元引きこもり『横島悟』は女子高の用務員の職を得たが、一年二組の女子が全員援交経験のあるビッチだったので、取り敢えず全員とヤらせて貰うことに…

アーカイブされた 2025年12月5日 00:50:42 UTC
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第一話、女の子たちの事情



「すいません、少し話があるんですけど……」

 そう言って入って来た牧野佳奈美は周りを確認すると、用心深そうに用務員室の扉を閉める。

 そして横島の方に向き直ると悪戯っぽく笑い、一言「昨日……見ちゃったらしいですね」と。

 横島にはそれだけで彼女が何の事を言っているのかが分かった。それでも一応「何のことかな?」とトボけて見せる。
 もし横島の予想通りの話ではなかったら、ふみ子の知られたくない秘密を他人に漏らしてしまうような気がしたからだ。

 すると彼女は更に妖艶な笑みを浮かべ、「とぼけないで下さい、昨日『ホテル龍宮』で見た事についてですよ。むしろなんであの時間にあんなところに自転車でいたんですか? ふみちゃん、動画を撮られたかもしれないって、落ち込んでましたよ」と。

 横島はその言葉を聞いた瞬間、自分の予想が当たっていたことを理解する。そしてその質問に対しては、ホテルの近くに知人の畑があり、そこで作業した帰りだった事を告げた。
 自転車だったのは免許を持っていないからだとも。

 すると佳奈美は「あちゃ~」と言ったような表情を浮かべ、さらに「大人の人で免許持ってない人なんているんだ……」と、失礼な事を言う。
 確かにド田舎では車での移動が基本である。
 車が無ければどこにも行けないような状況であるため、ほぼ全員が免許を取って車を持つのが普通だ。
 横島が免許を持っていないのは引きこもっていたからだが、都会では車が不要なので免許を取らない人だって珍しくはない。

 佳奈美はそれを聞いて「ホテルを出る時は車が来ていないかには気をつけるけど、まさかあんな時間に自転車であそこを通る人がいるなんて思わないもんな~」と、何か納得したような感じだった。

 まるで、この子もあのホテルを利用した事があるような言い草だ。
 佳奈美はいわゆる姉御肌でクラスのまとめ役。クラス委員でもあり、やはり援交という言葉からは程遠い存在のように見える。だが今の言い草からするとこの子も金の為にオヤジに抱かれているのだろうか?
 たとえそうでなくてもこうやって昨日の事で話に来ているということは、少なくともふみ子が援助交際をしている事をこの子は知っていて、そして容認しているという事になる。もう何もかもが信じられない気分だった。

「すいませんけど用務員さん、昨日見た事なんですけど……黙認してくれませんかね? あたしら親バレとかマジでヤバいんで。あとホテル龍宮って、あたしの叔父が経営してるんですよ、だからこの事が公になったりすると、叔父さん下手すると捕まっちゃう」

「昨日見た事って言うと、原田さんが援助交際…いや今はパパ活とか言うんだったか、つまり売春であのホテルを利用しているって言う事だね」
「……そうです」

 佳奈美の頼みに横島は、まずは実際に本当にあの原田ふみ子が体を売っていたのかどうか確認してみる。すると佳奈美はあっさりふみ子が「パパ活」をしていて、ホテルでセックスをしている事を認めた。
 今までの会話から95%は解っていた事だが、ハッキリ断言されると目の前が暗くなる気分だった。

「今の口ぶりからすると君も()()をしているって事なのかな……?」
「……まあ一応(笑)」

 さらに確認してみると、佳奈美は自らも売春をしている事をあっさり認める。

「叔父が経営していると言ったが、姪が自分の経営しているホテルで売春している事を君の叔父さんは黙って見ているのか?」
「まあそうですね、っていうか叔父さんは何も言えないですよ。あたしがこうなったのも小学校高学年の時に叔父さんにまあ…性的イタズラってヤツ? そんな感じの事されてたからなんで。まあ別に嫌じゃなかったんですけどね。それでパパ活にも抵抗なかったんですよ」

