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なんだかんだ面倒見いい二口お兄さん/Novel by 遥

なんだかんだ面倒見いい二口お兄さん

3,155 character(s)6 mins

二口に妹がいるっていう事実だけで飯3倍いけるよねってことで
小説書いてみました!

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二口高2
妹 中3 名前はまだ決めきれないので〇〇
体調不良、生理ネタあり


(二口side)
今日からテスト休み。部活もない。
中学生の妹もテスト休みらしく、玄関に靴がある。 
平日の昼間に兄妹揃うのは珍しい。
あやつは真面目だからかもう部屋にこもって勉強してるぽい。

はあテストめんどくせえ。あんま成績わりーと母さんから妹と比べられっし。
いつも通り平均点取ればいいかなくらいで勉強を始める。

英単語を暗記してそろそろ休憩するかと思ってた時に、
トントン。ノックしてきた。
「おー入っていーぞー」
ガチャ。
いつも兄ちゃん兄ちゃんうるせえのに大人しいななんだよと思いながら、
「自分からノックしてきたんならなんか喋れよお前ー」
と振り返ると、、、
「ぐすん。」

(妹side)
朝からずっと体調悪い。
理由は分かってる。夜中から始まってしまった女の子の日。まだ生理にはあんまり慣れない。
テスト休みだから部活ないのはありがたいけど、
肝心のテスト勉強には集中できそうにない。
あと季節の変わり目か少し前から始めてたテスト勉強の寝不足からか風邪っぽい。ちょっと寒いやばい。
家に近づいて朝汚した布団が洗われて干されてるのが見えた。
色々と憂鬱だ。帰って少し寝よう。

お母さんお父さんは仕事だし誰もいない。
布団は干しっぱなしだが自分の部屋には簡易なソファがある。十分寝れると思って横になったが、
痛みがだんだん突き刺すような痛みになってきた。
野球ボールがぐりぐりとお腹に押される感じ。
拳でぐーっとお腹を抑えて耐える。
痛み止めは前お母さんに痛すぎるって言った時に一粒飲んだっきりだし、どこにあるかもわからない。焦りと痛みで冷や汗が出てきた。
風邪っぽい感じもだんだんひどくなってる気がする。
痛みと熱っぽさで気持ち悪い。

どうしようまだお母さん達帰ってこないし。
涙目になってると、ガチャと玄関が開いた音がした。
そうか、お兄ちゃんもテスト休みか。
声をかけようとしても痛みが酷くなるばかりで
立てそうにない。家の中にいるのに電話なりLINEなりするのは変かなと思ったがそもそも携帯はリビングに置いたバックの中だ。最悪。

しばらく耐えて痛みがマシになってきた時に、
お兄ちゃんの部屋に行った。


(二口)「は?どうした??」

私はあまり泣いたりするタイプじゃないから
お兄ちゃんは私の顔を見て目をまんまるにした。

(妹)「うっ、うっ、、」
(二口)「(顔色悪すぎね?こいつ)体調わりい?呼吸早くなってるから落ち着け」
と、少しかがんで目に溜まった涙を親指で拭いてくれた。

(二口)「どうあんの?いつから?」
(妹)「熱っぽい、気持ち悪い」

お兄ちゃんに生理とか話したことはないから、とりあえずそう言った。でも、1番風呂好きな私がお風呂譲ったり、ぼーっとしてたりで毎月なんやかんや気づいてるんじゃないかと少し恥ずかしくなった。

(二口)「勉強してるかと思ってたわ。体調わりーなら早く言っていいから。」

そう言ってお兄ちゃんは1階に降りながら
「お前は部屋戻って寝てろー」とガチャガチャなにか漁ってる。

布団ないし、痛みがまたきて前屈みになって立ったままになるしかなかった。

(二口side)
あいつが泣くって相当キツいんじゃないか?
ギリギリまで我慢すんのやめろよなあ。
スポドリを取り、体温計どこだーとガチャガチャ漁った。母さんまだ帰ってこねーだろうけど一応連絡すっかーと考えながら、上に上がると、寝てろーと声かけたはずの妹が俺の部屋の前で立ちっぱだ。

