を処理し、絶えず東京湾や都市の循環システムへ水を『供給・排出』しているポンプの心臓部だ。
ここで爆弾を起爆し、高圧で毒を散布すれば、エアロゾル化した毒素は配管と海風に乗って、数時間で帝都全域を汚染する。
……『効率』を考えるなら、標的は芝浦一択だ」
- 132ポチェモブ25/11/27(木) 00:29:29
スズキ 「…………」
ケルシー 「そして、お前が立てた『2本の指』。
これはVサインではない。化学記号における価数、あるいは混合比率の暗示か?
いや、単純に……**『二重構造(ダブル・レイヤー)』**の信管を示唆していると見るべきだろう。
……どうだ?」
スズキは数秒間、瞬きもせずにケルシーを見つめ──そして、パチパチと拍手をした。
スズキ 「素晴らしい。完璧な診断です。
ええ、正解は芝浦再生水センター。
そして爆弾は、貴方の仰る通り、化学反応を利用した二重トラップ付きです」
スズキがあっさりと認めた。
あまりにもスムーズな解決。
だが、ケルシーの表情は晴れるどころか、険しく歪んだ。
ケルシー 「……なぜ笑う?」
スズキ 「はい?」
ケルシー 「お前は今、自分の『作品』の種明かしをされた。
普通の犯罪者なら、焦るか、あるいは悔しがる場面だ。
だがお前は……まるで『天気の話』をするように肯定した。
……お前にとって、このテロは『目的』ですらないのか?」
- 133ポチェモブ25/11/27(木) 00:31:56
ケルシーは違和感を覚えた。
彼女の論理は完璧だ。スズキの行動を「テロリストの論理」として解析し、正解を導き出した。
だが、目の前の男はテロリストですらない。
論理(ロジック)で動いていない。
『効率』などどうでもいいと思っている人間が、なぜ『効率的な場所』を選んだ?
(……ズレている。
私の推理は合っているはずだ。だが、何かが決定的に欠落している。
こいつは、私が『正解すること』すらも、脚本の一部に組み込んでいるのではないか?
だとしたら、私が今、本山に伝えるべき情報は……)
ケルシー 「(インカムへ)……ドクター・モトヤマ。
場所は芝浦再生水センターだ。
だが、注意しろ。
この男の『2本の指』……単なる二重トラップの暗示ではないかもしれない。
もっと物理的な……あるいは**『時間的』なズレ**を含んでいる可能性がある。
実働班には、最悪の事態を想定して動くよう伝えてくれ」
スズキ 「フフ……考えすぎですよ、先生。
時にはメスを置いて、単純に解剖(パズル)を楽しんではいかがです?」
- 134二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 00:33:06
- 135ポチェモブ25/11/27(木) 00:35:15
第2ターン:現場パート(汚濁の迷宮)
場所:芝浦再生水センター・地下処理施設
実働B班:龍星、パワー、サイファー、獅子吼、カイジ、翔太郎
ケルシーの分析通り、ターゲットは芝浦だった。
B班は広大な地下水路を進む。
下水の臭気と、薬品の匂いが混ざり合う不快な空間だ。
パワー 「ガハハ! くっさいのう!
だが、ワシの鼻は誤魔化されんぞ!
あそこじゃ! あのデカいタンクの下から、火薬の匂いがプンプンしおるわ!」
パワーが指差した先。
汚水処理用の巨大タンクの支柱に、複雑な配線が絡みついたプラスチック爆弾が設置されていた。
その横には、**「劇薬」**と書かれたガラスチューブが連結されている。
爆発すれば、チューブが砕け、タンクの中身と混ざり合って拡散される仕組みだ。
サイファー 「……カメラ設置完了。
構造解析……ケルシーの言う通りだ。
信管は二つ。物理信管と、遠隔操作用の受信機。
そして……**『2本の指』の意味か?
配線が『赤』と『青』**の2本一組で束ねられている」
- 136二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 00:36:24
ミスター鬼龍
ちょっとムカついたのでスズキタゴサクを次のシミュロワに送っちゃっていいですか - 137ポチェモブ25/11/27(木) 00:39:52
伊藤カイジ 「ざわ……ざわ……!
また二択かよ……!