 明るい顔でとんでもない家庭の闇を暴露された。
 しかし佳奈美は気にした様子もなく「このことバレたら叔父さん、うちのお父さんに殺されるんで」などと軽口を叩き、そして「ここまで喋ってしまったんだからもういいや」と言った感じで話を続ける。

「それでですね、叔父さんのホテル、見れば分かると思うんですけど、全然お客さん入んないんですよ。バブルの時とかは良かったみたいなんですけど最近は特に。そんであたしが持ちかけた訳です、パパ活相手引っ張ってきてお客増やしてあげるから、あたしらがホテル利用するのを黙認してくんないかって」

 売春目的でホテルを利用する時に怖いのは通報なのだと佳奈美は言う。
 お互い納得して会っていたとしても、他人から通報されると買春した方は未成年淫行で捕まるし、売春側も親バレや停学・退学等のリスクを負う。その点叔父が経営しているホテルでその叔父に最初から話が通っているなら防犯カメラ映像を見なかった事にしてもらえるし、明らかに未成年を連れ込んでいると解っていても見逃してもらう事もできて『安心・安全』に売春が出来る……とまあそういうシステムらしい。

「それでまあ、そういうリスクなしでパパ活が出来るならって、あたしの友達も『龍宮』使いたいってなって、それであたしの友達の事も叔父さんに見逃してもらうようになって……って感じですかね。だからここで用務員さんに変な正義感だされちゃうと、あたしの友達にも迷惑かかっちゃうんですよねェ……」

 要は芋ずる式に佳奈美の友達まで過去の売春が発覚してしまうという事か。
 というか、あんなに普通そうに見える薫風学園の生徒の中に、そんなに援交に手を出している生徒がいるのか? そして原田ふみ子もその一人……という事なのだろうか。

 人は見た目によらないというが、まさにそれだ。
 ふみ子が売春をしているのもそうだし、あんなに明るく女子達を纏めているように見えた佳奈美がそんな闇を抱えていたり、あまつさえ売春の元締めのような事までやっているとは。

「つまりあれか、援交相手から君はパパ活代金を、その叔父さんっていう人は宿泊料を取って二重取りで稼いでるって訳か」
「そういう事~。てか多分あのホテル、この先私達がお客さん連れて行かなくなったらすぐ潰れると思うんだよね、それくらいヤバいの。だから見逃してよ、タダとは言わないからさ」

 佳奈美はそう言うと、年齢にそぐわない妖艶な、小悪魔のような笑みを浮かべる。

「用務員さんってさぁ…実は結構スケベだよね。よく体育してるあたしたちの事じっと見てたり、隠し撮りしたりしてるっしょ?」

 そう言われて横島の背中に冷たい汗が流れ落ちる。
 バレバレだったというのか。

「だからさぁ、黙って見逃がしてくれたらあたしの事抱いていいから。現役女子高生だよ? 普段妄想してる事を現実に出来るんだよ? 悪くない取引でしょ?」

 そして佳奈美はとんでもない爆弾を落として来る。
 確かに横島は体育の時の彼女達の体を視姦してはいたが、まさか本当に手を出そうなどとは思ったことは無かった。それは彼女達が純真な子供だと思っていたからだ。
 しかし彼女達が実は金の為に平気で男と寝るビッチだと判った今、横島は失望し、そしてそれと同時に佳奈美の提案が酷く魅力的で、現実感のあるものに変わってくる。

(もしかして、本当に僕のような元引きこもりのオヤジがこんな若い女の子を抱けるのか……)

 口の中に生唾が湧いて来て、それをごくりと飲み込む。
 そんな横島の様子を見て佳奈美はもう一息だと感じたのか、さらに報酬を積み上げた。

「あたしだけじゃ満足できないって言うなら何人か友達も紹介するからさぁ……ね、お願いおじさん♡」

 今の佳奈美の態度は普段見せている真面目でリーダー的なものではなく、男に媚びる事に慣れたビッチのそれだった。横島は直感的にこの子の言っている事は本当で、ここで頷けばこの子を抱くことができると確信する。
 そして今この子は何と言った? 一人で満足できないなら友達を紹介する!? そしてその提案を聞いた時、まず頭に浮かんだのは原田ふみ子の事だった。
 自分に明るく挨拶してくれた、あの素朴で純真そうな女の子を、自分が抱けるかもしれない。
 今ではその清純で明るいという横島が持っていたイメージがただの虚像だと解ってはいるが、それでも……

