部外者は青春の世界で図書館の夢を見るか?   作:何様だって!?部外者様だよ!!

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皆様のご愛顧のおかげで総合評価ポイントが200ポイントを超えました!!!いつもご愛読ありがとうございます!!!いつも言ってますが、感想等は全部返信してるわけではないですがきちんと全部読ませてもらってます!!次の目標は評価を赤色にする事なので宜しければ是非評価をお願いします!!!


第二十幕:燃えたぎり過ぎた

 

 

 

やっべ〜...流石に3億持ってくのはやり過ぎたかもしれない...

空気感がクソほど辛かった、みんなアビドス戻るまで無言なんだもん。まぁ自分が招いた状況なんですがね。何でいきなり考えもなしにこんなことしたんですか?(現場猫)

とりあえず確か次はカイザーの関与が判明する所だったよな...

 

 

 

 

 

「なっ、何これ!?一体どういうことなの!?」

 

セリカが台パンと共に叫ぶ

 

「そのすぐ後にカタカタヘルメット団に任務補助金500万提供ってある...」

 

「それって...」

 

「ああ、お前らの金がヘルメット団にダイレクトインしてたってことだな」

 

「ふざけんじゃないわよ!!」

 

「そんなキレ散らかしたって現状は変わらないぞ黒見」

 

「あんたは黙ってて!!」

 

「落ち着け黒見」

 

「カタカタヘルメット団に...任務...?まさかヘルメット団の背後にいるのはカイザーローン...!?」

 

「「「「「"..."」」」」」

 

全員が沈黙したが、それぞれ思うことは同じだった。

 

「で、でも、学校が破産したら借金を取り立てられなくなっちゃいますよ!?」

 

「まぁ十中八九カイザー本社もいるだろうな」

 

「...はい、そう見るのが妥当ですね」

 

 

 

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とりあえずまずはそろそろ時間も時間だしヒフミをトリニティに帰らせて、明日また集合するという話になったので、とりあえず先生といつもの宿に向かった。

 

「いやー先生、銀行強盗楽しかったな」

 

"正直私も、新鮮な体験だったとは思ってる。それと..."

 

「どうした先生?」

 

"この前の黒仮面の時もそうだけど今回のピエロとかも異世界の怪物の力を借りてるの?"

 

やっべ、とうとうコアページへの言及きたわ...どう乗り切ろうか...

 

「あー、なんというかあれは異世界の人間の力を借りてるとでも言えば良いんだろうか」

 

オレ、ウソツイテナイ、ショウジキモノ。まぁ『死んだ人間を本にしてそれを燃やした残骸を身に纏ってる』なんて言ったらドン引き間違いなしだからな。

 

"異世界に干渉する力かぁ...凄くかっこいいね!他には何があるの?"

 

「面白いもんなんて無いぞ」

 

"それでも良いから何か見せて欲しいな"

 

「...分かった、少しだけならな。先生、後ろ向いてろ」

 

"オッケー!"

 

先生が気に入りそうなコアページって何だろうか...順当に泣く子辺りでも見せればいいか

 

「...もういいぞ、先生。これが泣く子って名前のコアページだ」

 

"炎を纏った剣に翼...凄くかっこいい!!"

 

「見た目はかなり好きだな俺も。まぁ火災報知器鳴るから実演はしないが、条件次第で『燃えたぎる一撃』っていう強烈な一撃を放つことも出来る」

 

"なにそれ見たい!"

 

「ダメだ、寝るぞ先生」

 

調子に乗って喋りすぎたか...?まぁ先生だしいいか。

 

 

そうしてまたホテルで夜を明かした。

 

 

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さて、今日は確か便利屋たちが柴関を爆発させる日だった筈。あらかじめ飯でも食いに行って爆破を止めないとな...実際あそこのラーメン美味しかったからまた食いたいってのもあるし。

 

 

「先生、俺柴関で朝飯食ってくるわ」

 

"...一人行動は危ないよ?"