赤か青か……いや、ケルシー先生は『二重構造』って言ってたな。
もしかして、両方同時に切らなきゃアウトってことか……!?」
左翔太郎 「なるほどな。一人じゃ無理だが、二人ならいける。
……おい、侍(獅子吼)。俺とタイミングを合わせられるか?」
大鳥獅子吼 「フン、我を誰と心得る。
刹那の斬撃など造作もない。
……だが、この配線。妙に長いな。タンクの裏側まで続いている」
龍星 「……待ってください。
ケルシーさんの警告……『何かがズレている』。
スズキは『2本の指』を立てた。
それが『2本同時切断』を意味するなら単純すぎる。
……もし、**『2回』**という意味だったら?」
現場に緊張が走る。
1回切って終わりではない?
あるいは、時間差で何かが起きる?
残り時間はあと5分。
決断しなければならない。
- 138ポチェモブ25/11/27(木) 00:41:17
選択肢A:同時切断
翔太郎と獅子吼が、赤と青の線を同時に切断する。
(セオリー通りの解除法)
選択肢B:時間差切断
片方を切って、様子を見てからもう片方を切る。
(スズキの「ズレ」という警告を意識する)
選択肢C:タンクの物理破壊
パワーや獅子吼の力で、爆弾ごとタンクから引き剥がし、水路へ放り込む。
(強引な解決策。爆発しても水中で被害を抑える?)
>>140と鼬、お前が選択しろ
- 139二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 00:42:12
加速すルと申します
- 140二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 00:44:12
しゃあないワシが決めてやりますよっ Bっ
- 141ポチェモブ25/11/27(木) 00:49:47
- 142ポチェモブ25/11/27(木) 00:54:51
龍星 「翔太郎さん! まず赤を切ってください!
獅子吼さんは待機! 合図があるまで青は切らないで!」
左翔太郎 「マジかよ……! 爆弾処理で『待て』なんて聞いたことねえぞ!
……ええい、信じるぜ探偵の勘を!」
翔太郎がニッパーを握り、躊躇なく**『赤』**の配線を切断した。
その瞬間。
タンクに取り付けられたモニターの数字が『00:10』から消灯した。
……静寂。
パワー 「ガハハ! 止まったではないか!
なんじゃ、案外チョロい……」
伊藤カイジ 「……いや……待て……!
音が……変わった……!」
カイジの『博徒』の聴覚が、配線の奥から響く微かな異音を捉えた。
シュルルルル……
それは、信管が止まった音ではない。
第二の信管(化学反応用の溶液注入ポンプ)が動き出した音だ。
サイファー 「カメラが熱源を探知!
配線の内部で、薬剤が逆流している!
このまま青を切らずにいたら、3秒後に化学反応で起爆するぞ!」
龍星 「今だッ! 獅子吼さん、**『青』**を切れ!!」
大鳥獅子吼 「承知!!」
獅子吼が愛刀(生身用の打刀)を抜き放つ。
神速の居合い。
銀色の閃光が走り、**『青』**の配線が空中で断ち切られた。
- 143ポチェモブ25/11/27(木) 00:57:41
プシュゥゥゥ……
ポンプの作動音が完全に停止する。
間一髪。赤を切ったことで作動した「第二の罠(ズレ)」を、青を切ることで物理的に遮断したのだ。
同時切断していれば、両方の回路がショートして即爆発していただろう。
左翔太郎 「……ふぅ。心臓に悪いぜ。
これで一件落着……」
バキィッ!!
突然、爆弾が取り付けられていたタンクの配管の一部が破裂した。
爆発ではない。経年劣化に見せかけた、最後の物理トラップだ。
高圧の汚水(未処理の毒素を含んだ水)が鉄砲水のように噴き出す!
龍星 「うわあっ!?」
パワー 「ぬおっ!? 汚い水じゃ!」
回避が間に合わない龍星に、猛烈な水圧が迫る。
その時、パワーが前に躍り出た。
パワー 「血の魔術! 血の防壁!」
パワーが自らの手首を噛み切り、噴出する血液を凝固させて壁を作る。
ドガガガガッ!
汚水と血液が激突し、凄まじい飛沫が飛ぶ。
- 144ポチェモブ25/11/27(木) 01:01:35
パワー 「ぐぬぬ……! 貴様ら、早う逃げんか!
