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Conversation

この「メクラ栓」に関するポストに対し、「言葉狩りをするな」という反応が多いけど、もう少し冷静に考えたほうがいいんじゃないかな。 私は、「誤解されやすいワードを避ける」のはリスクマネジメントの話であり、少し飛躍するかもしれないがプロフェッショナリズムの問題だと感じた。 まず事実として、「めくら」という言葉は歴史的に差別的文脈で使われてきた背景がある。 ただその一方で、工学・製造分野の「めくら栓・めくら板」は、穴を塞ぐという機能を表す技術用語として使われてきた。 「差別的な意味合いではなく技術用語だ!」 「使う側に差別意識は無い!」 「言葉狩りをするな!」 これらの意見はもの凄く分かる。 しかし、国際的な潮流を見ると "blind plug" は "cap plug" などに置き換えられていってる。他にも、通信の「マスター・スレーブ」関係も使わない方向に進んでいってる。 日本で働いていると気付きにくいが、海外では様々な人種や性別の違い、身体的特徴の違いのある人達が、同一チームで働くことが多い。そして、多国籍・多様性に富んだチームだからこそ、思いも寄らぬ所から発生する摩擦を避け、皆が気持ちよくビジネスを行えるように言葉選びに慎重になってる。 つまり、国際的には「言葉狩り」と評するより、「職場のレギュレーションとして中立語へ置き換えるのが合理的」という判断が一般的になりつつある。 そして、引用元のポストに戻ると、この部長さんのエピソードはまさにこの合理性に沿っている。 部長さんは「誰かが傷つくからダメ」ではなく、「現場の若手が不用意にトラブルに巻き込まれないよう、リスクを減らす」というマネジメント判断をしたと考えてみてはどうかな。 あらためて私のポストの冒頭に戻ると、 「誤解されやすい語を避ける」のは、差別の議論でも言葉狩りでもなく、ビジネスの場でリスクを避ける「プロフェッショナリズム」の話だと感じた。
Quote
ドラフター|東大阪機械制御
@drafter_san
【メクラ栓】 20代の頃、先輩がメクラ栓という言葉を使っていたので自分も普通に使っていた。 ある時、当時の製造部長から「黒木君、メクラという言葉は差別用語だから使わない方がいい」と教えて頂いた。
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