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山上徹也被告が信じた鈴木エイト氏の陰謀論が破綻している決定的論拠【ダイジェスト版】

安倍晋三という政治家と統一教会との関係性、特に第二次安倍政権発足後の両者の関係を継続して追及し、報じてきたのは私だけだった。

出典:鈴木エイト「『山上徹也』とは何者だったのか」
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山上徹也被告が信じた鈴木エイト氏の陰謀論「安倍元総理は第2次安倍政権以降、統一教会に接近し両者はズブズブの関係になった」
そのエイト氏の陰謀論ストーリーはこのようなもの↓です。

裏取引の疑惑
(略)第2次安倍政権発足以降、2013年参院選での北村経夫(現・参院議員)への組織票依頼など様々な裏取引が行われた疑惑がある。
「全国区の北村さんは、山口出身の政治家。天照皇大神宮教(「踊る宗教」とも)の北村サヨ教祖のお孫さんです。首相からじきじきこの方を後援してほしいとの依頼があり、当落は上記の『踊る宗教』と当グループの組織票頼みですが、まだCランクで当選には遠い状況です。参院選後に当グループを国会で追求する運動が起こるとの情報があり、それを守ってもらうためにも、今選挙で北村候補を当選させることができるかどうか、組織の『死活問題』です」
 2013年夏の参院選直前、統一教会が全国の信者に出した内部通達である。
また、2016年、学生団体SEALDsのライバルを標榜する保守派の大学生グループが突如現れ、安倍政権を支持する街頭演説やデモ行進を全国各地で展開した。UNITEと名乗るその集団が統一教会の2世信者たちであり、彼らの活動に自民党安倍政権の意向があるのではないかという疑惑も追及した。
こうした歪んだ関係が2021年9月、教団フロント組織・UPF(天宙平和連合)の開催したオンライン集会における安倍のビデオメッセージ出演(リモート登壇)に繋がった。
この一連の流れを知らない人には、その関係を“印象”以上のレベルで語ることはそもそも不可能である。
両者の関係性の推移を前提にして問題点を検証しない限り、真相には辿り着けない。

出典:鈴木エイト「自民党の統一教会汚染2 山上徹也からの伝言」

第2次安倍政権発足以降の国政選挙における特定候補への組織票依頼や、2世信者組織「UNITE(ユナイト)」を利用した活動など様々な裏取引が行われた疑惑がある。それらが2021年9月、教団フロント組織・UPF(天宙平和連合)が開催した「神統一韓国のためのTHINK TANK 2020 希望前進大会」における安倍のビデオメッセージ出演(リモート登壇)に集約し、その映像を見た山上被告による襲撃事件へと発展して行ったと考えられる。この一連の流れを検証しない限り真相にはたどり着けない。

出典:鈴木エイト「自民党の統一教会汚染2 山上徹也からの伝言」

両者の間にはギブアンドテイク的な取引が多数行われた形跡がある。安倍側からは、特定候補者に対して「首相じきじき」に組織票による支援を依頼していた。また教団会長と総会長夫人を首相官邸に招待したほか、安倍側近の官僚である下村博文文科相(当時)が、教団名称を変更する際に管轄省庁へ圧力をかけた疑惑(下村は否定)、多くの自民党国会議員の教団系イベントヘの派遣など、様々な便宜を図ってきた疑惑がある。教団サイドからは、組織票による支援だけでなく選挙時の運動員・スタッフの提供、二世信者組織を使い安倍政権支持を主張し街宣を行う印象操作・世論誘導工作疑惑などが挙げられる。

出典:鈴木エイト「『山上徹也』とは何者だったのか」


でも、しかし…このエイト氏の陰謀論ストーリー、破綻しているんですよね。
当サイトで検証してきたように、虚偽と確定しているとこだけをピックアップしても

●2016年の勝共ユナイトの結成・活動は安倍元総理や官邸の意向ではない
詳細はこちら↓


●教団会長と総会長夫人が官邸に招待された事実はない
詳細はこちら↓


●教団名変更に安倍元総理や下村大臣(当時)が圧力をかけた事実はない
詳細はこちら↓


●自民党は公明党や共産党と違い、党本部の命令・指示で議員をイベント等に ″派遣″ することはない

エイト氏は自民党の国会議員が統一教会や統一教会の政治団体・ボランティア団体のイベント等に出席するのは、自民党本部の命令、早く言えば安倍元総理や菅義偉元官房長官の命令、指示で出席していたと思っているのです。
公明党や共産党は、エイト氏が思うような党本部の命令 ″派遣″ によって議員がイベント等に出席しますが、自民党はそうではありません。
自民党議員はいわば一個人事業主のような者で、地元の支援者、支援団体との付き合いから政治家各個人が判断しているのです。ここがエイト氏が分かっていないところです。
エイト氏は、自民党も公明党や共産党と同じだと思っていたのでしょうね…。ジャーナリストを自称するには些かお粗末な知識としか思えません。


「安倍元総理と統一教会はズブズブ」ストーリーを構成する土台となる重要な根拠なのに、これだけの虚偽・誤りがあります。
ちなみに何故、エイト氏が安倍元総理が統一教会に接近したのを第2次安倍政権以降としたのか?についてはこちら↓の考察をお読みください。


山上徹也被告を信じ込ませた鈴木エイト氏のストーリーが事実に即さない以上、エイトの「安倍元総理と統一教会はズブズブ」というストーリーは成り立ちません。
そして、そのエイト氏の虚偽の妄想ストーリーを信じて安倍元総理をターゲットにした山上被告は間違っている、という結論になります。

少なくとも、安倍と教団との関係性は単なる山上被告の「思い込み」や「勘違い」ではなかったという“事実”は繰り返し提示していく必要がある。

出典:鈴木エイト「自民党の統一教会汚染2 山上徹也からの伝言」


鈴木エイト氏の誤情報、陰謀論を信じて安倍元総理を襲撃した山上徹也被告。山上被告の ″思い込み″ でも ″勘違い″ でもなく、エイト氏の ″思い込み″ や ″勘違い″ なのです。


安倍晋三と統一教会との関係性においては、2006年にUPF集会へ祝電を送ったことが報じられてから、「2021年のビデオメッセージ」に至るまでの15年間に欠けていたミッシングリンクを私が繋げたことは確かだ。それがなければ事件後にここまで事態が動くことはなく、そもそも安倍が狙われなかったのかもしれない。

出典:鈴木エイト「自民党の統一教会汚染2 山上徹也からの伝言」

山上が安倍晋三という人物を「苦々しく」思っていた根拠、統一教会との関係性を確信した根拠は2021年9月のビデオメッセージに至るまでは、おそらくその殆ど全てが私の記事の発信だと思われる。となると、当然のことながら今後の山上被告の公判では事件の背景、動機面における蓋然性や合理性の裏付けとして私が追及してきた安倍への疑惑の角度が焦点になるだろう。

出典:鈴木エイト「自民党の統一教会汚染2 山上徹也からの伝言」


襲撃事件から1年8ヶ月経っても、いまだに「安倍元総理と統一教会のズブズブな関係」を明確な根拠も以て示さない鈴木エイト氏ですが、エイト氏は虚偽の陰謀論を繰り広げ、統一教会に恨みを持つ山上徹也被告の増悪感情を煽り、勘違いさせ凶行に走らせた責任、関係のない安倍元総理の命が奪われた責任についてどう落とし前をつけるつもりなのでしょうね?





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