ワシの血が……毒で……腐る……ッ!」
龍星 「パワーさん!」
パワー 「行けェッ! ワシは最強じゃ! こんな水遊びで死にはせん!」
龍星たちはパワーが稼いだ数秒の間に、防水隔壁の向こう側へと退避した。
隔壁が閉まる直前、パワーも転がり込んでくる。
彼女の服は溶け、皮膚の一部がただれていたが、魔人の回復力で湯気を上げながら再生していく。
家入硝子(通信) 『……無茶するわね。でも、その再生力のおかげで助かったわ。
全員、帰ったら消毒よ』
【第2ターン 結果報告】
結果: 爆破・拡散阻止成功
MVP: ケルシー(時間差トラップの看破)、伊藤カイジ(音の変化察知)、パワー(物理防御)
負傷者: パワー(毒素による皮膚損傷・再生中だが疲労大)
(全く関係ない家入硝子先生が出てきて)
- 145二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 01:02:54
- 146ポチェモブ25/11/27(木) 01:04:38
取調室:執行者の影
警視庁・第1取調室
現場からの解除報告が入る。
ケルシーは冷ややかにスズキを見下ろした。
ケルシー 「……終わりだ。
お前の仕掛けた『二重のズレ』、そして『効率への嘲笑』。
すべて計算通りに処理させてもらった」
スズキは感心したように頷いた。
スズキ 「いやはや、お見事。
私の意図(ズレ)を読み切り、さらにはあの毒水まで防ぐとは。
やはり『人外』の力は計算できませんねぇ」
スズキは笑顔を浮かべている。
だが、その目は全く笑っていなかった。
スズキ 「……ですが、先生。
貴方の推理は完璧すぎて、教科書を読んでいるようだ。
論理、効率、計算……。
ああ、退屈だ」
スズキが小さく溜息をついた、その瞬間。
ヒュッ。
ケルシーの背後の空間が揺らいだ。
何の予備動作もなく、天井の通気口から**『執行者』**が音もなく落下してきた。
その手には、モノフィラメントの絞殺ワイヤーが握られている。
- 147二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 01:05:53
なんとか理由つけて殺っとるだけやないケーッ
- 148ポチェモブ25/11/27(木) 01:07:24
ケルシー 「……ッ!?」
ケルシーの反応速度をもってしても、背後からの奇襲は致命的だ。
ワイヤーが彼女の首に巻き付こうとした刹那。
「Mon3tr(モンスター)!」
ケルシーの脊髄から、漆黒のエネルギー体──召喚獣Mon3trが飛び出し、彼女の背後をガードした!
ギャリィィン!!
ワイヤーがMon3trの硬質な皮膚と擦れ合い、火花を散らす。
執行者 「……チッ」
黒装束の執行者は、一撃が防がれたと見るや、煙のようにバックステップで距離を取り、取調室の影へと消えた。
あまりにも鮮やかな撤退。追う隙すらなかった。
ケルシー 「……はぁ、はぁ……。
これが……『執行者』か……」
ケルシーは首筋に滲んだ一筋の血を拭った。
Mon3trがいなければ、間違いなく首が飛んでいた。
スズキは残念そうに肩をすくめた。
スズキ 「おや、失敗しましたか。
私のペットもまだまだですねぇ。
……ですが先生。貴方、少し顔色が悪いですよ?
あまり無理をすると、寿命が縮みますよ」
ケルシーは睨み返したが、その膝は微かに震えていた。
死の恐怖ではない。スズキという「虚無」と、執行者という「見えない刃」への根源的な警戒心だ。
彼女はこれ以上の交渉は不可能と判断し、無言で退室した。
- 149ポチェモブ25/11/27(木) 01:10:59
【第2ターン終了】
指令室に戻ったケルシーは、本山に報告した。
ケルシー 「……申し訳ない。私の対応が奴を不快にさせたようだ。
執行者の存在は確認した。……人間離れした体術だ。
おそらく、この中にいる参加者(協力者)の一人が変装しているのではなく、常に影のように潜んでいるプロの暗殺者だ。
……私はMon3trのエネルギーを消費した。次の出番まで休息が必要だ」
本山 「ウム……。無事で何よりだ。
だが、状況は悪化している。
スズキは『正解』を出しても、気に入らなければ殺しに来る。
次は……もっと奴の『感情』を揺さぶれる者が必要かもしれん」
むふふ…今日はここまで。
硝子先生はなんやったんやろうなぁ…テストでも呪術のキャラなんて使ってないからマジで怖くなってきたのが俺なんだよね
- 150二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 01:14:32
さあね…本当にさあね…
- 151二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 07:58:35
保守なんだあっ
- 152二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 08:39:13
もしかして硝子さんは執行者なんじゃないスか?
- 153二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 08:43:49
- 154二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 08:50:05
AIが家入硝子先生好きってことやん…
- 155二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 09:26:18
なんや口調修正を受け付けなかったり勝手に劒冑設定消そうとしたり頑なに十神を交渉人に入れようとしたり影も形もない家入先生出してきたりと今回はAIくんの反抗期が酷いのォ
- 156二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 13:19:36
今更だけどほぼデータないはずのフユカのエミュほぼ完璧で笑ってしまう
♢何故…? - 157二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 14:10:14
楽しみの保守
- 158二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 17:24:18
このレスは削除されています
- 159二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 19:46:14
保守
- 160二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:15:12
だれが裏切りものなのか教えてくれよ
- 161二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 20:28:04
- 162二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 21:01:47
うー
- 163二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:17:42
休みなタイプ?