 その事を思うと股間の勃起が止まらなくなる、しかし佳奈美は友達を斡旋ではなく「紹介する」と言っていた。となれば、紹介されるのはちょっと頼まれたくらいで自分のようなオヤジともいとも簡単にセックスできるようなヤリマンばかりになるだろう。
 恐らく原田ふみ子はそうではない、そう信じたいだけかもしれないが、彼女は確かに援交経験があるらしいが、そこまで好色なビッチではないと思いたかった。だからふみ子は紹介される子の中には入っていないかもしれないと。

 ではどうする。そこで横島は佳奈美に一つの提案をした。

「わかった、じゃあ君の言っていた『ホテル龍宮』を利用している君の友達、全員と一人一回ずつ、それでどうだろう。一人一度きりでいい。その方がしつこく何度も要求されるより受け入れやすいかもしれないだろう? 一人当たりの負担も軽くなる。その友達というのを一巡したら、僕はもうただの用務員に戻るよ。いい夢が見れたと思ってすべて忘れるし、また見かけても見逃す」

 その友達というのが何人いるかは分からないが、少なくともその中には原田ふみ子も入っているだろう。
 全員と一度ずつ、その条件なら少なくとも一度はふみ子に当たるはずだ。横島はそう考えた。
 そして、自分のようなオッサンが特定の女生徒と何度も会ったり会話していたら周りも怪しむだろうから、一人当たりに使う時間は減らした方がいいのではないかという事と、一度きりという条件なら、その女の子達にとっても「一回だけなら我慢できる」と受け入れやすいのではないのかとも付け加える。

 それにその条件なら、ふみ子が本当は引き受けたくないと思っていたとしても、他の女の子からしたら「一人だけ断るのはズルい」という事になり、集団心理と同調圧力によって受け入れざるを得なくなるのではないかという打算もあった。これはもちろん言わないが……

 そして横島の出した条件に佳奈美は一瞬目を見開き驚きを表現すると、すぐに噴き出して「くっくっく」と笑い、その後笑いを引っ込めると、感心したように言った。

「いやおじさんすっごい要求するじゃん、まさかそう来るとは思わなかったけど、でもそうなると確認するのに一週間くらいは欲しいかなぁ、ほらメンバー全員に聞いてみないといけないし。でもまあ大丈夫だと思うけどね、みんなパパ活経験あるからおじさんでも多分大丈夫だし、『龍宮』が無くなったら困るのもみんな一緒だし……それに今言った方法ってすっごい絶妙だよね。一回きりって条件なら抱かれた後、勘違いしたおじさんにストーカーみたいに粘着されなくて済むって思えるし、さっきおじさんが言ったみたいにみんな本当は嫌でも『断ると他のみんなに迷惑かかるし、一回だけなら』って考えると思う。おじさん、策士だね(笑)」と。

「多分大丈夫、その条件は通る」と佳奈美は軽く言っているが、本当に自分のような汚いおやじに抱かれてもいいと言う娘がいるのだろうか。確かに昨日、ふみ子と一緒に居たのもオジサンと言っていい年齢の男だったと思うが、あの男はスーツを着ていて小奇麗な感じだったし金持ちそうだった。

 横島が不安そうに確認すると、佳奈美は「え、何、疑ってるの?」と小首をかしげる。
 その仕草は完全に少女のもので、やはり現実感が無いように感じる。

 だが佳奈美はその後、再び妖艶で悪戯っぽい笑みを浮かべると、「じゃあさ、他の人はわかんないけど私はOKだから、今からここでする? それだったらたとえダメだったとしても、最低一人は女子高生を抱けるよ?」と言って挑発するようにセーラー服の前のジッパーを下ろし始める。
 
