過渡期を、経て
!!!!注意!!!!
めちゃくちゃ下ネタです。
このnoteには、合計10回以上、オナニーという言葉が出てきます。
それでもよければ読んでください。
中学生の頃、みんなにすごく人気があった体育の先生(男性)がいた。ノリが良くて、全然厳しくなくて、授業も面白い。
(当たり前ではあるが)どの生徒にも分け隔てなく優しかった。
顔がブルドッグに似ていたので、誰かが「ブル」と呼び出した時も、「他の先生がいる前で呼ばなかったら別にいいよ!わんわーん!」とか言ってくれており、みんな親しみを込めて「ブル」と呼んでいた。(ほんと、中学生くらいのガキって酷いよね)
私が部活で酷く足を挫いてしまい、一人で引きずりながら保健室に向かっていると、たまたま近くにいたブル(当時40代?だと思う)がヒョイっと私を持ち上げ、保健室まで運んでテキパキと処置をしてくれたのを、今でも覚えている。
ブルの名誉のためにもいうが、決して生徒に媚びていたり、生徒からの支持の厚さで自分に酔っているタイプではなかった。単純にいい人だったので、ブルに個人的な相談をしていた生徒も多かったと思う。(当時なぜか、犬木加奈子にハマっていた私の話も聞いてくれたし…)
私たちは、そんなブルのことが大好きで、2学期の後半になると、そもそもブルなんて呼ぶのは失礼なんじゃないか?となって、「ブルじゃなくて、ちゃんと〇〇先生とか、呼んだとしても、◯◯っち!とか、そういうのにしようよ!」とか話していた。
そんなブルの新しいあだ名を考えている過渡期に、事件(?)は起こった。
それは、体育唯一の座学である「思春期教室」での出来事。
当時(2010年)は、まだ九州のド田舎では、男女とも同じ教室で、思春期教室が行われていた。
主な内容は、男女の身体の違いだとか、性交渉は本当に好きな人としかヤってはいけないとか、そういうやつだった。
それでも、思春期真っ盛りの中学生男子はニヤニヤするもので、それに先生がブルだったこともあり、少し浮ついた雰囲気が流れていた。
ブ「何だ〜お前ら、ニヤニヤして!真面目な授業だからよく聞け〜!」
ブルは、浮ついた雰囲気を牽制しながら、教科書を読みすすめ、また誰かが笑うと牽制する。といったことをしながら、授業を進めていった。
それでも、クスクスと笑う男子達を見て、ブルは教科書を置いた。
そして教室全体をゆっくりと見回しながら、
ブ「まぁ〜男女の身体の違いだとか、こんな教科書に書いてあること読んでもイマイチ分からんやろ。でも、男性諸君、いいですか。女性はね、もうすでにあなた達とは違うんですよ?」
みんなが静かになった。
ブ「同い年ではあるけど、"何かしよう"、"どこかに行こう"って考えた時に、女子は生理の予定も考えないといけないんだ!それは将来、子孫を紡いでいくための、必要な身体の変化であり、抗えない制限なんです。だから決して、それを茶化したり・軽視したりしないように。分かりましたか?」と言った。
ブルの真剣な眼差しに、男子の浮ついた気持ちは完全に収まった。
先生が生理について触れたことに、少し恥ずかしさもあったが、なんというかそういうことをちゃんと言ってくれて、”ブル…ありがとう…ッ!"みたいな気持ちが、女子全体にあったと思う。
そんな喝が入り、静かになった私達を見て、ブルはちょけた顔で「わんわん!」と犬のモノマネをして、場を和ませてくれた。
書いている途中ですが、ブルがいいやつ過ぎて涙が出そうになってきた。
これからオナニーって言葉がめっちゃ出てくるのに…
フゥ…
続きを書きます。