- 164ポチェモブ25/11/27(木) 22:37:01
保守あざーっすガシッ
あー今回はマジで修正が多すぎて色々出力したやつをツギハギにするしかねぇよ
第3ターン:クイズの時間(悪魔の三択)
モニターのスズキは、気を取り直したように指を3本立てた。
スズキ 「さて、生き残りましたか。しぶといですねぇ。
では、第3問です。
今度は少し趣向を変えて、**『3つの箱』**を用意しました」
「帝都の地下には、都市を支える『三色の血管(ライフライン)』が走っています。
赤は『炎(ガス)』。
青は『水(上水道)』。
黄色は『雷(変電所)』。
この3つの供給源のうち、私が爆弾を仕掛けたのは1つだけ。
……ですが、解除できるのも1つだけです。
正解の箱を開ければ、爆弾は止まります。
ハズレの箱を開ければ、何も起きません。
……ただし、制限時間内に正解の箱を開けられなければ、3つ全てが連動して吹き飛びます」
「ヒントは……『人間が生きるために、一番不要なもの』です。
制限時間は20分。さあ、何を捨てますか?」
ターゲットは**「都市ガス貯蔵庫」「金町浄水場」「新豊洲変電所」のいずれか。
スズキのヒントは「人間が生きるために、一番不要なもの」**。
類家 「……おいおい、哲学かよ。
水が無きゃ死ぬ。冬場にガスが無きゃ凍える。電気・通信が無きゃ社会が死ぬ。
どれも必要不可欠だ」
龍星 「スズキにとっての『不要』……。
彼の価値観を読み解く必要があります。
奴は『虚無』だ。生きる執着がない。
そんな男が、何を不要と断じるのか……」
- 165ポチェモブ25/11/27(木) 22:38:24
- 166ポチェモブ25/11/27(木) 22:41:05
警視庁・第1取調室
ニルスが入室する。
彼は礼儀正しく一礼したが、その表情は能面のように硬い。
フユカの死。それが少年の心に暗い影を落としていた。
ニルス 「……スズキタゴサクさん。
時間がないので結論から言います。
貴方のクイズの答えは**『黄色(雷)』。
つまり、爆弾が仕掛けられているのは新帝都変電所**です」
ニルスは淡々と告げた。
スズキ 「おや、早いですねぇ。
理由は? 『水』や『ガス』の方が、なくなったら困るのでは?」
ニルス 「生物学的な観点からです。
人間は水を失えば数日で死にます。体温維持(ガス)ができなくても、冬場の帝都では低体温症のリスクが高い。
ですが、電気は違います。
電気がなくなれば文明社会は崩壊しますが、ホモ・サピエンスとしての『個体の生存』には、直ちには影響しません。
貴方のヒント『生きるために一番不要なもの』。
これを『生物としての生存』と定義すれば、答えは自ずと導き出されます」
スズキは楽しそうに目を細めた。
スズキ 「……なるほど。
『文明』よりも『生命』を選んだわけですか。
現代っ子の君が、スマホやエアコンを『不要』と切り捨てるとは……意外とドライなんですねぇ」
- 167ポチェモブ25/11/27(木) 22:43:45
ニルス 「……感情論は排除しました。
今は一人でも多くの『生存確率』を高めることが最優先です。
文明の利便性など、命の前では誤差に過ぎません」
ニルスの言葉には、迷いを振り切ろうとする痛々しい響きがあった。
スズキはニヤリと笑い、パチパチと拍手をした。
スズキ 「合格です。
その若さで『切り捨てる覚悟』を持っているとは。
ええ、正解は新帝都変電所です。
……ですが、君のその『冷徹な計算』が、現場でどういう結果を生むか……楽しみですねぇ」
ニルス 「……どういう意味ですか?」
スズキ 「さあ? 行けば分かりますよ。
君の計算式に、『人の心』という変数が抜けていなければいいのですが」
ニルスはスズキの含みのある言葉を無視し、交渉成立と判断し、退室した。
スズキは彼を見送ると、天井の闇に向かって小さく首を横に振った。
天井裏で待機していた**『執行者』**の気配が、音もなく遠ざかった。
- 168ポチェモブ25/11/27(木) 22:48:46
場所:新帝都変電所・中央制御室
実働班:全員
総員で変電所へ突入。
制御室の中央、メインブレーカーに巨大な爆弾が設置されていた。
その配線は、帝都全域への送電網と複雑にリンクしている。
銀狼 「……うわ、めんどくさ。
これ、物理的に切ったら爆発するタイプじゃないね。
『過負荷(オーバーロード)』を感知して起爆する仕組みだ」
サイファー 「カメラで内部を確認。
……マズいぞ。この爆弾、変電所の『冷却システム』を停止させている。
あと10分で変圧器が熱暴走して、爆弾ごと施設全体が吹き飛ぶ」
十神白夜 「なら、冷却システムを再起動すればいいだけの話だろう」
