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2日、中国のSNS微博で、高市早苗首相による「台湾有事」発言をきっかけとした日中関係の急速な冷え込みの中、「関係ないはずのシンガポールが日本側についている」ことに不満を示す書き込みが注目を集めた。
2025年12月2日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で、高市早苗首相による「台湾有事」発言をきっかけとした日中関係の急速な冷え込みの中、「関係ないはずのシンガポールが日本側についている」ことに不満を示す書き込みが注目を集めた。
微博で433万人のフォロワーを持つ中国の投資専門家・胡占豪(フー・ジャンハオ)氏が2日、自身の微博アカウント「占豪」で「シンガポールはなぜ日本側に立ったのか」と題した動画つきの文章を掲載した。
胡氏は、現在の日中間の関係悪化が「将来的な戦争の伏線となる可能性さえある」とした上で、無関係なはずのシンガポールが日本側に立っていると主張。ローレンス・ウォン首相が11月19日のブルームバーグ新経済フォーラムで「釣魚島」(尖閣諸島の中国名)を「尖閣諸島」と呼んだ上、日中双方に対して「東南アジア諸国が日本と行ったように歴史問題を脇に置いて前進するよう呼び掛けた」ほか、中国には「これ以上は深入りせず引くべきだ」と説得までしたと伝えた。
その上で、シンガポールが「日本びいき」となっている理由について「親米という本質と、地政学的な問題が複雑に影響している」と分析。シンガポールが「東西の仲介役的地位」を失うことを恐れるとともに、東南アジア諸国連合(ASEAN)が一層中国寄りになることを警戒しており、このような外交戦略には「誤った判断が存在する」と指摘した。
また、シンガポールが従来の安全保障依存をかたくなに守り続けていることについて「国際的な権力構図の変化を無視しており、地域が協力する中で徐々に疎外されていき、発展の前途を損なうことになる」との見解を示している。
この件について、中国のネットユーザーからは「シンガポールの態度には本当に失望する」「シンガポールは元から親中じゃない。東南アジアで中国に対する態度が最も良いのはマレーシアだ」「日本やフィリピン、韓国同様、シンガポールにも米軍がいる」「猫のひたいほどの土地しかない国の連中なんて相手にする必要ない」など、シンガポールやウォン首相に対する批判の声が寄せられた。
一方で「私も知りたいんだけど、どうして誰も中国側に立たないのだろう」とコメントするユーザーも。これには「われわれの友人はハマス、タリバン、ロシア、北朝鮮ぐらいだから」といった反応が見られた。(編集・翻訳/川尻)
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