パソコンのキーボード、東プレさんの「realforce」なんですが、そんなにいいものですか？ わたしは近所の電気屋さんで千円で購入したキーボードを使っています。 数千円ぐらいのものも持っているのですが、千円のキーボードが手になじむので使っています。 私の住んでいる地域の電気屋さんは取り扱ってないので、youtube等でしかどれだけすごいのか分からないのですが、唯一のデメリットとして他のキーボードを使うのがいやになるとネットで書きこみがあるのを見ました。 わたしははじめはタッチタイピングなんてできるのは相当才能がある人だけなのだろうと思っていたんですが、練習して最高で4.8秒/keyぐらいになりました。 一度は使ってみたい、という気持ちもあります。 半面、買ってしまったらパソコンにどっぷりはまりそうで怖い、とも思っています。(笑) 安いものだと気兼ねなく使えますし。 メリットと上記のデメリット、どちらが大きいでしょうか。

4.8秒/key？4.8key/秒の間違いですよね。それならかなり速いのではないでしょうか。 RealForce の一番よいところは正しくタイプすれば疲れにくいということです。 多分、1000円のキーボードだとメンブレンスイッチというスイッチになっています。 ちょっと、言葉だけで説明するのが難しいので、その構造についてはＷｅｂ検索するなどしていただきたいですが、このタイプのスイッチは原理的に、底に当たるまで押し込まないとスイッチが入りません。そのため、長時間のタイピングでは手指への負担が大きく、疲れやすいでのです。 それに対して、RealForce が採用している静電容量無接点方式や、メカニカルスイッチの場合は、キーの途中まで押し込んだ状態でスイッチが入ります。 もちろん、メンブレンスイッチを使っていた時のクセで奥まで押し込むような使い方をするなら同じことですが、途中までだけ押し込むようなタイピングを身に付ければ、疲れにくいという長所があります。逆に言うと、これが出来なければ、高価なキーボードを買っても多少長持ちするという以外にメリットがないです。 （実は高速タイプのためには、反発力が低めの RealForce よりもＭＸ黒軸のような反発力が強めのメカニカルスイッチの方が向いていると言われます） 一番、身体に馴染むキーボードを選ぶのはとても大切な事だと思います。 ただ、1000円以下でも買えるものがあるのに、何万円もかけるのは勇気がいるだろうとは思います。 また、店頭で試し打ちすることが出来たとしても（地方在住だとそれは難しいですが）短時間の試用では、なかなかベストなものは分かりません。 私は家ではＭＸ茶軸のメカニカルスイッチのキーボードを使っているのですが、諸事情（スペースと、音の問題）ありまして、職場では静電容量無接点方式のキーボードを使用しています。 今のキーボードはどちらも非常に気に入っていますが、ここに行き着くまでに何枚ものキーボードを試し、お金をかけてしまいました。 キーボードマニアみたいなものなのでメリットを語らせたら1時間でも語ってしまうでしょう。 ただ、公正のために、これだけは言っておきます。 RealForce だろうが、KINESSIS だろうが、合う人には合うけれど、合わない人には合わない。また合うかどうかは、実際に使いこんでみない事には分からない。 一種の博打だということです。 購入代金は捨てるつもりの覚悟を持って踏み込んできてください。 それが怖いなら、こっちへ来ない方がいいです。