AKB48が20周年を迎えました。
本当におめでとうございます!!!嬉しい!!
大好きなグループがこんなにも長く続いてくれていることが本当に嬉しいし、こんな節目にお気持ち表明しないわけにはいかないので、たっぷり語らせてもらいます。
私がAKB48の事を知ったのはたしか小5,6の頃。
今ではこんなにアイドルオタクをしているわけですが、当時は周りの女の子とは違い「可愛いもの」に抵抗がありました。
中で遊ぶより外で走り回る方が好き、プリキュアより戦隊モノが好き。
その頃流行っていAKBなんて、どうせぶりっこしてる人達でしょ、と全く興味がなかったわけです。
ちなみに同じ頃流行っていた少女時代やKARAも何だこの人たちは、、、と思ってましたが、大人になったら全部好きになってるの、ウケるよね、、
そんなことは置いておいて、ある日友達の誕生日をお祝いするために涙サプライズを歌うことになり、歌と歌詞を覚えるために、YouTubeで「AKB 涙サプライズ」と検索。
一番上に出てきた、あっちゃんがケーキの前でくしゃっと笑っているサムネを見て、(ふーん、これがみんなが言ってたあっちゃんか)と、知らないにも程があるレベルで初めてちゃんとAKB48を見ました。
授業中の教室、時計の秒針の音に合わせてメンバーが映り、チャイムが鳴った瞬間に立ち上がって踊り出す。装飾された体育館やカフェテリアでみんなが楽しそうに歌って踊って、掃除のおばさんもサラリーマンも踊っちゃって。
懐疑的な気持ちで見始めたはずが、気付けば何度も見ていて、このキラキラした感じって何だろう!なんかヒーローみたい!と直感的に感じていました。
それからは、友達と一緒にAKBの話をしたくて他の動画も沢山見たし、元々好きなモノに関しては一つ残らず知りたい性格なので、急激に自分から沼に足を踏み入れ、ずぶずぶと見えないところまで沈んでいきました。
ちなみに、卒業間近にはみんなで10年桜を歌ったのですが、それから中高大と卒業式の朝にはかならず10年桜を聴く、というルーティンを続けたりしました。
そんなこんなで人生の半分以上好きなAKB48が20周年を迎えます。
20周年イヤーを過ごす中で漠然と、AKB48の何が好きなんだろう、好きの核となる部分は何なんだろうとぼんやり考え続けてきました。
もちろんかわいいとか、衣装が好きとか、やすすの歌詞が好きとか、そういう細かいポイントは沢山あるんですが、本質の部分はなんなんだろう。
結論、今の答えとしては
「変わらずそこにい続けること」
これはAKBを学校だと考えると分かりやすい気がしていて。
学校というのは今在籍している生徒がいて、その子たちがどんどん卒業していくのと同時に新しい新入生も入ってきて、そうやって何十年と続いていくものです。
卒業生からしたら、自分のいた学校は母校として思い出の詰まった場所になるし、今在籍している子達を見ると応援したくなる。
そして今在籍している子達にとっては生活のほぼすべてを費やす場所であり一生懸命になれる場所。
その関わったすべての人達が作り上げたその学校は、周りの人から見ても、あの学校ってこういう雰囲気だよね、あの制服だよね、あの場所にあるよね、と認識が形作られて行って世の中に定着していく。
そしてその学校に憧れた子たちがまたこの学校を目指していく。
この全ては、その学校があり続けるということで続いていく物語だと思っています。
また、冒頭に書いたように小学生の頃から好きな私にとって、AKBは自分の人生の横に並行して走る一本の線のような感覚で、
(あの曲発売されたときこれやってたよな、、、)
(暗唱のテストそっちのけで鈴懸なんちゃらのタイトル覚えたな、、、)
とか、そんな記憶の拠り所。
もちろんAKB=自分ではないので、自分のアイデンティティにはなり得ないけれど、アイデンティティを形成する上で確実に大きな影響はあったなと思っています。
あの頃たくさん聴いたけど今では離れた場所にいる人もいれば、今でも好きでい続けている人もいる。
どちらにしろ、何かしら関わったことがあればその人の人生の1ページになっていて、その人を作り上げる一部にはなっているはずです。
そんなグループが形を変えず今でもまだそこにいる。
私はあらゆることにおいて、変わることよりもいい意味で変わらないことはもっと大変だと思っていて。
そんな中で20年も「変わらずそこにい続ける」ことは、関わった人すべての強い意志があってこそだし、これこそが好きの理由の核なんだと思います。
2005年12月8日にオープンしてから今に至るまで、メンバーたちは欠かさずに劇場に立ち続けています。
20年それを続けるというのは、グループを取り巻く環境も変化していく中で、自分たちの変わってはいけない部分が何かを認識して、それを続けようという努力があったということ。
劇場を大切にしていくことは、もちろんパフォーマンス的な意味でもあるけれど、それと同時にこれからAKB48を続けていくんだ、守っていくんだ、という気持ちを体現する場所であると思っています。