銀狼 「それができないようにロックされてんの。
解除するには……**『送電ラインを遮断して、システムをリセットする』**しかない」
龍星 「送電ラインを遮断……つまり、停電させるということですか?」
月雪ミヤコ 「……待ってください。この変電所の管轄エリアには……」
ミヤコが端末を操作し、顔を青ざめさせた。
ミヤコ 「……帝都中央病院が含まれています。
現在、ICU(集中治療室)には多数の重篤患者が収容されています。
もし今、送電を遮断すれば……自家発電への切り替えラグで、人工呼吸器や透析機が一瞬停止します。
……その一瞬が、命取りになる患者もいます!」
伊藤カイジ 「ざわ……ざわ……!
つまり、爆弾を止めるためにスイッチを切れば……病院の患者が死ぬかもしれねえってことかよ!?」
宮沢静虎 「あかん……。人を守るために、別の人を見殺しにするなんて……ワシにはできへん」
- 169二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:51:25
更新あざーす
- 170ポチェモブ25/11/27(木) 22:52:10
現場が凍りつく。スズキの罠はこれだ。
「不要なもの(電気)」を捨てると言ったな? なら、その電気で命を繋いでいる者たちも一緒に捨てろ、というメッセージだ。
残り時間は5分。
変圧器の唸り音が大きくなっていく。
ニルス(通信) 『……僕の責任です。
僕が「電気は不要」と断じたから……スズキはこの盤面を用意したんだ……』
通信越しに、ニルスの震える声が聞こえる。
左翔太郎 「おい少年! 自分を責めてる場合じゃねえ!
決めるのはお前だ! お前が交渉人(リーダー)だろ!」
ニルス 『……っ!』
十神白夜 「フン、迷う必要などない。
変電所が爆発すれば、病院どころか周辺地域が壊滅し、被害は桁違いになる。
『最大多数の最大幸福』……それが貴様の選んだ論理だろう?
やれ、銀狼」
ニルス 『……待ってください!』
ニルスが叫ぶ。
ニルス 『……確率の問題じゃない。命の重さは計算できない。
でも……選ばなきゃ、全てが終わる。
……銀狼さん。……やってください』
銀狼 「……了解。恨まないでよ?」
銀狼がエンターキーを叩く。
バシュンッ……!
変電所の照明が落ち、非常灯の赤い光に切り替わった。
送電が停止。システムがリセットされ、爆弾のタイマーも消灯した。
それと同時に、窓の外に見える街の灯りが、ブロックごとに次々と消えていく。
その中には、中央病院の窓の明かりも含まれていた。
- 171ポチェモブ25/11/27(木) 22:53:53
【第3ターン 結果報告】
数分後、無線に連絡が入る。
類家 『……現場、状況報告だ。爆弾は止まった。
……だが、中央病院から入電だ。
停電による機器停止で……ICUの患者3名が死亡。
その他、信号停止による交通事故で十数名の負傷者が出ている』
ニルス 『…………あ……ぁ……』
指令室で、ニルスは崩れ落ちた。
彼は爆弾を止めた。数万人の命を救った。
だが、彼の手は、間接的に3人の命を奪った。
「生物として不要」と切り捨てた電気が、誰かにとっては「命綱」だったという事実が、少年の論理を粉々に打ち砕いた。
* 結果: 爆破阻止成功(3つのインフラ守護)
* 代償: 帝都中央病院での死者3名、交通事故多発
* MVP: ニルス・ニールセン(苦渋の決断)、銀狼(迅速なハッキング)
* 精神的負傷: ニルス(トラウマ)
- 172二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:54:32
カイジちゃんはなんでそないにざわざわを発音しとるん? ポポイ
- 173二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 22:55:56
まあ細かいことは気にしないで
どうせタゴサクはこの後シミュロワ送りにされてソニックのパチモンに殺されますから - 174ポチェモブ25/11/27(木) 22:56:30
幕間:地獄のティータイム
警視庁・特別捜査本部
ニルスが蒼白な顔で退出した後、本山先生は苦々しい顔でタバコ(禁煙パイプ)を噛んでいた。
本山 「……スズキの野郎。子供に背負わせるには重すぎる十字架だ」
モニターの中、スズキは満足げに紅茶(に見立てた紙コップの水)を啜っていた。
スズキ 「いいですねぇ。苦悩する少年の顔、最高のスパイスでした。
『論理』で割り切ろうとするから、計算外の『感情』に足をすくわれるんです。
……さて、皆さん。お疲れでしょう?