 セーラー服の前が左右に割れるように開き、その下は下着のような薄い生地の白いキャミソール。さらにその下には同じく白のブラが透けている。キャミソールを押し上げる胸は一年生にしてはかなり大きいのではないだろうか? 女性経験のまるでない横島は、そのあまりにも呆気なく下着を晒す佳奈美の姿に釘付けになり、ペニスは作業ズボンの下でこれ以上ない程勃起してしまった。

「は、本当に……? 今からここで?(ごくり)」
「うん、その代わり少なくともみんなの意見を聞いて、さっきの条件が受け入れられるかどうか分かるまでは絶対昨日のふみちゃんの事や『龍宮』の秘密は漏らさないってのが条件」
「あ、ああ」

 信じられない気持ちでそう答える間も、横島の視線は佳奈美の胸に注がれたまま動かない。
 そしてそんな横島の様子を見ながら佳奈美がニコリと笑う。
 その笑顔は余裕に満ちていて、ことセックスに関してどちらが経験豊富で余裕があるかは一目瞭然だった。

◇◇◇◇

「そんなに見られたら照れちゃう、ふふ、いいよ? 触りたかったら触っても」

 自分の胸を凝視したまま固まっている横島に、全く照れる素振りなど見せずに余裕をもって佳奈美がそう許可を出して来る。

 土間での立ち話から四畳半に上がり、横島はどうしていいか分からず目の前でぺたんと女の子座りをした佳奈美の、半脱ぎのセーラー服の胸を凝視している。
 現役の学生の下着同然の姿だ。しかもチラリなんてものではなく。モロである、これだけで何度オナニーが捗るか。
 しかも佳奈美はもっと大胆になってもいいと誘惑してくる。
 横島は膝立ちのまますり寄り、触っていいと言われた佳奈美の胸に手を伸ばし……それでも躊躇してしまい、寸前の所で手を止めて佳奈美の顔をチラリと伺う。
 そこにあったのは余裕の笑み。

 光に透けると茶色い事がやっとわかる程度に薄く色が入った癖のあるショートヘア。
 同年代の少女と比べれば多少大人っぽく見えるかもしれないが、顔つきはまだ子供っぽさを残している。

 そんな少女が目の前で汚いオヤジが自分の胸に触れようとしているのに、一切の嫌悪感無く笑ってこちらを見ている。
 とても自分の半分以下しか生きていない少女とは思えないほどの落ち着きと余裕だった。

 横島は昼間の作業で爪の間に土が入った、まるで農夫のような手を、意を決してその真っ白なキャミソールに伸ばし、セーラー服の下に手を差し込むようにしてその胸に触れる。そして思い切って揉んでみると、指を押し返して来るような弾力と柔らかさ。
 横島はまるで医者が触診でもするように、何度も胸を撫で、揉んで、その下着の上からの胸の感触を確かめた。フーフーと息が荒くなり、血圧が上がっていく。
 そんな興奮状態の横島を見て佳奈美はクスリと笑い、胸を揉まれながらも余裕の表情で「おじさん、もしかして女の子の胸触るのはじめて?」と聞いて来る。

 横島は見栄や外聞もなく、その質問に何度も頷いた。

「そっか、じゃあ直に触ってみる?」

 佳奈美はそういうが早いか、手早くキャミソールの裾から下に手を入れ、ブラの背中のホックを外す。
 するとキャミソールの下でブラが緩み、胸から浮くのが分かった。

「流石にここで全部脱ぐのはヤバいからさ、はい、ここから手を入れて触ってみなよ」

 そう言いながら佳奈美はキャミソールの裾を持ち上げて見せる。
 横島はまるで教師の言う事に素直に従う生徒のように、両手をその下に差し込んで、ブラの下に滑り込ませた。
 うっすらと汗をかいた、しっとりとしていながら手に吸い付くような、若い女の胸。

 横島は夢中でそれを揉んだ。
 手探りで乳首を探し当て、AVの見よう見まねで乳首を摘まんで指で転がしたり、おっぱいを鷲掴みにしてこねくり回したりする。
 すると佳奈美の息も上がって来た。