また、世の中的に言えば、例えば「推し」「総選挙」「握手会」「ヘビロテ」「アイドルといえば、のイメージ」などなど、そういう認識を作り上げた存在でもあるわけで、AKBはもはや文化であり、AKBを続けるということは文化を作り、守っていくということなんだと思います。
武道館について
今回、12/4-7の4日間で6公演、20周年を記念して日本武道館にてコンサートが開催されました。
そのコンサートのタイトルが「あの頃、青春でした。これから、青春です。」
これを見た時パッと頭に浮かんだのが、TeamK 2nd「青春ガールズ」公演のタイトルにもなっている曲、「青春ガールズ」内の「それでも、青春は続くんだ」という歌詞。
その曲には他にも「今をもっと生きるんだ!」「何歳になってもまだ青春!」というフレーズがあるのですが、つまりやすすの言う「青春」とは今しかないこの一瞬を一生懸命に生きること。
そう考えてみると、今回のコンサートタイトルはAKBが一生懸命に積み重ねた歴史と、これからも続いていくことの表れだし、最初に核として提示した「変わらずそこにい続けること」にも繋がると思っています。
※最終公演でコンサートタイトルはやすすが考えたと言っていて、そうだよね、となりました。
こんなにも重いお気持ち表明をしている時点で気づいていると思いますが、取り返しのつかないところまで沼に沈んだオタクなので、武道館、4日間6公演全ての公演に行ってきました。
持つべきはオタクの友達。本当に感謝です...
さすがに通いすぎて、九段下までのアケカス定期券ないんかなと思いました。
〜ここからは実際に参加した後のテンションで書いた文です。高低差に注意してください〜
AKB48 ン゛ザイ゛ゴォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あッ、つい発作が....
気を取り直して、
本当に、本当にAKBを好きで良かった~~~~~!
正直、あの頃のAKBも、今のAKB48 も大好きな自分にとって、あの頃のメンバーで盛り上がる会場はちょっと悔しくて、でも最高で。
そんな少し複雑な気持ちを持ちながらも、進むにつれてやっぱり私ってAKBのことが大好きだ!と思ったし、今すっごい幸せな空間にいると実感できたことが嬉しかったんですよね。
12/6の昼公演でみーおんが、峯岸みなみさんのソロ曲「私は私」を歌ったのですが、その選曲理由としてこう語っていたり、
「メンバーのみんなにこの曲を知って欲しくて、歌詞を届けたくて選曲しました。
武道館期間先輩と共演できて嬉しい反面、やっぱりどこかで先輩と自分を比べたり、今のAKBと過去のAKBを比べちゃったりとか、複雑な思いも抱えながらここに立っていると思うんです。
でも今のAKBにしかない色があってみんなが活動に一生懸命で、そんな今のAKBだからこそこうやって見にきてくれる人たちがいる」
最終公演の感想では総監督のなるちゃんがこう語っていたり、
「先輩方がかっこいい背中を見せて下さったからこそ、気付けば私たち現役メンバーはどこか悔しいという気持ちでこのコンサートをやっている時がありました。
その偉大さに、どれだけ近づけるのかなとか、私たちでどこまで行けるんだろうとか、私たちはこのままでいいのだろうかとか。沢山悩む機会もありました。
でもこうやって刺激を頂いたから私たちはまだまだ頑張りたいという気持ちにもなれましたし、こうやって繋いできたAKB48というものが改めて大好きなんだなって思ったし、やっぱりAKB48であることに愛とプライドを持ってこれからも活動を頑張っていきたいなと思いました。」
これを聞いてメンバーも同じ気持ちを持って挑んでいるんだなと思ったのが嬉しくて。
絶対に今回感じた悔しさや葛藤がこれからのAKBを強く、輝かせてくれると確信しています。
そして、この武道館のために、想像もできないような量のレッスンを重ね、武道館直前の土日が写メ会という鬼スケジュールもこなした現役メンバー。
それぞれの生活がきっと忙しいはずなのに、20周年をお祝いするためにこんなにも集まって参加してくれたOGメンバー。
全員で一緒に作り上げたこの6公演全てを見て、今のAKBとか、あの頃のAKBとか関係なく、この瞬間で見れる最高の"AKB"はこれなんだ、と。
まさにやすすがよく言う「目撃すること」ってこのことなんだ、と思いました。
現役メンバーが全員同じ気持ちで団結している姿も見れて、20周年記念コンサートでは懐かしい顔が沢山見えて、その二つが交わったこの6公演。
約13年前、AKB48を好きになった私に、好きでい続けるとこんなにも素敵な日が来るんだよと教えてあげたいな。
当時の推しメンも出てるし、何より同じ熱量で今も好きでいるよと。
改めて、AKB48 20周年、本当におめでとう。
そして、これからもよろしく!
みんなゆっくり休んでねー!