【Stable Diffusion】品質・画質・クオリティを上げるプロンプト(呪文)を一覧で紹介!
「画像生成してみたけど、クオリティが低い画像生成しかされない...」
「クオリティの高い画像生成をしたいけど、何のプロンプトを入力したらいいのか分からない...」と困っていませんか?
初心者の方は「Stable Diffusion Web UI」を始めたはいいものの、何のプロンプトを入力するとクオリティが高い画像を生成できるのか分からないですよね。
この記事では、高品質に生成できるプロンプト(呪文)をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
高品質にできるプロンプト(呪文)一覧
ここでは、全体のクオリティを上げるためのプロンプト(呪文)を紹介します。
モデルによって、どのプロンプトが良いのか変わる場合があるので試行錯誤してみてください。
この例で使用しているCheckpointモデルは、CIVITAIにある「Any Lora」を利用しています。
(モデルによっては結果が変わる可能性があります)
masterpiece
Stable Diffusion Web UIを使っている人で、知らない人はいない有名なプロンプトが「masterpiece」になります。
「masterpiece」は、クオリティが大きく向上します。
以下の画像のように、右側にある「masterpiece」を入れた方が、クオリティが上がっています。
「masterpiece」は傑作という意味なだけあって、ほとんど違和感なく全てが整った質の高い画像生成がされやすいので、必須で入れておくべきプロンプトです。
best quality
「masterpiece」の次に有名なプロンプトが「best quality」になります。
「masterpiece」より質は低めかなと感じます。
ですが、「masterpiece」と一緒に入れておくことによって、単体の「masterpiece」よりもクオリティが上がりやすいので、2つ入れた方がいいです。
ultra quality
「ultra quality」のプロンプトは、「best quality」よりも劣ったような感じはありますが、「masterpiece」と組み合わせることで、品質が良くなる場合があるので試してみてください。
detailed
「detailed」のプロンプトは一番おすすめです。
「detailed」単体ではいまいちですが、「masterpiece」と組み合わせると、クオリティが大きく上がるので是非使用してみてください。
全体的に細かくなっている感じが良いです。
all detailed
「all detailed」は、「masterpiece」のみと比べると服装の細かさが変わっています。
シンプルな服装ではなく、先ほどあった「detailed」と同じように、より情報量の多い服装にしたい場合は使用してみるといいでしょう。
ultra detailed
「detailed」と、あまり変わらないくらいクオリティが高くなるので、どちらも生成してお好みで選択するといいでしょう。
extremely detailed
「extremely detailed」は、「ultra detailed」よりも、さらに服装が派手になって生成されているように感じました。
服装の装飾にこだわりたい人は使用するといいです。
extremely detailed CG unity 8k wallpaper
「extremely detailed CG unity 8k wallpaper」は、「extremely detailed」よりも、服装の詳細さはありませんが、全体的に良い感じに仕上がるのでこちらもおすすめです。
intricate details
「intricate details」の呪文は、「extremely detailed」と同様に、髪や服装がより詳細になって生成できます。
髪をリアル寄りにしてイラスト生成したい人は使用してみてください。
high resolution / hires
「high resolution」では、目のハイライト(白い光)部分が出てきて良い感じになります。
以下の画像の右側にある「hires」も同じ意味ではありますが、違った画像が生成されます。
「high resolution」よりもクオリティが良くなる場合があるのでおすすめです!
ultra high resolution / ultra hires
先ほどの「high resolution」と同様に、「ultra high resolution」も良い画像生成がされます。
使用している「AnyLora」のモデルでは、「ultra」の呪文を使うと髪に動きが出やすい傾向にあります。
「hires」と同様に、右側の「ultra hires」の方が、クオリティが高くなる場合があります。
4k
「4k」は、単体ではそこまで良くないものの、「masterpiece」と組み合わせると質が良くなるので一緒に使用するといいです。
8k
「8k」は「4k」よりも高品質になる傾向にあるので、こちらの方がおすすめです。
illustration
「illustration」は単体で使用するよりも、右側のように「masterpiece」も組み合わせて使用するとクオリティが高くなります。
photo realistic
「photo realistic」は、リアル(実写)寄りな人物を生成したい時にいいです。
「AnyLora」では、アニメ風の画像生成に向いているのですが、「photo realistic」を入れると画風がリアル風になります。
おすすめはdetailed系
全体のクオリティを良くしたい場合、以下の2つの内のどちらか1つをプロンプトに追加するといいです。
・detailed
・ultra detailed
以下の画像では、2つのプロンプトを比較しています。
モデルによってクオリティに違いが出るとは思いますが、「masterpiece」に、「detailed」か「ultra detailed」を組み合わせることで、よりクオリティが高くなって生成されやすいので参考にしてみてください。
また、「detailed eyes」や「detailed face」など、特定の部位に対するプロンプトを使用しても質が高くなります。
「masterpiece , best quality , ultra detailed」の3つを入れたプロンプトもいいですよ。
ネガティブプロンプトも入れると良い
定番の「masterpiece , best quality」のプロンプトを入れたとしても、目が崩れていたり、首が長かったり、胴体が長かったり、腕や脚などが分離していたりする場合があります。
上半身のみの構図の場合は質が良くなりやすいですが、全身画像くらいの場合は、「master piece , best quality」のみでは身体の崩れが目立ってきます。
高品質にさせるプロンプトのみでは、全体の身体が上手く生成できない場合があります。
そういった場合は、低品質を省くネガティブプロンプトを入れたり、崩れた部位(形状がおかしい部位)に対して修正するネガティブプロンプトも入れるといいです。
以下の記事では、必須で入れた方がいいおすすめのネガティブプロンプトについて、解説しているので読んでみてください。
まとめ
品質・画質を上げるプロンプト(呪文)を一覧で紹介しました。
クオリティを上げたいなら「masterpiece」を入れましょう。
「masterpiece,best quality,ultra detailed」を組み合わせて入れると、さらに高品質な画像生成ができるのでおすすめです。
ぜひ記事を参考にしてみてください。



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