数分後...Random_Play駐車場
「さあ!着いたわよ、みんな!」
ニコ、アンビー、ビリーは車を駐車場に停めて車から降りる...そしてビデオ屋の裏口からリンが出て来て歩み寄って来た
「来たわね!ナイスタイミング!」
「ニコ、いくら何でも早すぎない?まさか、また信号を無視したんじゃないよね?」
「そんな事ないわよ!普通の青信号とR値255の青を通過しただけだから!」
「...なぁ、R値255ってなんだ?」
『お前のジャケットと同じ色だ』
「サンキューV1...ってV1!?いつの間に帰ってきたんだ!?」
『ついさっきだ...それと、アンタらがプロキシだな?』
「初めましてV1!私はリン!そしてこっちがお兄ちゃんのアキラ!」
「初めましてV1、よろしく」
『おう、よろしく頼むぜプロキ-。いや、目の前にいる時だけは名前で呼ぶか...ずっとプロキシだとアレだしな。つーわけでよろしくな。アキラ、リン。』
「慣れていないなら、仕事中でも名前呼びで構わないよ。これからよろしく、V1」
そう自己紹介をした後、アキラがニコに近づいて話す
「ニコ、従業員を助けてあげたんだ。そろそろツケを払ってもらえないか?」
するとニコは少し焦り気味になりながらアキラに言う
「ま-待って待って、依頼はまだ終わってないわよ!私の依頼は『人とモノ、どちらもホロウから持ち出す事』ほら、まだ半分しか終わってないじゃん!」
そう文句を言うニコに対してアキラとリンはふふっと笑って返した
「安心して、ニコ。さっきのは冗談だからちゃーんと覚えてるよ」
「もう!パエトーンは頼りになるって信じてたわ!」
そう言いながらニコは2人に抱きつく...そしてその後ろから3人が歩いて来て話し始める
「撤退前に目撃した状況だと、対象の金庫は危険度の高いエーテリアスの活動範囲内にある。ホワイトスター学会の エーテリアス図鑑での登録名は『デュラハン』、上級エーテリアスよ」
『上級って事は、かなり強い方に分類されるのか』
「赤牙組の親玉も運が悪いな。強烈なエーテル物質に侵食されてああなっちまった」
『俺達も俺達だな。倒したと思って油断したら逃げるのに手一杯で金庫を回収することができなかったし...いっそトドメ刺しときゃよかった』
「...ってか親分。あの金庫の中には何が入ってんだ?ここまで体を張る価値があるってんなら相当だぞ?」
その言葉を聞いたニコが「ふふん」と笑い、ポケットから赤色の牙の形をしたペンダントを取り出した...V1はそれをスキャンしてニコに言う
『このペンダント...かなり精巧に作られたメモリディスクの様だ。これをどこで?』
「これは小型のメモリディスク、『シルバーヘッド』の所有物よ。十四分街から逃げ出す時にビルの中で見つけたの!あのクソおやじ、肌身離さず持ってたらしいわ。きっと金庫の情報が隠されてるはずよ!」
そうドヤ顔をしながらニコが笑い、V1がペンダントの宝石の部分を取り外す...そしてアンビーはそのメモリディスクに違和感を覚える
「でもこれ、少し破損してるみたい」
「本当だ!焦げちまってるぞ!」
「そうなのよね。もしかしなくてもあの時の爆発で壊れちゃったみたいなの。そこでパエトーン、何か方法は無い?あんた達の店にある複雑なコンピューターは使えないの?」
「うーむ、H.D.Dのスペックはほぼホロウデータの情報に割いている...けど内部のデータを取り出すだけでいいなら...僕がインターノットの演算パワーを使って復元してみるよ。V1、それを渡してもらえるかい?」
V1はそれを聞いて頷き、ペンダントをアキラに手渡す
「じゃあ約束ね!こっちは何とかしてホロウの中にある金庫の場所確認するから、手掛かりがあればまた連絡する!」
「あ、そうだ!V1はこの後どうするの?私達といるかニコと一緒にいるか。どっちがいい?」
「確かにそうだな、おいV1!お前はこれからどうすんだ?」
V1は少し考えて悩んだ末、リンの隣に歩み寄った
『俺はリン達と一緒にいよう...この2人といればしばらく身を隠せそうだしな(派手にグラップリングしたからなぁ、俺...)』
「もちろん!私達は歓迎するよ。でも問題事は起こさないでね?」
『了解。じゃあ改めてよろしくな、2人とも』
そうV1が告げた後にまたニコ、アンビー、そしてビリーの方へ近づく
『そういう訳だが異論は無いな?』
「ええ、勿論!あ、それとプロキシ!あたしから金庫の回収作業の連絡がくるまでは、 他の仕事をしててもいいわよ!あ、メモリディスクからデータを抽出するのも忘れずにね」
「じゃあな店長、V1!」
「では、また」
ビリーがそう言いながら車の窓から手を振って、そして車からエンジン音が鳴って移動した
Random_Play・裏部屋
『へえ、コレがアキラの言っていたH.D.Dシステムか...』
「あまり勝手にいじらないでくれよ?」
「そうそう!貴重な情報とか入ってるからそういうのは見ないでね?」
アキラとリンがそう言いV1はOKサインを出しながらH.D.Dのスクリーンとシステム構造をスキャンする
「それにしても仕方のない人達だな...」
『?何かあったか、アキラ?』
「実は——」
話によると、アキラとリンが運営している『プロキシ』いわば『パエトーン』での依頼を割引する為のサービスとして。インターノットというSNSのサブアカウントを作るという方法を使っている...なお常連の邪兎屋(特にニコ)には困らされてずっと割引らしい...
