政令市除く県内精神科病院での障がい者虐待件数を初公表…2024年度届け出・相談77件うち5件を認定(静岡)
静岡県は、精神保健福祉法の改正により公表が義務化された精神科病院での障がい者の虐待件数について初めて公表しました。
県が10日に公表したのは、2024年度の政令市を除く静岡県内の精神科病院における業務従事者による障害者虐待の状況などです。
県によりますと、精神病院での虐待行為の目撃者や本人からの都道府県などへの届け出、相談の件数は77件で、県は、このうち5件について虐待の事実を認定しました。
虐待を受けたのは計29人で、このうち身体的虐待が3件、心理的虐待が2件、経済的虐待が1件などとなっています。
虐待を行った業務従事者の職種は看護師が2人、看護助手が3人でした。
県は虐待事案と認定した5件について改善計画の提出を求めていて、今後も精神科病院業務従事者を対象とした研修を実施するなど虐待の防止に向けた取り組みを行う方針です。