カンキツの種類はいくつあるの?

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カンキツの種類はいくつあるのでしょうか。
 
 専門家としてたびたびこのような質問を受けたことがあります。しかし、皆さんのお話を聞いていると「種」レベルの分類と、「品種」レベルの分類が混同して認識されているようで、なかなかややこしいものです。今回は、分類学を使い、カンキツの種類というものをお話したいと思います。

 分類学は目-科-亜科-属-種-品種という順で分類します。カンキツは、ミカン目、ミカン科ミカン亜科の35属のひとつであるカンキツ属を意味します。

 カンキツ属には現在162種あり、いずれの種にもそれぞれ著名な品種があります。例えば温州ミカンには青島温州、林温州など多くの品種(系統)があります。 カンキツ属の種はお互いに交配が可能で、雑種が生まれます。日本ではおいしい果実を求めて国家レベルでの交雑育種が進められており、世界をリードする優秀な品種が育成されています。皆さんご存知の、デコポン、清見、はるみ・・など、最近目にする機会が多いかと思われます。

 現在、世界におけるカンキツ消費量は果物の中で最大となっており、カンキツは人間にとって欠かすことのできない「随伴果」といえるでしょう。 
 20世紀まではオレンジ、グレープフルーツ、レモン、マンダリン(温州ミカンのように皮がよくむける種)の4種が主要な消費品目となっていましたが、21世紀には日本で育成された雑種群のいくつかの品種が世界のマーケットでも目にすることになるでしょう。
 
 雑種を品種と数えたりすると、無数に増えてこまるので、これからは分類に厳密さが要求されてくるでしょう。

 はじめの問いに対する答えは、カンキツの種類は「162種とそれらの品種群、さらには種のあいだで生まれた雑種群や更なる雑種群間で生まれる品種群を合わせた数だけ存在している」と言うのが答えであります。その数は膨大なものになるでしょう。



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