「——という訳だ」
『ニコもニコで大変そうだが、アンタらの方がよっぽどだな』
「前回作ったサブアカは消してしまったし、今回は新しいのを作るといい」
「分かった!——あ、そうだV1!君もアカウント作ってみたら?」
『え、俺?だが俺はスマホっていう物が無——』
...V1が何かを閃き、リンのスマホを借りてデバイスをスキャンする...そして自身の意識の一部をインターノットに送り込む
マルウェア侵入...成功
インターノットにアクセス...成功
アカウント作成完了
インターノットへようこそ
『...よし』
「えっと。V1、君は今何を...?」
『俺のデータの一部をインターノットに送り込んで意識的にアクセスができる様になった...これでスマホ無しでも連絡などができる』
「ねえ、それってマルウェ——」
「シッ——...リン、ひとまずその話は置いて置いた方がいいかもしれない」
『?...どうした』
アキラは顔色や表情を変えずに目を逸らしながら返す
「大丈夫、こっちの話だ」
『ならいい、それよりも連絡先を交換しておこう...もし仮に俺がいない時に何かあればマズいからな。そん時は俺に連絡するといい』
そう言いながらパエトーンとV1は連絡先を交換して、その後はインターノットに貼られたスレッドの依頼をこなして...その日は幕を閉じた
*今回は流石に短すぎたのでおまけ貼っておきます...
そこは、共生ホロウのどこか...
「「UWOOOOOOOGH!!!」」
『おーおー...うじゃうじゃ湧いてんねぇ』
V1は廃ビルの高所からエーテリアスの群れを見下ろす...中にはかなり強めの奴もいる様だ
『ここは
そこでV1はふと足元にあるラジカセに目をやる...そして閃いて修理した後、廃ビルの高所から飛び降りて群れの中の一体をグランドスラムで潰す
「「GWRRRRR!!??」」
ヤツら全員V1の方へ振り向き...ぞろぞろと距離を詰める...だがV1はお構いなしにラジカセをいじって自身の脳内再生していた曲をアップロードする
『へへっ...こいつぁアガるぜ?』
そしてV1はラジカセを地面に置いてある曲を流した
♪Now Playing - Versus♪
『そんじゃ...一狩り行くか!』
V1はそう告げてエーテリアスの方へ突っ走り、リボルバーや他の武器を使って一掃する
| ULTRAKILL |
|---|
| + MULTIKILL x6 + CRITICAL PUNCH + PARRY + ENRAGED + HEADSHOT COMBO x7 + CANON BOOST + RICOSHOT x5 + FISTFUL OF DOLLAR + PROJECTILE BOOST + QUICKDRAW
MULTIPLIER x3,00 |
V1はその素早さとスタイリッシュな攻撃方法で敵をなぎ倒して行き、最終的には最後の一体が地面にへばり付いているのを見下ろして、そいつのコアを足で踏み潰した
V1は音楽を止めたあと、リンから連絡の着信がきてV1はそれに答えた
『どうしたリン?今共生ホロウだが...』
「V 〜1〜?言ったよね、私たちの許可無しでホロウに入らないでって!」
『ホントに悪い...久々に暴れたくてな...』
「暴れるのはホロウの戦闘依頼でいいでしょ!侵蝕されたらどうしようもないんだよ!?」
『分かったよ、それじゃ今から帰るからアキラにもよろしく言っといてくれ』
「あ、ちょっと——」ブツッ...ツーツー...
『さて...もう一狩り行くか』
という感じのPV作ったけどどうかな?