 

「だーいじょーぶだって、伊達にキヴォトスで生きてきてないんだから、襲撃されても大丈夫だっての」

 

"...まぁ朝ごはんは大事だしね、でも何かあったらすぐ連絡するんだよ?"

 

「オーケー、んじゃ行ってくるわ」

 

 

そうして柴関へと一人歩いていった。

 

 

 

 

 

 

 

「大将、朝だけどやってる?」

 

「おう坊主、やってるからなんか食ってきな」

 

「んじゃあ、豚骨ラーメン一つ」

 

「あいよお!ちょっと待ってな!」

 

いやー、都合よく他の客いなくて助かったわ。他の客いたら真面目にどうしようかと思ったもん。

 

「...所で坊主、一ついいか?」

 

「なんだい大将」

 

「...なんで坊主は一人で傭兵やってるんだ?学生ならもっとこう、青春とか興味ないのか?」

 

まぁ至極当然の疑問だよな普通に。どう答えれば良いだろうか...

 

「...ブラックマーケットじゃ、そうやるしか生きる術は無かったからな。学園に入るだけの金を稼いだ頃には、悪名が広まりきってどこの学園も受け入れてくれそうになかったんだ。」

 

「ああいや学園とかそうじゃなくてな、この前来た便利屋だったかのお嬢ちゃん達みたいに、グループ組んでやらないのかって話なんだ。ああ言うのだって、青春の一つの形だろ?」

 

「...グループとかを組むには、俺のこの怪物(図書館)の力は余りにも恐ろしい(おぞましい)からな」

 

それに傭兵王なんかにくっ付いてたら余計めんどくさいことに巻き込まれるだろうからな...

 

「...そうか坊主、でもな?俺が思うに、大事なのは歩み寄ることだと思うんだ。力を隠してばっかじゃ、受け入れてくれる人も見つからないだろ?アビドスの子達みたいな良い子たちになら、少し曝け出してもいいんじゃないか?

...ちょいと喋りすぎたな、豚骨ラーメンいっちょお待ち!」

 

「心配ありがとう大将、いただきます」

 

曝け出す相手...『快く信じ任せられる相手』ってやつか...俺は一生見つかることはないだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラガラ

 

おっ、アル達入ってきた。そろそろだな...

 

「えっ!?傭兵王!?」

 

「おう、悪いか?」

 

「い、いえ...その、顔バレとかは大丈夫なのかしら?」

 

「他の客が入ってきたら何とかする」

 

「アウトサイダーくんも随分素直になったね〜」

 

「良いからさっさと注文したらどうだ?」

 

 

アル達がラーメンを食べ始めたのを見計らって、耳を澄ませる。会話のどの辺だったかは忘れちゃったからそれっぽい発言が出たらすぐに止めないとな...

 

ヒュウウウウウウウウウ....

 

「なんだ?この音」

 

 

そして柴関は、爆炎に包まれた。

 

 

 

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「前方、半径10km圏内にて爆発を検知!近いです!」

 

"なにごと!?"

 

「衝撃波の形からして、おそらく迫撃砲の砲撃の類だと思います!もう少し調べてみますね!...爆破位置が柴関ラーメン!?柴関ラーメンが跡形もなく消えてしまいました!!」

 

「はあ!?何であの店が狙われるのよ!?」

 

「戦闘拠点でも重要な交通網でもないのに...何故?」

 

「先生、顔色が悪いですが大丈夫ですか?」

 

"柴関にね...アウトサイダーが居る筈なんだ..."

 

「「「「!?!?」」」」

 

「アウトサイダーってヘイロー無いわよね...?」

 

「はい...」

 

"と、とりあえずすぐに行こう!"