「ハァ、ハァ♡ おじさん、じゃあさ、キスとかも初めて?」
「(コクリ)」

 もはや一言も発せないほど横島は興奮していた。そこに追い打ちをするように、佳奈美が横島の頭を両側から掴んでキスをして来る。自分の娘でもおかしくはない、しかも可愛らしい少女の唇が自分の口を塞ぎ、舌が口内に入ってきて歯茎を舐め回し、自分の舌に絡みついて来る。
 そういえば今日は歯を磨いていない気がする。だが彼女は口臭も気にせず、中年男の口に自らの舌を差し込み、唾液を啜る。
 思わず横島は後ずさり、畳の上に尻もちをついて、たった今のキスの余韻に浸った。
 尻もちをついた拍子に勃起したペニスがパンツの中で擦れ、変な声が出てしまう。

 佳奈美はそんな横島の様子を唇を舐めながら見て、畳の上に両脚を投げ出し、両手を後ろに突いて座り込んでいる横島の股間が、ものの見事にテントを張っている事に気が付いた。

「ふふふ、おじさん、もうギンギンじゃん。じゃあその窮屈そうなやつ、あたしが自由にしてあげる」

 薄く笑いながら佳奈美の若々しく細い指が横島の下半身に伸び、カチャカチャとベルトを緩め始める。
 女の子に服を脱がされるのなどもちろん初めてだった。そして佳奈美の指はベルトを外した後、そのまま滑らかにジッパーを下ろし、パンツの中からガチガチになったペニスを引っ張り出してその竿を優しく握る。

 昼間の草むしりで汗だくになり、横島の股間は蒸れていて、離れていても臭ってきそうなほど臭いがキツそうだった。
 しかし中年男のチンポを平気で掴む佳奈美の手つきは慣れていて、おまけにまるで平気そうに横島のペニスに顔を近付けてニオイを嗅いで見せる。
 そしてその臭いに顔を顰めるどころか「すごい臭い、ふふ、それにガチガチだし、すごくカッコイイおチンチンだね……今気持ち良くしてあげるね」と笑顔で言うと。
 そのままその汗まみれで我慢汁をダラダラと垂らす汚チンポを、パクリと口に含んだのだ。

「う、ううっ!」

 初めて感じる女の子の口腔内の温かさに横島は思わず声を上げる。気持ち良すぎてもはや吐きそうなぐらいだった。目の前では今日初めて喋ったくらいの、顔だけは知っていた少女が自分のペニスを咥え。
 あまつさえチンカスや汗をすべて舐め取り綺麗にするかのごとく、しゃぶっているのだ。

「んふふ、しょっぱい♪」
 
 そんな感想を残しながら、佳奈美は更に深くペニスを咥える。
 横島のペニスがより深く飲み込まれ、彼女の鼻先がペニスの根元の陰毛に触れた感触が伝わって来た。
 
 横島は四畳半のすり切れた畳の上で、下半身を女の子に丸飲みにされてもはや過呼吸と言っていい状態に追い込まれていた。そして……

「あ゛、あ゛……あぁぁぁ!!」

 我慢できなかった。横島は佳奈美の癖っ毛に指を差し込むようにして頭を抑え込むと、そのまま射精してしまった。
 腰が痙攣して、陸に打ち上げられた魚のように跳ねる。そして佳奈美の頭を押さえつけたままその欲望を少女の口内にぶちまけ続けた。

「ア゛…ア……ぁぁ……ぅっ、ハァ…」

 横島は放心状態だった。少女の隠し撮りを見ながらオナニーをするのではなく、今までは遠くから見ているだけだった少女の口の中に直接精子をぶちまけたのだ。その事が信じられなかった。

