いつでもどこでもセリナちゃん!
お久しぶりです。
まずは投稿が空いてしまってすみませんでした。リアルでやらなければいけないことがいきなり増えてしまい、時間があまり取れずなかなか投稿できませんでした。
段々と落ち着いてきているのでこれからまた、少しずつ投稿を再開させていただきます。
また、リハビリ的な感じで書いたのであまり内容はイマイチかもしれません……
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"風邪……ひいた……"
「大丈夫ですか?」
男一人暮らし、返事なんて返ってくるわけがなかったのに、彼女は何事もなかったかのようにそこにいる。
"…………どうやって入ってきたの…????"
「そんなことよりも先生は寝てください!後のことはやっておきますから。」
また別の日も……
"いて……指切っちゃった……"
「すぐ治療しますので少し手を出してください。」
"え????????"
キョトンとした顔をするセリナ。
「どうしたんですか?先生。」
"どうしたもなにも今1時だよ…?どうしてここにいるの…?"
そのまた別の日も…
"う〜ん……また太ったかなぁ…?食生活改善しないとなぁ………"
「先生!カップラーメンばかり食べていると健康に悪いですよ!ですのでこれからは私が先生の食生活を管理します!」
"あぁ…ありがとう、セリナ……じゃなくてッ!!!どうしているの…????ここ私の家だよ……?"
「そんな細かいことを気にしても食生活は改善されませんよ!」
"それは…そうだけど……でもそしたらセリナの負担が増えちゃうし……"
「大丈夫ですよ!先生の苦労に比べたらこれぐらいなんともありません!」
有無を言わせない、そんな彼女に押されてついつい承諾してしまう。
"それなら…まぁ…お願いしようかな。"
そうして私の食生活は確実に改善されていった。
それからしばらくして、色々と変化もあった。
なんだかとても気分がいいし、集中力も上がった気がする。
しかしだ、最近セリナに色々と頼り過ぎな気がする。
自立した大人なはずなのに何もかも彼女に頼りっきりになってしまっている用に思える。
先生と生徒という関係であるのにも関わらずご飯を作ってもらっているというのもおかしな話だ。
ここは一つしっかりと話し合うべきだろう………
そんな事を考えていると、食器を洗っていたセリナがこちらにやってくる。
「先生、紅茶です。」
"ん、ありがとう。"
そう言ってソファの隣りに座るセリナ。
少しだけ気まずい静けさのせいか、中々話を切り出せないでいると、唐突にセリナが話しかけてくる。
「先生…その……ハグをしてもいいですか……?」
"ハグ…?それまたどうして?"
少し恥ずかしそうにしているセリナ。
「最近先生が疲れているように見えて…ハグをするとストレスを大幅に解消できるんです!」
"まぁ…そういうことなら……でもいいの?こんな男とハグして…"
「先生なら大丈夫です。」
顔を赤らめながらもそういう彼女。先生と生徒、この超えてはいけない一線があることは忘れてはいないが、今この瞬間、彼女を女性として意識してしまったことは否定できない。
初初しくも、手を後ろに回して、抱きつくセリナ。
「……ごめんね…?臭いかな…?」
"いえ…全然そんな事無いです……むしろいい匂いです……"
後半になるにつれて段々と声量が小さくなっていく。
それからしばらく、恥ずかしさと少しの気まずさで互いに一言も発することなくハグをしていた。
どうしたものかと思っていると、スマホに通知が鳴る。
"あ…ごめん…出なきゃ……"
「あ……はい……」
ストレスの緩和が目的であるはずなのに、どこか名残惜しさを感じる。
そんな気持ちを押し隠して、今日という日をまた終えるのだった。
本人がいいならOKです