疲れた

引用元:今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その30
https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1633882761/

715: 一回は一回です。。 22/03/02 20:10:57 ID:rl.ax.L1
女性が自費で高い薬を使いながら、健康な体の機能を薬で無理やり止めて、リスクを負ってまで生きている人がいる事
しかもそれが珍しいことじゃないこと



そういう人がいることを知ったのは、被災したときのこと
何もかもが足りないなか、命に関わる薬じゃないからと、女性のピルを求める声は聞き届けられなかった
うちは母と私だけで避難してて、その女性は一人だけで、お互い励まし合ったりしてた
女性はピルや他の薬が飲めないまま日数が立つにつれて寝込むことが増えた
ただでさえ満足に食事ができたわけでもないのに、ほとんど食べ物に口をつけず、食べても吐いてしまうこともあった
母が水だけでもと飲ませてたのを覚えてる
弱ってるのに、給食で出る牛乳瓶をひっくり返したような量の出血が続いて、この人は死ぬんじゃないかって怖かった

その女性とは日常生活を取り戻してからも母が連絡をとっていた
被災したとき、女性はまだ20代で若く、それなのに身寄りがなく、母が何かと気にかけていたから
私も慕ってた
それなのに30代で亡くなった
去年コロナにかかって、無事回復してよかったね、なんて言い合って数ヶ月しかたってなかった
血栓ができて血管が詰まったことが死因だと聞いた
母が「彼女、休薬期間もおかずにピルを飲み続けてたら」と悲痛そうに言った
ピルは血栓症のリスクをあげてしまう
それを生理が来ないように飲み続けていたらしい
飲まなければ、動くことができなくなってしまうから

昔は彼女は珍しい体質で苦しんでいたのかと思っていたが、そうではなかった
レディースクリニックでアルバイトを始めて、患者さんの悩みを聞くことが増えた
そんな中、彼女と同じようにピルで生理を止めたい、子宮をとってしまいたいという女性がけして少なくないことを知った
更に耐え難い痛みを緩和したいと、医者に止められてもロキソニンを飲み続ける人までいる
医者はピルを飲み続けるリスクを説明するし、長年の服用で子宮が小さくなる可用性の話もしてる
ロキソニンを過剰に飲み続けた場合のリスクも説明してる
だけど皆口を揃えて言う
「こうでもしないと働けない、働けないと生きていけない」
緩やかな自殺行為かもしれなくとも、他に生活していく術がない

医者は「そうして若い頃に無理をして不妊になる女性が多いんだ」と愚痴っていたし、実際に無理が祟って子供を望むことが難しくなった女性もいた
あるとき医者が「だから言ったのに」と言うようなことを零したせいで、患者さんが「あのときはああいう生き方しか選べなかった!選択肢なんかなかったんだ!」と声を荒げて怒ったこともあった
雇われてる身で言ってはダメなんだろうけど、男性の医師だから、子供を産めなくなるかもしれないという犠牲のもとでそれでも懸命に生きてる女性の気持ちの根本的なところが解ってないのかもしれない

私自身は病気があって、高校生の頃には子供が産めないことがわかってた
だから、妊娠できる体を維持するということには無頓着だった
女性が子供を妊娠するための体の機能を維持することがこんなに大変なこと
その機能を犠牲にしても働いて生きてる人
そんな人たちが少なくないこと
そうやって懸命に生きていても、薬の副作用であっさりと死んでしまう人がいること
何もかも衝撃を受けている