半導体産業は、広島県がアツい。注目を浴びる理由に迫る
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生成AIや自動運転など、次世代の経済社会活動に不可欠なテクノロジーを支える半導体産業。
実は、広島県は、半導体産業にアツい県なのです。この記事では、その理由に迫っていきたいと思います。
目次
日本全国を驚かせた広島県へのマイクロンの投資
2025年9月、マイクロンメモリジャパン株式会社は、次世代メモリ半導体の研究開発推進及び生産基盤の強化のため、広島県内に1兆5,000億円あまりの投資を行うことを発表しました。
また、経済産業省がこれらの投資に対して、最大5,360億円の支援を決定したこともあわせて発表されています。さすが、次世代の経済を支える半導体産業だけに、投資規模も桁違いです。
広島県が半導体産業にとって魅力的な理由
なぜ広島県にこれほどの巨額投資が集まったのでしょうか?半導体産業にとって広島県が魅力的な理由を詳しく見ていきます。
半導体産業の集積地
広島県には、最先端のメモリ半導体 (DRAM) の研究・製造を行うマイクロンメモリジャパン株式会社をはじめとして、デバイスメーカーや装置メーカーなど幅広い半導体関連企業が立地しています。
また、広島大学では、半導体技術の研究開発に加え、半導体を活用したAI技術および医工連携の研究・開発も進めています。 まさに、広島には半導体産業の発展を支える環境が整っているんです。
広島県が全力サポート 最大50億円の支援
広島県は、全国に先駆け「イノベーション立県」を掲げ、オープンな実証実験の場の提供や企業の支援など、イノベーション推進に力を入れています。
半導体産業に対しても全力でサポートしており、県内で設備投資を行う場合は最大35億円、研究開発を伴う投資では最大50億円の支援を行っています。さらに、県内の多くの市町において、県の助成に上乗せで使える補助などもあり、市によっては、オフィスの賃料が最大5年間、実質無料になるところもあるので、要注目です。
また、移転・移住にかかる費用も支援しており、経営者の移住は最大1000万円、従業員やその家族の移住には1人あたり100万円、合計で最大1億円の支援が可能です。 設備投資の支援だけでなく、人材支援にも力を入れる広島県の本気度が伺えます。
地震・津波のリスクが低い
地形や環境の面でも広島県は強みがあります。今後30年の地震予測では、震度6弱以上の地震が起こる確率が3%未満であり、例えば東京都心の26%と比較して非常に低い数値です。また、瀬戸内海に面しているため、外洋に面した地域に比べ、巨大津波のリスクも非常に低くなっています。
ビジネスでは、災害に対するリスクコントロールも最重要ですよね。広島県はその点でも大きな強みがあります。
興味を持った方は、半導体産業課にご連絡を
半導体産業はこれからさらに成長していきます。広島県は、2025年4月から半導体産業振興に特化した「半導体産業課」を新設し、急速に変わる外部環境や半導体関連企業をはじめとした関係機関との連携強化、インフラ整備をはじめとしたさらなる支援の検討を進めています。
半導体産業にアツい広島県。だけれど、まだまだ成長まっただ中。これから、どのくらい飛躍するのか、ご注目ください。
- お問合せ先
- 広島県 商工労働局 半導体産業課
- 電話:082-513-3308
- メール:syohando@pref.hiroshima.lg.jp