そもそも公立病院が赤字になるのは、
「経営努力不足」なんかではない。公立は民間以上に経営管理職員はいるのだ。
根本原因は、
国の政策そのものが“医療を赤字にする設計”になっていること。
公立が民間ほど数字を追っていないのは確かだが、本来、医療は数字を追うべき業界ではない。
それを理解したうえで、
数字を追わないと即・崩壊する制度を作ったのは国。
保険点数は安すぎ、医療は過剰に規制され、医師は増やさず、
病院には赤字覚悟の医療提供を強いてきた。
要するに、
“公立病院は赤字で当然”という制度疲労を放置し続けた国の責任である。
そして今になって、
「赤字だから統廃合」
「効率化しろ」
「もっと人件費を削れ」
と言い始める。
いや、
不適正価格を何十年も放置してきた結果だろう。
医療現場の努力でどうにかなるレベルではない。政策が医療を壊している。