少し休憩にしましょうか」
スズキがニッコリと笑う。
スズキ 「ですが、ただ休むのも勿体ない。
ここで**『ボーナスゲーム』といきましょう。
今、この捜査本部の中に……私の『共犯者(真犯人)』**がいますね?」
指令室の空気が凍りつく。
参加者たちが互いに疑いの視線を向ける。
スズキ 「その方に向けて、私からささやかなプレゼントがあります。
……次のクイズは、貴方が選んでください。
貴方が一番『壊したい』場所をね」
スズキの言葉は、真犯人への合図だった。
真犯人は今、密かにほくそ笑んでいるかもしれない。
あるいは、次なる惨劇の準備を進めているかもしれない。
- 175二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:02:20
協力者は古畑任三郎とソリテールのどっちなんかのォ…
- 176ポチェモブ25/11/27(木) 23:02:35
ニルスの決断により、帝都の停電は回避されたが、病院の患者3名が犠牲になった。
指令室の床に膝をつき、ニルスは蒼白な顔で震えていた。
ニルス 「……あ、あぁ……。
僕が……殺した……。僕の計算が……人を……」
誰もが少年の心に負った傷を思い、言葉をかけられずにいた。
そんな中、ケルシーが静かに歩み寄った。
ケルシー 「……顔を上げろ、ニルス・ニールセン。
君の判断は論理的に正しかった。トリアージ(命の選別)は医師ですら時に迫られる冷酷な義務だ。
君一人が背負う必要はない」
ケルシーは厳しい口調ながらも、その瞳には少年への庇護の意志が宿っていた。
彼女は屈み込み、ハンカチを差し出した。
ニルス 「……ケルシー先生……」
ニルスはハンカチを受け取ろうとせず、縋り付くようにケルシーの手首を強く握りしめた。
ニルス 「……怖いんです……!
先生……先生の手は……温かいですね……。生きている……」
ケルシー 「……? ああ。私はここにいる」
ケルシーは一瞬、手首を掴まれたことに微かな違和感──脈を測られているような、あるいは**「何か」を付着させられたようなチクリとした感覚**──を覚えたが、パニック状態の少年の力の強さだと思い直し、そのまま彼の手を握り返した。
ケルシー 「落ち着け。Mon3trが君を守る。誰も死なせはしない」
ニルス 「……はい。……信じます」
- 177ポチェモブ25/11/27(木) 23:05:36
第4ターン:クイズの時間(悪夢の遊園地)
休憩などなかった。
スズキは間髪入れず、指を4本立てた。
スズキ 「第4問です。
帝都の子供たちが大好きな場所。
光と音、そして絶叫が響く場所」
> 「そこは『空飛ぶ船』と『幽霊の屋敷』がある夢の国(舞浜ドリームランド)。
> 毎日パレードが行われ、ネズミの王様が笑顔を振りまいています。
> ……ですが、今日のパレードは少し派手になりますよ。
> フロートの中に、特大の『ビックリ箱』を隠しました。
> ヒントは……『笑顔の裏側』です」
> 「制限時間は30分。……子供たちの歓声が、悲鳴に変わる前に見つけてくださいね」
【作戦会議】
ターゲットは**「舞浜ドリームランド」**。
広大な敷地。無数のアトラクションとパレード。
その中のどこに爆弾があるのか?
ヒントは「笑顔の裏側」。
本山 「……『ネズミの王様』……。着ぐるみの中か?
それとも『バックステージ(裏側)』か?
広すぎる……! 正確な場所を絞り込まねば、避難誘導すら間に合わんぞ!」
類家 「しかも、今度は『子供』が人質だ。
スズキの野郎、本気で数を稼ぎに来てやがる」
- 178二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:05:54
なんや案外十神も冷静な判断力があって頼りになるのォ
- 179二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:07:53
ニルス?