 射精が終わると佳奈美はゆっくりとペニスから口を離す。
 その顔、特に頬は、頬袋にドングリを詰め込んだリスのように膨らんでいる。
 あの中にたった今横島が吐き出した精子が含まれているのは明白だった。彼女はそのまま用務員室を見回し、そしてティッシュやそれに準ずるようなものがまるで無いと理解すると、失望したように肩を下げ、そして目をつぶって口の中の精液を飲み込む。
 そして少し咳き込みながら「コホッ、コホッ…おじさん、いきなり口の中とかビックリするじゃん、出すなら出すって言ってよ」と少し非難めいた事を言いながら、さらに「あとここティッシュくらい置いといてよ、飲むしかなかったじゃん」と、あっけらかんとして言う。

 横島は相変わらず呆けたような顔でそれを聞いていた。
 いったい今何が起こったのか。目の前のこの女の子が自分の汚チンポをしゃぶって、口に出された精液を飲んだのだ。いわゆるゴックンしたのだと理解するのにしばらく時間がかかった。

 そして本当にこの子や原田ふみ子が普段からパパ活援交に手を染めていて、男のペニスの扱いに慣れているんだという事を実感する。
 そうしたらなんだか失望と怒りというか、むしろ悲しいような気持ちが湧いて来る。そしてその後「もういい、だったら自分だって()ってやる」という、ひねくれたというか、開き直ったような気分になってくる。

 すると見る見るうちに再び横島のペニスに力がみなぎって来た。

「うわぁすごい、今射精()したばっかなのにもうカチカチじゃん。普通オジサンってもっとおチンチン柔らかいし、復活までにも時間かかるもんじゃないの? おじさんもしかして溜まってた?」

 溜まってたかどうかで言えばそれは良く分からない、こっちに来てからパソコンも無く、出来ることと言えばスマホを眺めるかオナニーくらいしかする事が無かったのだ。しかし目の前にリアルなJKが居て、そいつがとんでもないドスケベだと分かっているのだ、そんな状況ならすぐに復活するに決まっていた。

「牧野……さん。さっきヤらせてくれるって言ったよね? でも僕は今コンドームなんて持ってない。どうすればいい、どうしたらセックスさせてくれる!?」

 たった今、実際に彼女が自分のペニスをフェラした事で、本当にヤれるんだと理解した横島。途端に妙に冷静になり、避妊についてどうするかが気にかかってくる。
 横島は童貞だが、セックスするのにゴムが無ければマズいという事くらいは知っている。あるいはこれだけのビッチなのだ、常にゴムくらい持ち歩いているかもしれない、そう思った。
 しかし彼女の答えは予想のはるか斜め上だった。

「あはは、佳奈美でいいよ、おじさん。 あ~、そうだよねぇ、私も今は持ってないし、どうしよう……ん~、でもいいか、麗香に頼めばピル貰えるし、今日はそのままでいいよ?」

 一瞬少し天井を見上げるようにして考えるようなそぶりをしたものの、彼女は最終的にそんな答えを出した。
 麗香というのは佳奈美と同じクラスの、いかにも遊んでいそうなブランド好きのギャルだったか。確かにアイツならそういうのに詳しそうだが、アフターピルを貰えるから生ハメOKとか、コイツはどこまでビッチなのだろう。
 しかし呆れるより欲望が勝った。
 横島は畳の上にムクリと起き上がると「ハァ…ハァ、本当につけなくてもいいのか? 僕も良く分からないけど、じゃあこのままで()らせてもらう…それでいいんだよな?」と、勃起チンポをピクピクさせながら佳奈美ににじり寄る。

 それでも佳奈美はそれを恐れるどころか「うん、OK」と軽く答え、プリーツスカートの中に手を入れて、中のショーツから片足を抜いた。
 そして「流石にこんな所で全部脱ぐのはヤバいからさ、このままでも入れられるでしょ?」と言って四つん這いになり、まるで差し出すように横島に向かって尻を突き出してくる。

「はい。あたし後ろからされんの好きだからさぁ、いいよ入れても♪」

 このまま後ろから入れろと言っているのだ。横島がその差し出された尻にかぶさるプリーツカートを捲り上げると、輝くような白い尻が現れる。白いショーツは半脱ぎになったまま、左足の膝のあたりに絡みついているが、確かにこのままでも挿入は出来る。
 言われた通りここは用務員室。外から南京錠で鍵をかける以外に施錠の方法は無く、内側から開かなくする方法は引き戸につっかえ棒をする位しか無い。今だって出入り自由だ。
 こんな所で全裸になる訳にはいかないという佳奈美の気持ちも分かるが、それならむしろ今こんな所でセックスをしようとしていること自体がおかしかった。

