Webサーバーを公開したいならリスクも知ろうという話
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2020年に入ってからコメントでもお問い合わせフォームからも「Webサーバーを公開したい」ようなお話を目にします。リアルな知人からも同様に相談されました。なんとなく急にこの話ばかりのような気がします。
なんででしょう?
私が知らないだけで、もしかして自宅サーバーが流行っているのでしょうか?(再びブーム?!)
そこで、サーバーの公開についてラズパイダが思うことを書いてみたいと思いました。
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レンタルサーバーは気楽
Webサーバーを公開したい人には夢も希望も無いような話として、どちらも経験がある身としては、「レンタルで借りているサーバー(ホスティング)でサイトを運営するのはとても気楽」です。
もっと言うと、Wordpressではなく、ブログサービスをレンタルした方がより一層に気楽です。(はてなblogとか)
当然ながら、サーバーに関するセキュリティ的なことは、すべてレンタルサーバー会社やブログサービス会社にお任せできるからです。
自分はそこで運営するサイトやブログのシステムだけ気にしていれば良いのです。
(この場合、気にするも何も、ほとんどサーバーのことは放っておいて大丈夫です)
とはいえ、Raspberry Pi のような弄くり甲斐のある基板があれば、自分でWebサーバーを構築してWordpressを動かして、外からも利用したいと思うのは当然のことだと思います。
但し、技術的なことだけでなく、色々と面倒なことも増えますので、そこは知っておいた方が良いでしょう。
自宅サーバーは低コスト?
自宅サーバーは低コストなのか?
この場合のコストは、支払う費用という金額だけに限定するなら確かに安いです。
Raspberry Pi 4Bの電気代を考えても、定格駆動で最低でおよそ月60円、フルパワーで動き続けてもおよそ月300円です。
Raspberry Pi のサーバーも常にフルパワーでアクセスするわけではありませんから、電気代は概ね100円くらいでしょうか。
単純に考えると自宅サーバーは安いように思えます。
でも、Raspberry Pi に外付けのHDDは繋いでいませんか? もしも外付けHDDにデータがあり、そこへアクセスさせるなら、外付けHDDの電気代も考慮しないとなりません。
そちらも機種によって変わりますが、およそ300円程度と思われます。
それを足しちゃうと・・・ちょっと高くなってしまいますね。
月々にかかる費用だけを捉えても、レンタルサーバーは電気代は込み込みなので、決して高いわけではないのですね。
だからある意味では低コストですが、ある意味ではそれなりにかかると言えます。
自宅サーバーの利用者はアップロード?
自宅サーバーの公開には、低コストで自由にというのが理由として多く占めているのではないでしょうか。
インターネットというと、ダウンロード速度は皆さん気にされていると思います。
しかし、アップロード速度はどうですか?
一見すると関係なさそうなアップロードも、Webサーバーを公開した場合は関係してきます。
自宅サーバーを閲覧する人やデータをダウンロードする人は、サーバー側から見るとデータをアップロードしていることになるからです。
インターネットというのは常にダウンロードとアップロードを行っているため、あまり意識はしていないでしょう。アップロードはあまり速度は速くないのです。
外から公開したサーバー内のデータを閲覧したり、ダウンロード保存した場合、あまり速く無いことが実感出来るハズです。
測定してみた
試しに自宅の光回線を計測してみました。
ダウンロード速度は速いですが、アップロード速度は31Mpbsしかありません。ダウンロード速度のおよそ半分です。
このように、速度が速く帯域幅も大きい光回線だとしても、受け取り側は30Mbpsのダウンロード速度ということになります。
たとえダウンロードする側が速い回線を使っても、データを送り出す自宅サーバー側が遅いため、データファイルによってはかなり低速になります。
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サーバーの設置不可?
インターネットサービスプロバイダ(ISP)によっては、サーバー構築や設置を禁止している場合があります。(CATVなど筆頭に)必ず確認しましょう。
ウチのプロバイダは"動的グローバル1個(サーバー設置不可)"と記載されていました。
勉強になる
自前のサーバーは、LinuxであるRaspberry Pi であれば、ネットワークも含めて勉強になります。特にサーバーサイドで動くプログラムの検証にも役立ちます。
でも、公開するかどうかというのは別問題で構わないと思います。
私も自宅のWi-Fi内にWordpressを立て、プラグインやデザインなどのテストをしています。ブログシステムがおかしくなっても全く影響がないので、リアルにレンタルサーバーで公開する前に試せるので重宝しています。
おかしくしてしまうから躊躇するような設定なども気楽に試せます。(で、確かにおかしくなるのですけどね!)
コンピューターは習うより慣れろの主義なので、かなり覚えられますよ!
まとめ
正直な話、公開するのは小規模の運用だから・・・という気持ちはあるでしょう。確かにそうです。それでもセキュリティ的には世界に公開されていることに何も変わりはありませんから、常設のWebサーバーを公開するのはあまりオススメしていません。
自前のクラウドを構築できたりするので確かに魅力的な話ですよね。
スマホでアクセスできるのは便利です。容量が自由なのも魅力です。
※セキュリティ対策が必要なのはこちらも同じです。
サーバーをレンタルしていても、あまりアクセスのないブログならば、ある意味で小規模運用と同等です。まさに自宅Webサーバーと変わりはありません。それでも自宅Webサーバーなら、セキュリティ対策はし続けないとなりませんから厄介です。アクセスないのに・・・。
借りているサーバーが攻撃をされても責任はユーザーにはありません。これが自宅サーバーならば・・・言うまでもありませんね。
技術的に学習する意味でサーバーを建てても、用が済んだら公開しないということです。現在は、常時使うようなサービスは月額数百円から利用できます。
ハッキリ言って、Webサーバーを公開するのは、あまりオススメしないよって話です。
個人的にオススメなのは、家庭内サーバーです。
メディアサーバー、ファイルサーバーなどが人気です。専用機器が必要ですがTV録画視聴サーバーなんてのも便利でしょう。
Webサーバーを公開したいというお話から考えてみた記事でした。