おま、って言いそうになって、俺は気づいた。
あいつ朝からバタバタしてたし、熱あんなら顔赤くならね?ってことと、干されてた布団を薄っすら思い出し、

「俺の布団使っていーから横なっとけまじで」
と声をかけた。これが最善。たぶん。

(二口)「ほら、熱測れ」
ピピピー
(二口)「何度?見せろ」
38度1分
おーおーおー。まあまあ熱あんじゃねえか。

エアコンのリモコンを掴みながら
(二口)「〇〇、さみー?あちー?」
(妹)「寒い。」
(二口)「まじか。」

寒いってことはまだ熱上がんなと若干焦りつつ
(二口)「お前ギリギリまで我慢すんのやめろって
学校いる時も、てか朝からだろ?」
と若干怒りながら布団をかけてくれる。

でも酷くなる痛みとで涙が滲んでくる。
(二口)「ごめん言いすぎた。寝れるんなら寝とけ」

そう言いながらお兄ちゃんは、ベットの淵に座って電話をかけだした。

「母さん、〇〇熱あるぽいー。俺いるから今すぐ帰ってこいとかはないけど一応報告ー。」

お母さんが早口でなんか言ってるのが聞こえる。
「あー?やっぱし?りょーかい。まあまたなんかあれば。」
と電話を切った。

(妹)「お母さんなんて?」
(二口)「あ?お前は気にしなくていいから寝とけ寝とけ」

さっきまであった痛みが少しひいてきたのと、
生理と熱特有の眠さから私はいつのまにか眠ってた。

(二口side)
やっぱあいつ生理か。ま、言いにくいわな

『ありゃ!何度?!てかあの子夜から生理でそっちも大変かも、母さん今日帰り遅くなりそうだから看ててやって。なんかあればすぐ帰るけど!』
母さんに言われた通りとりあえず湯たんぽ作って
足元に置いてやった。
スースー寝てる姿見て安堵のため息が出た。

さあ平均点平均点。とマイナスからゼロへと言えそうなテスト勉強を再開した。

しばらく経って。
ハァっハァっ
背後から不規則な荒い呼吸が聞こえてきた。
(二口)「〇〇、、?大丈夫かよおい」
(妹)「お兄ちゃん、お、お腹痛い。うっうっ。」
(二口)(わあそっちか、まじでどうすりゃいいかわかんね)

滑津いたらなと若干頭によぎったが、

過呼吸気味になってるし状況が状況なので
(二口)「薬とか持ってねえの?」思い切って聞いた。
(妹)「まっ、前お母さんに貰って、、ひゅっ、、一粒飲んだきりでっ、ひゅっ、、どこにあるかわかんない。」

母さんに聞くかと携帯持って、救急箱か薬箱か知らねえけどそれっぽいものがある一階に降りようとしたが、いよいよ呼吸が本当荒くなってきた。
あいつのそば離れたらやばい気がした。

(二口)「落ち着けって大丈夫だから」
と根拠もないが背中をさすって落ち着かせた。
同時に携帯を持ってるもう片方の手で
「母さん、痛み止めどこ?どれ?〇〇やばそう」
とLINEした。

(妹)ひゅっ、ひゅっ、、、
(二口)「息吐けてねえから。」
過呼吸には心臓の音聞かせるといいと聞いたことあるっけな。なんでもいいからと早くマシになるように、
〇〇の耳を自分の心臓に抱き寄せた。
(二口)「〇〇、痛み止めは今母さんに聞いてっから。
とりあえず兄ちゃんと同じタイミングで息しろ」
すー、はー、すー、はーー
なんとか落ち着いてきた。

ピコン!
(母からの通知)
『一階の体温計とか入ってない方の木箱!薬の名前はこれ!少しでいいからなんか食べ物食べさせて2粒飲ませてあげて!』

りょーと言いながら、
(二口)「一旦下行くけどすぐ戻るから」
女大変だなまじで。
いつも自分が部活に持っていってる
飲むタイプのゼリーと、痛み止めを持って
2階に上がった。

(妹)「お兄ちゃんごめんね」
(二口)「いいって。気にすんな」

無事薬飲んで、副作用なのかまた眠りについた。
母さんそろそろ帰ってくるか。


後日。
(二口)「滑津、お前も重い方?」
(滑津)「は?」
体重か恋愛かなんかそんなのと勘違いした舞ちゃんに
蹴飛ばされた二口であった。

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