- 180ポチェモブ25/11/27(木) 23:08:06
- 181ポチェモブ25/11/27(木) 23:13:55
警視庁・第1取調室
ソリテールが軽い足取りで入室する。
彼女は椅子に座ると、頬杖をついてスズキの顔を覗き込んだ。
ソリテール 「やっほー。スズキ君。
ねえ、君って本当に人間? 魔力(マナ)の流れが君のところで途切れてるの。
まるで……世界に空いた『穴』みたい」
スズキ 「おや。可愛らしいお嬢さんだ。
私のことが気になりますか?」
ソリテール 「うん、凄く。
ねえ、教えて。君はどうしてこんなことするの?
『笑顔の裏側』なんてヒントを出して、人間が右往左往するのが楽しい?
それとも……『笑顔』そのものが憎いのかな?」
ソリテールはまるで世間話をするように、スズキの深層心理へと言葉のナイフを差し込んでいく。
スズキは心地よさそうに目を細めた。
他の交渉人の時とは違う。ここには「敵対」がない。「共感」めいた何かがある。
スズキ 「……フフ。貴方は話がわかりますね。
ええ、憎いですよ。作り物の笑顔も、幸せそうなパレードも。
だから私は、一番幸せな場所に爆弾を置きました」
ソリテール 「ふふ、やっぱり。
『裏側』っていうのは、比喩じゃなくて物理的な場所のことよね?
パレードのフロート(山車)じゃなくて……『地下管理通路(バックヤード)』。
キャストたちが着ぐるみを脱いで、疲れた顔に戻る場所。
……正解でしょ?」
スズキ 「……素晴らしい!
ええ、大正解です。場所はシンデレラ城の真下、中央管理室です。
そこに全ての電子制御を司るメインサーバーがあります。
それを吹き飛ばせば、園内のアトラクションは暴走し、夢の国は地獄に変わるでしょう」
- 182二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:14:53
あう…あっさりすぎてなんか罠がある気がする…
- 183ポチェモブ25/11/27(木) 23:17:54
ソリテールは満足げに頷く。
ソリテール 「ありがとう。
……(インカムへ)本山先生。場所はお城の地下、中央管理室よ。
解除コードはないわ。物理的に配線を切ればいいみたい」
ソリテールは席を立った。
その時、スズキがポツリと呟いた。
スズキ 「……お気をつけて。地下は入り組んでいますから、迷子にならないように」
ソリテール 「ふふ、大丈夫よ。
人間って、愚かだけど道を作るのは上手だもの」
【指令室:刑事の違和感】
ソリテールの鮮やかな交渉に、指令室は安堵に包まれた。
だが、類家刑事だけが眉をひそめていた。
類家 「……おい、待てよ。
今の会話、おかしくねえか?」
本山 「何がだ? 場所も特定できたし、スズキも満足そうだぞ」
類家 「……あっさりしすぎだ。
『笑顔の裏側』ってヒントには、もっと子供じみた……例えば『着ぐるみの頭の中』とか『風船の中』とか、そういう悪意ある引っかけがあるはずだ。
それを、あの魔族の女はスルーした。
人間を研究してる奴が、そんな人間の悪意の機微(レトリック)を見落とすか?
……まるで、**『あえて触れなかった』**ように見えたぞ」
類家の懸念。
だが、時間は刻一刻と過ぎている。
疑念を挟む余地なく、実働班は指定された場所へ突入してしまった。
- 184二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:19:05
(魔法使いのコメント)
やっぱりクソっスね魔族は - 185二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:19:48
(最初の発言からしてヤバかっしまあ)なるわな…
- 186二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:21:33
これで執行者じゃなかったら逆にすごいんだよね
- 187ポチェモブ25/11/27(木) 23:22:45
第4ターン:現場パート(悪夢のパレード)
場所:舞浜ドリームランド・地下管理施設
実働班:全員(ケンゴ、静虎、ミヤコ、銀狼、十神、パワー、サイファー、獅子吼、カイジ、翔太郎)
地上のパレードの喧騒を他所に、地下通路は静まり返っていた。
指定された中央管理室。
そこには、サーバーに直結された巨大な爆弾が鎮座していた。
銀狼 「……うわ、デカっ。
でも構造はシンプルだね。
あたしがシステムに侵入して、起爆シークエンスを書き換える。
サイファー、物理的なトラップがないか見てて。
獅子吼とカイジは、後ろの見張りをお願い」
大鳥獅子吼 「フン、雑用か。まあ良かろう」
伊藤カイジ 「ざわ……ざわ……。
頼むぜ銀狼ちゃん。俺はもう心臓が持たねえよ」
銀狼がコンソールに接続する。
銀狼 「……ん? セキュリティがザルだね。
これなら1分で終わるよ。
……はい、ロック解除。タイマー停止」
爆弾のカウントダウンが『00:00』で止まることなく、ブラックアウトして消えた。
月雪ミヤコ 「……停止を確認。
皆さん、やりました! 任務完了です!」
宮沢静虎 「ふぅ……なんとかなったか。
子供たちの笑顔を守れてよかったわ」
安堵の空気が流れた。
- 188二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:23:13
な…なんやこの不穏すぎる流れは(ギュンギュン
- 189二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:24:01
すんなり行きすぎてて逆に怖い…パヴェルと申します
- 190ポチェモブ25/11/27(木) 23:26:16
だが、その時。
カイジの背筋に、悪寒が走った。
カイジ 「……おい、待て……!