 だがもう止められない。
 捲り上げられたスカート、前のジッパーが全開で脱げかけのセーラー服、少しシワになった紺色に白線二本のセーラー服の襟。癖っ毛のショートヘアの下にちらりと見えるうなじ。
 横島に挿入されるのを待つ佳奈美の後ろ姿のどれひとつを取っても、横島の性欲をかき立てずにはいられない。
 そして横島は、その本能の求める欲求に忠実に従う事にした。

◇◇◇◇

「ハッ、ハッ、ハッ」

 短く浅い呼吸を繰り返しながら、横島は佳奈美の腰に手を回す。
 少し高くなっている体温と同時に感じるのは思ったよりも更に華奢な少女の腰。今まで自分の身体くらいしか触った事の無い横島にとって、女の身体に触り衝撃を受けるのはこれで二度目だった。
 一度目は胸の柔らかさと弾力、そして今、女の腰の細さと頼りなさに。

 しかしその下の白い尻は熟した果実のように大きく実り、肛門の下でこっちを向いている女蔭からは蜜が滴っている。
 彼女の()()を両手の親指で左右に開くとポッカリとした穴が見つかった。確か処女であればここにピンク色の膜……中心に小さな穴の開いた襞のようなものが確認できるはずだった。 
 だがそんなものは無く、そこにはただピンク色の穴が口を開けているだけだった。それはこの少女がすでに男を知っている証拠。
 だが、おかげで初めて女に自分のペニスを挿入する横島にも、どこに入れればいいかがハッキリと解る。
 そして目の前の女は、コンドームという通常使用されるべき避妊具すらいらないという。横島は興奮しすぎてすでに爆発しそうになっているペニスの先を慎重にその穴に合わせ、そして……獣のように一気に突き入れた。

「んンッ!!!♡」

 その瞬間佳奈美が上げたのは痛みや苦しみによる呻きではなく、どう聞いても歓喜の喘ぎだった。

「ハァ、ハァ、ハァ、ック、ううっ、オッ♡、おおっ!♡、、ンンッ、う゛アァっ!」

 横島は夢中で腰を振る。
 佳奈美の細い腰を両手でホールドして、まるで猿のように夢中になる。
 尻に腰を打ち付ける音がパン!パン!と響き、佳奈美の膝のあたりに絡まっている下着が揺れ、半脱ぎの横島の作業ズボンのベルトがカチャカチャと音を立てる。

 いくら全裸になってはいないと言っても、こんな所を人に見られては言い訳すら出来ない。しかしもうそんな事は頭から抜け落ちていた。

「アッ、アッ♡、アッ、スゴ……激し…ンッ♡ おじさん! でも、いちお…射精()すなら……膣外(そと)にッ! ああンッ♡」

 喘ぎ声に混じって膣外射精(そとだし)を促す声がする。友人からピルを融通してもらえるらしいが、それでも少しでも命中を避けようと、膣外射精を希望する声だ。しかしゴム無しセックスを容認している時点でそんなのは気休めにしかならない。
 それでも初めてのセックスで、相手の反応が気になってしょうがない横島にとっては響いた様だった。

「う、ック……で、射精()るっ!!!」

 射精の瞬間横島はペニスを引き抜いて、佳奈美の尻の上に射精する。
 粘度の高いドロドロの白濁液が白い尻に吐き出され、尻の縁を滑って太腿に垂れていく……。

「ハァ、ハァ、おじさんの、すごく硬いね……キモチ良かったぁ♡」

 畳の上に顔を突っ伏しながら佳奈美がそう呟く。
 横山は首に引っ掛けていた汗拭き用のタオルで佳奈美の尻を拭いてやる。
 何度も汗を拭いて男の汗の臭いが染み付いたタオルだが、ザーメンでドロドロのままパンツを履くよりはマシだと思った。

