群馬県立女子大、学校推薦入試の合否を誤通知 2校の書類を取り違え
群馬県立女子大事務局は9日、11月22日に行われた同大学の学校推薦入試の合否を各高校に通知する際に、2校の書類を取り違えて封入し、誤って別の高校に送っていたと発表した。
事務局によると、書類は校長あての合否判定結果通知書と受験生あての書類が入った厳封の封筒で、校長あての書類に学校推薦入試を受験した別の学校の生徒全員の受験番号、氏名や受験学部学科、選考結果が書かれていた。送付先の1校が別の学校のものと気づいて大学に連絡し、ミスが発覚した。
大学は書類を回収した上で、改めて正しい書類を送付。大学の調査では、ほかに送付先を誤ったものはなかったという。大学は確認担当者を別途設置するなど、マニュアルを見直して再発防止に取り組むという。
同大学では2023年、一般選抜前期日程の合格発表時、合格者1人に別の合格者の書類を渡すミスがあった。