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AI時代の超読書術の試行錯誤の話

仕事のために、本を読んで足りない知識を補わないといけない。少しでも効率あげれないだろうか?ということで読書というUXにAIを組み込む試みをしている。今日はそのプロセスを書いてみる。

ステップ1: 読む前に AI に聞く:「俺はこの本から何を学べばいい?」

いきなり読まずにAIに質問する。Pre-Readingとでもいうプロセス。

  • この本は何について書いてるの?今の自分はどんな知識を得るべき?

読書の地図をAIで作る。地図を持たずに読書空間で彷徨わないようにね。知の探索効率が上がる。

ステップ2 :  Kindleで読む。気になるところにハイライト

Kindleで読む。で、気になったところは全部ハイライト。
これが後でAIに渡す「思考のかけら」になる。読み終わる頃には、自分がどこに反応したのかがよくわかる。

KindleをPC版で立ち上げる。ハイライトをコピペしてテキストエディタに貼り付ける。思考の断片集ができる。ただし文章の脈絡にはなってない。

ステップ3: AIで自分の書評をつくる

ハイライトの束をAIに渡して、「これをもとに、私の視点で書評を作って」と命じる。すると、

  • 自分が気になった知識の断片(ハイライトした箇所)を繋ぎ合わせつつ断片を構造化された文章にしたちゃんとした書評をつくってくれる。

便利。かつては線を引いたところを書評にする過程でものすごく時間がかかっていたが秒で終わってしまう。時間かけて唸って書くようなレビューが1分で出てくる。読んだ本人だけが心に残った点を盛り込んだ自分専用の読書ノート、レビューになっている。

ステップ4:「対話モード」で深掘りする

自分の書評というか読書ノートができたらさらにAIに質問してみる。

  • この本に関連する国内外の専門家の意見を集めて。この本の主張の賛成派、特に反対派の視点というレンズを教えて。

  • より深く理解したいので、次に読むべき本を教えて。その概要も(pre-reading)

全部持ってきてくれる。特に反対派、批判のレンズは参考になる。
そこから自分のフィットする部分を自分の書評に吸収する。他人の読書から得た知性を自分の知性に統合する感じ。自分の書評と世界の知性が融合して自分専用の本になっていく感じ。

ステップ5 : Notebook LMでスライド化・マインドマップ化して知識を結晶化

最後は Notebook LM に全部投げる。
いい感じにスライドにして、とかいい感じにポッドキャストにしてとかね。ビジュアル化されると本の内容が自分の頭の中で結晶化されていく。

これまでの読書というUXと何が違うのか?

従来の読書って、読む>理解する>忘れる(笑)

AIも利用したデジタル前提の読書は

読む前に見取り図>読む>自分の視点で解釈 → 世界の知性を吸収し再度解釈 → 構造化してストックする

知識を得る読書から知識をつくる読書。

この読書の仕方の限界

紙の時代の読書ではできないような読書体験。
読書という行為には長い歴史があると思うが、テクノロジーやAIで変わる余地がたくさんあるんだなと思う。

ただし、文学や小説のように人間の心理に響かせる本には不向きだと思う。ネタバレしちゃうしね。仕事で必要な知識を得るためのタイパ重視の読書にはむいている。
また、プレリーディングはバイアスのレンズを作る弊害もあるだろう。
さらに書評を簡単にAIでつくらせることは、本来、その時間こそ悪戦苦闘する過程で得られる知識の蒸留みたいなのは抜け落ちるかもしれない。
また平気で嘘もついてくるのでそこは全面的には信用できない。存在しない本を持ってきたりされるのでそこはアレだが、、、。

そういうネガな点を差し引いても面白い体験だったので共有しておく。



名著「ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』でやってみた。
(実際は読んでハイライトした部分ではなくAI書評から記憶を頼りに再構成した自分の書評で作ってます)

ステップ3までが以下。自分が線を引いた箇所を書評化してもらう。

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ここからステップ4。批判的視点も含めて世界から読書知を集めて統合する

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この本は読んでますが、銃病原菌鉄とセットで読み解くとはなるほどと思った
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この本は検索しても出てこない、、、、笑
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