猿之助さんの事件で、フルニトラゼパム

(商品名:サイレース、製薬会社:エーザイ)

に一気に注目が集まっている。

 

これはアメリカやカナダではどんな書類を

添付しても一切持ち込み禁止の麻薬指定

薬物。

 

外にもハルシオンなど、まだまだ

G7の端くれの日本として、「野放し」に

してはいられないベンゾ薬物問題がある。

 

ここら辺は私より読者の方々の方が

詳しいだろう。

 

今日は精神医療において、もう一つの

「野放し状態」の問題を書きたい。

 

それは医師など医療者側による

患者への性的ハラスメントの問題である。

 

ジャニー喜多川氏問題で、ようやく法整備

への動きを見せつつある、

弱い人達(この場合は未成年)への

性的虐待問題の法整備。

 

これまで「児童虐待防止法」は

「保護者」のみが加害者として

設定されていたが、その枠が

大きく広く変わろうとしている。

 

しかし被害を受ける人は、

児童だけではない。

 

障害者など弱い立場の人も

被害に遭いやすい。

 

「障害者虐待防止法」は

性的虐待も扱うが、加害者は

「家族」「施設」「雇用主」に

限定されている(と私の認識)。

 

病院、医療関係者は、善意の

「発見者」及び「協力者」。

 

しかし現実は、とんでもない。

 

医師を筆頭に、彼らもまた加害者にも

なり得る現実がある。

 

これは中々表に出てこないが、

潜在的被害者は実は多い。

 

鹿児島や新宿歌舞伎町のあの

精神科医らだけが「プレデター」

だったわけではない。

 

患者とのロマンスを楽しみ性的搾取をし、

患者のメンタルを更にボロボロに

するプレデター(表向きは医師、

心理士など善意の治療者)は、

日本の法律は許し「野放し状態」

にしている。

 

薬や技術で精神支配されて

操られた結果であっても、

合意があれば日本ではとがめられない、

つまり被害者は泣き寝入りするしかない。

 

ここで、他国の状況を見てみよう。

 

私は医療関係者の協力の下、

医療関係者のみがアクセス出来る

サイトを時々閲覧させて貰っている。

 

(本来ならコソコソせず情報を

一般にもオープンにするべき)

 

そこでは医療関係者のホンネなど、

あらゆる貴重な情報を得ることが出来る。

 

そこから。

 

米国医師会の倫理要綱には、

「患者と性的な関係またはロマンスの

関係になってはいけない」

はっきり明記されている。

 

カナダの指標は最も厳しく、

医師が患者と性行為を持ち医業を続ければ

違法行為とみなされる。

これは患者との間に「同意」があってもだ。

さらに医師が患者と性行為を持つのは

性的虐待(sexual abuse)」とまで書かれている。

しかもその「性的虐待」には(狭義の)

性的接触だけではなく「性的な行動や発言

(behaviour or remarks of a sexual nature )」

も含まれるという。

 

イギリスはどうか。

 

「現在の患者」とのロマンスは

依然禁止されたままだが、

「元患者の場合は許される」と指針が変更された。

ただし、「医師患者関係を終わらせてから

長時間経過している必要がある」

精神科医と小児科医については

元患者であったとしても許されない」、

という条件が付けられている。

 

といった具合だ。

 

要綱があるということは、それだけ

「起こる問題」だから縛っている

と言える。

 

弱い立場の人達の人権が、G7の中で

最もないがしろにされていると

言われている日本。

 

こんなところからもそれが伺い知れる。

 

アメリカ、カナダ、イギリスの場合、

きちんと明文化され、

医師らによる性的ハラスメントや虐待から

患者を守っている。

 

道を踏み外した者は、

「不法行為」として罰せられる。

 

しかし日本にはそれがない。

 

私は法律施行当初から、

「障害者虐待防止法」に病院が入って

いないことに異論を強く唱えて来た。

 

病院が入っていれば、私のドクハラ

事件もあそこまで苦しむことは

なかったであろうし、スムーズに解決

に至ったのではないかと思っている。

 

障害者(メンタル系の治療をしている

患者)は職場より、圧倒的に「病院」

と接触する。

 

鹿児島のあの「プレデター」精神科医も

「野放し」にならなかっただろうし、

被害を最小限に留めることが出来た

可能性がある。

 

また表沙汰になっていないが

実は日本でわんさかある、この手の

卑劣な行為に、一定の抑止力と

患者の人権保護に効果を

発揮することは間違いない。

 

児童なら芸能事務所が野放しだったし、

教育機関などもそうだ。

 

障害者なら病院が野放しにある。

 

こちらもまたG7首脳国レベルに

引き上げて貰いたい。

 

「障害者虐待防止法」

(この障害者とは、障害資格を

取得した者に留まらず、生活に支障を

来している「患者」全てが含まれる)

に、「病院」を入れるべきだ。

 

医師ら専門職の人間と患者の関係性は、

持ち合わせている知識と技術と権力が

全く違う。

 

永遠に対等にはなり得ない。

 

そこには支配ー被支配の関係性

存在し、グルーミングさえ起こり、

被支配側は簡単に搾取される

立場にある。

 

ジャニー喜多川氏問題と併せて、

こちらの「プレデター」も何とかして欲しい。

 

 

 

 

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