 

 

 

 

 

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爆炎が柴関を包んでから数分後、便利屋68は目を覚ましつつあった。

 

「ちょっとこれ...まずいんじゃない?」

 

「ええ..そう、ね.........」

 

そこで陸八魔は気がつく。向こうの席に座っていた彼にはヘイローが無い、脆弱な存在であることを。

 

「ちょ、ちょっと!!アウトサイダーはどこ!?全員探して頂戴!!」

 

「わかった、社長」

 

「これは〜...本格的にまずいね...」

 

 

 

「あ、み、見つけ...ヒィッ...ました...」

 

「良くやったわハル...カ...」

 

便利屋68は分かっていなかった、ヘイローがないという事はどういう事かと言うのを。どれだけ脆弱な存在かということを。自分たちにとってはメリケンサックで殴られたようなイメージの爆撃でも、彼にとってはどんな影響があるのかを。

 

「...よお、陸八魔。ひでぇ顔だな」

 

生きて両の足で立ってこそいるものの。上半身は焼け焦げ、左腕が無い状態で自分達に話しかけている。肺が焼けたのか、ヒューヒューとした呼吸音を響かせながら、こちらへと歩いてきている。

 

「あ、アウトサイダー...からだ、うで、焼けて...」

 

「...ちょっと待ってろ、腕もろとも色々生やしてくるから」

 

ああっクソっ!全身が痛い!さっさと腕生やさないと不便だし物陰で適当にミミクリー再生して生やすか。

 

「EGOページ、使用」

 

幻想体ページは出目の倍増に【GoodBye】、回復力の底上げに【Hello】を装着する。

 

「とりあえずこのドラム缶的なのでいいか。GoDdByE

 

そのセリフと共に大鎌を振り下ろした途端、逆再生のように腕が生えて、火傷跡が嘘のように消えてゆく。

 

「便利だなぁこの再生力。ポチ*1様様だよほんとに」

 

「坊主、今のは...」

 

やっべ、見られてたわ。どうするか...

 

「ほら、言ったでしょう大将、この怪物の力は余りにも恐ろしいって」

 

「...」

 

沈黙する大将をよそに、瓦礫の向こうの陸八魔に歩み寄る。

 

「陸八魔、元気出せよ。腕あるだろ?ほらほら」

 

「え...?」

 

「お前らもそんなクソ悲痛な顔してんじゃねぇよ、元気出せ」

 

「......アウトサイダーくんさぁ、そんな言い草は無いんじゃないかなー?せっかく心配してあげたのにさ〜」

 

「...心配して損した」

 

「...へ...?」

 

 

 

 

「...所で、さっきから聞こえてくるこのたくさんの足音はお前達の連れか?」

 

「アル様!風紀委員会です!!」

 

「もしかしなくてもこの爆撃も彼女らの仕業...?!」

 

「そうっぽいね、社長、どうする?」

 

「待て便利屋、今回は俺がやる」

 

「本気で言ってるの!?あなたヘイローも無いし一人じゃない!」

 

「この程度の不利、いくらでも片付けてきた。」

 

しっかし...悪いのは独断専行で部隊を動かしたハミデヤンと問答無用で爆撃したアシナメラレであってそれ以外は特にどうともないからなぁ...だからネームド以外はあまり派手にやりたくないんだが...ちょうど良い強さのコアページってあったかなぁ...まぁこれで良いか、都市疾病だしちょうど良いだろ。装着。

 

「...それもコアページ?」

 

「そうだ鬼方、まぁお前らに使ったのと比べるとだいぶ弱いけどな。」

 

それじゃあ、横乳と舐められにお灸を据えに行くとしますか...

 

 

 

 

*1
幻想体何もないの愛称。第1形態が四足歩行のため、管理人達から犬のように可愛がられその名前がつけられた。




果たしてアウトサイダーは都市疾病のコアページの中からどれを選んだのでしょうかなぁ...


ちなみにここだけの話、ユメ先輩を働いているからなかなか来れないって設定にしたのはユメ先輩のエミュがクソほど難しかったが故の苦肉の策です。俺だって本当はユメ先輩もっと絡ませたかったんだよ...ごめんよ読者のみんな...もっと俺頑張るから...!!
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