Threadsキャプチャー(c)news1
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【12月12日 KOREA WAVE】韓国・慶熙(キョンヒ)大学大学院の学科長を務める教授が、修士論文審査期間中に学生の論文表紙をSNSに投稿したとして、研究倫理違反の可能性が指摘されている。

問題の投稿は12月3日にSNS「Threads(スレッズ)」に「卒業論文審査シーズンが始まった。今しがた審査を受けた研究室の修士候補たち」とのコメントとともに掲載された。

投稿には、計4件の修士論文の表紙写真が含まれており、各論文には研究テーマ、学生の実名、指導教員の名前などが明示されていた。さらに論文表紙には、教授が審査過程で書き込んだとみられる修正や補足のメモも確認できた。

特に、この投稿がなされたのは、同大学の修士論文審査が進行中の時期であり、慶熙大学によれば論文審査の締切日は12月8日だったという。

この投稿が拡散されると、「まだ公開前の研究物を載せるのは教授としての倫理違反ではないか」「個人情報の漏洩にあたる」などの批判が相次いだ。教授はその日のうちに投稿を削除した。

慶熙大学側は「個人情報の侵害などに関する苦情が寄せられたのは事実で、現在、事実関係を確認中」とコメントしている。

法曹界の見解によると、審査中の修士論文は「まだ公表されていない研究物」に該当するため、著者の同意なく外部に公開することは著作権法に抵触する可能性があるという。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News