おかしいぞ……!
スズキの野郎が、こんな簡単に終わらせるわけがねえ……!
この違和感……圧倒的違和感……!
何かが……起動してる……!?」
銀狼 「え?」
銀狼の目の前のモニターが、赤く染まった。
そこに表示されたのは『SYSTEM DOWN』ではなく──
『WELCOME TO THE REAL HELL(本物の地獄へようこそ)』。
カチッ。
それは爆弾のタイマーではなかった。
部屋全体、いや、**彼らが立っている「床そのもの」**が、巨大な指向性爆弾だったのだ。
銀狼 「なっ……! ハッキングの逆探知!?
罠だ! これは解除コードじゃなくて、即時起爆スイッチ……!!」
サイファー 「カメラに反応! 天井にも爆薬だ!
ここは処刑室だぞ!!」
逃げ場はない。
スズキと真犯人は、この部屋に**「最も厄介な能力者たち」**が集まるのを待っていたのだ。
ハッキングが得意な銀狼、直感の鋭いカイジ、そして物理的脅威である獅子吼。
彼らを一網打尽にするために。
スズキ(音声) 『残念。それは「裏側の裏側」です。
……サヨウナラ、最強の皆様』
- 191二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:27:19
あかんやんあかんやんあかんやんあかんやんあかんやんあかんやん
- 192二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:27:35
えっ一気に3人やるんですか
- 193ポチェモブ25/11/27(木) 23:28:44
- 194二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:29:01
ここまで来てシンプルにソリテールが推理間違えたとかだったら笑うのん
- 195二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:30:26
実働班が全員纏めて荼毘に付しそうな流れなのは大丈夫か?
- 196二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:31:00
地獄を超えた地獄
- 197ポチェモブ25/11/27(木) 23:32:21
【第4ターン 結果報告】
煙が晴れた地下室。そこは瓦礫の山だった。
宮沢静虎 「……ぐ、うぅ……」
静虎は瓦礫の下で生きていた。頑強な肉体が幸いした。
パワー、ミヤコ、翔太郎たちも、離れた位置にいたため吹き飛ばされただけで済んだ。
だが、爆心地にいた3人は違った。
コンソールの前にいた銀狼。彼女は爆風の直撃を受け、愛用のスマホと共に砕け散っていた。
入り口で見張りをしていたカイジ。瓦礫に押しつぶされ、その手からビール缶が転がり落ちている。
そして、装甲を展開しようとした大鳥獅子吼。彼は仲間の盾になろうとしたのか、爆心の前に立ちはだかり……炭化した仁王立ちの姿で絶命していた。
月雪ミヤコ 「……嘘……ですよね……。
銀狼さん……カイジさん……獅子吼さん……」
地上からは、巻き込まれた数百人の一般客の悲鳴が聞こえてくる。
結果: 爆破阻止失敗(舞浜壊滅)
死亡者: 銀狼、伊藤カイジ、大鳥獅子吼、および一般客多数
負傷者: 残りの実働班全員
脱落: 3名の主戦力が消滅
(そろそろ次スレを立てるのんゴロンヤメロオオオ)
- 198二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:35:10
スズキタゴサクに人の尊厳不要っ
シミュロワのバトルバスに詰め込んで心を折ればいいッ - 199ポチェモブ25/11/27(木) 23:45:00
ちなみに本当は9つの尻尾ゲームを再現したかったけど流石に長すぎるから断念したらしいよ
"バトロワ"をやります外伝 探偵本山先生と龍星助手 帝都『爆弾』ゲーム完結編|あにまん掲示板何か描きたかったけどそんな暇がなかった…それが僕ですこれが幽玄の前スレhttps://bbs.animanch.com/board/5922314/bbs.animanch.com - 200二次元好きの匿名さん25/11/27(木) 23:45:35
ふうんそういうことか