ししゃもんさん、税金は誰しもが払いたくないは、言い過ぎかと思います。
私たちは、生まれた瞬間から社会に抱えられています。
出産には医療があり、周りには制度と人の手がある。
成長すれば、教育という大きな器に入る。
学校という場も、先生という存在も、社会全体の積み木の上に成り立っている。
大人になれば、働く場所を求める。
会社も商店も工場も、道路や電気や通信といった社会インフラの上で動いている。
日常を守る警察、消防、海上保安、国防といった見えない支柱も、私たちの営みを支えてくれている。
そして人生の終わりを迎える時も、医療や福祉、記録や手続きを担う仕組みがそばにある。
生まれてから死ぬまで、私たちはずっと共同社会に抱えられ、支えられている。
こんな現実を踏まえると、税金はただの「取り立て」ではなく、社会という大きな共同作業の資材金庫みたいなものだと言える。
だからこそ、「仕方なく払うもの」ではなく、「進んで払いたくなるもの」にしていきたい。
そんな社会を一緒に育てるために、政治行動をしませんか。