怒りを抑えますが、旦那様を前線で亡くされた方に話す内容ですか。ウクライナの話でなくても非常に不謹慎です。
まず大前提として、「危険なことは全部ウクライナ男性にやらせて、女性は海外に逃げている」という主張は事実と逆です。
あなたが語っているのは現実のウクライナではなく、偏見と誤情報に基づく虚像です。
1. ウクライナ女性は前線にいない、というのは完全な誤り
ウクライナ軍には 約6万人以上の女性兵士 が所属しています。
そのうち 1万人以上が前線戦闘部隊 です。
砲兵、歩兵、特殊部隊、医療部隊、無人機部隊——あらゆる場所に女性がいます。
あなたが見ていないだけで、映像・写真・報告は山ほど存在します。
「この動画に女性がいない」＝「女性は戦っていない」
というのは、小学生レベルの誤った一般化です。
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2. 「国外避難」は男女差別ではなく、国際人道法に基づく措置
ウクライナが戦時に男性の出国を制限しているのは、ジェンダー差別ではなく国防のための動員制度です。
世界中どの国でも「戦時徴兵制度」は男女が全く同じとは限りません。
そして「女性と子どもを先に避難させる」のは人道基準。
そもそも、ロシアの大量虐殺と占領下の性暴力を想像してみてください。
女性を安全に避難させることは国家の責任です。
男性差別ではなく、市民の生命を守るための合理的な戦時措置です。
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3. ウクライナ男性は「死ねと言われている」のではなく、自国を守っている
彼らは誰かに強制されているのではありません。
キーウ、ハルキウ、ヘルソン、マリウポリなど、自分たちの家族と土地を守るために戦っています。
これは「性別の問題」ではなく、侵略を受けた国家の問題です。
ウクライナ男性が命を懸けているのは、
「女性を逃がすため」ではなく
「ウクライナという国家と全員の生活を守るため」です。
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4. 本当に怒りを向けるべき相手は誰か？
あなたの論理は奇妙です。
・ロシアが侵略している
・ロシアが民間人を虐殺している
・ロシアが大量破壊兵器で都市を攻撃している
にもかかわらず、なぜあなたは
「ウクライナ男性がかわいそう」→「ウクライナ政府が悪い」
という結論になるのでしょうか？
彼らが命を失っている最大の原因は、
ロシアの侵略です。
怒りの矛先を間違えてはいけません。
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5. あなたの主張が危険な理由
この「女性は逃げて男性は死んでいる」という構図は、
昔から**反ウクライナ宣伝で使われてきた“定番のプロパガンダ”**です。
女性に対する憎悪を煽り、
国への不信と分断を生み、
士気を下げることが狙いです。
あなたがそのまま拡散しているのは、
結果として ロシアのプロパガンダを手伝う行為 になっています。