 そんな行動を佳奈美は見ていて、この人はスケベだけど悪い人ではなさそうだと判断し、クラスメイトにもそう伝えようと思った。言った通り膣外(そと)に出してもくれたし‥‥‥と。

◇◇◇◇


 行為を終えた横島は、高揚しながらも混乱し続ける心を何とか落ち着けようとした。昨日原田ふみ子の援助交際シーンを目撃してしまってから感情がジェットコースターのように揺り動かされ、今の佳奈美とのセックスも現実とは思えない。
 しかしちゃんとセックスをした実感はあるし、牧野佳奈美というこの目の前の女の子で童貞を卒業した……それは確かに現実の出来事なのだ。

 佳奈美はそんな風に呆然とする横島の前で、半脱ぎになったパンツを元通り履き直し、セーラー服のジッパーを上げて身なりを整えていく。
 それは行為を終えて報酬をもらい、撤収する時のパパ活少女のこなれた動き。男の前で脱いだり着たりする事に全く躊躇や恥じらいが感じられない。

「それじゃおじさん、みんなの話を聞いて結論が出たら連絡するから、アドレス交換しよ」

 彼女はそう言って自分のスマホを取り出した。
 シンプルなパールブルーのスマホ。安くて黒い横島のスマホとは違う…これも援交で得た金で買ったのだろうか?

「あ、ああ」
 横島はかろうじてそう返事をし、自らもスマホを取り出してアドレスを交換する。

「うんOK、じゃあ結果が分かり次第連絡する。ちょっと時間かかるけど……あ、あとさっきの一回はサービスだからおじさんの『全員と一回』にはカウントしなくてもいいよ、あたしも気持ち良かったし。じゃあね、また」

 そう言って彼女は来た時と同じくらいあっさりと用務員小屋の建物を出て行こうとする。

 そんな彼女に横島は気になっていたことを確認する。

「ちょっと待って」
「なに?」
「その友達って、何人くらいいるんだ。そんなに時間がかかるものなのか?」

 四、五人程度ならちょっと電話をかければ数分で確認が取れる筈だ。それなのに佳奈美の言い草だと相当な人数が居るように聞こえる。

「え、言わなかったっけ、全員だよ、あたしのクラス全員」
「は?」

 佳奈美の言った意味が一瞬判らなかった。しかし理解すると同時に横島は思わず聞き返していた。

「全員って……あの真面目そうな成績の凄くいい、眼鏡の子もか?」
「ああ、良子ちゃんね、あの子は月一くらいかなぁ…」
「いつも二人でいる、あの普通そうな子達も……?」
「普通そうって…その言い方も酷いなぁ、森山さんと木村さんね、してるよ?」
「じゃああの背の高い……」
「バレー部の古賀ちゃんね、してるよ」
「あのブランド物をいつも持ってるギャルっぽい…まあ、あの子はいかにもしてそうだからいいとして……」
「あ、そこはいいんだ(笑) その子が麗香だよ、加藤麗香ね、名前くらい憶えてやんなよ」

 とにかくその子達全員に確認してみないとだから時間かかるんだよ、分かった? そう言われて横島は、驚きのあまり絶句しそうになりながらも了解の返事をするしかなった。

「じゃあ結果が解ったら連絡するから」

 そう言って佳奈美は今度こそ用務員小屋を出ていく。

 佳奈美が用務員小屋の扉に手をかけるとやはりカギはかかっておらず、扉はカラカラと乾いた音を立てて簡単に開いた。こんな状態でついさっきまでセックスをしていたのだと思うとぞっとする。
 横島は明日ホームセンターで錠前を買ってきて、内側からも鍵をかけられるようにしようと心に決めた。

 そしてこの日、横島のスマホに初めて母親以外の女性のアドレスが登録された。
 それは一年二組の生徒で援交の元締めのような事をやっているらしい、牧野佳奈美という可愛らしいがビッチなJKのものだった。


___________To be continued


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