ブ「まぁ、せっかくの機会だし。教科書に書いてあることより、もっと大事なことをお前達に教えないといけないな。どうせ好奇心旺盛な年頃だから、保険の教科書は一人でも見るだろ!他の教科書は見ないくせに!」
男子達「へへへw」
また、ほんのりと場が和んだ。
こういう雰囲気に持っていくのが上手い先生でもあったのだ。
しかし、その時は突然訪れた。
ブ「いいか、君たちも、もう14歳。まぁ〜〜〜14歳になったらもうみんなするよな。オナニーを。」
生徒「??????え?????」
ザワザワ…ザワザワ…
ブ「まぁ、教科書でいうと、マスターベーションってやつだ!まぁ、男子ならセンズリってやつだ。」
生徒「??????????」
ザワザワ…ザワザワ…
ブ「大丈夫。そのままキョトンってしてていい。14歳にもなったら男女ともにオナニーはする。先生はわかってる。知ってる。」
生徒「(ブ、ブル!???!!!)」
突然のオナニーという単語に、男女問わず、生徒みんなが狼狽えていた。
ちなみに当時、私はこのオナニーっていう言葉は人前で絶対言ったらダメな言葉ぐらいに思っていて、それは他の女子も同じでみんなで「(ま、まじで何言ってんの!?)」という反応をしていた。
多分、そういう性欲というか、性の目覚めみたいな話は、特に女子にはまだ早過ぎたんだと思う。(意味はなんとなく知ってたけど、自分達には関係のないものだと思っていたので…)
男子は心当たりがあったようだが、あまりにも突然のオナニー発言で流石に動揺していた。(笑っている奴もいた)
そんな我々の様子を知ってか知らずか、ブルは続けて
ブ「良いか〜!オナニーするのは、いい。自然なことだ。何もするなと、言いたいわけじゃない。」
ザワザワ…ザワザワ…
ブ「でもな、先生が言いたいのは、する時はちゃんと、手を洗いなさい!ということだ!する前も、し終わった後も、手は必ず洗う。特に女子!!女子はホラ、まぁ男子と違って複雑だから、特に清潔にしとかないとダメだ!」
そして、一拍おいて、かなり真剣な顔となぜかそこだけデカイ声で
ブ「でも、やり過ぎるのも、ダメだ!!!!!」と言った。いやむしろ、放ったに近い。
めちゃくちゃでかい声でオナニーの心構え(?)を叫ぶブルに、私たちは動揺しまくっていた。
私は「(ブ、ブルが思っているほど、み、みんな、まだそんなにエッチじゃないよ〜〜〜!!)」とあわあわしていた。
でも当然、そんなことを言えることもなく、ただ茫然と喋り続けるブルを見つめ、みんなで((ブル、落ち着いて!!))と念を送っていると、とんでもない出来事が起こった。
ブ「まぁ、ゴムだとかはその後だ。オナニーの方が、まだ身近だろう。自分の体を大事に!オナニーの前と後は手を洗う!!爪も切る!それをしっかり覚えておくように…..ん…うぐっ…あ、、あああああっうっうううっー!!ガハァアアアア!!!!」
バタァァンッ!!!!!!!
ピクピク…ピクピク…
生徒「!!???!!!!!????」
ブルが、オナニーの心構えを話しながら、突然痙攣しながら教壇からぶっ倒れたのだ。
私たちは、そもそも動揺させられていた心を更に揺さぶられ、大パニックになった。
生徒「きゃーーーーーー!!!!せ、せんせーーーーーい!!!!」
教室に、生徒達の叫び声が轟き、別の先生が次々と駆け込んできた。
泣き叫ぶ生徒をかき分け、まだ痙攣しているブルを、数人の先生が保健室に担ぎ込み、残された私たちを落ち着かせながら、様子を聞いてきた。
他の先生「どうしたの!!!何があったの!!!!」
何があったのか、というより、ずっと何が起こっていたのか、私たちも分かっていない。
この時、全員がパニックになっていたので、聞かれた生徒も
「ブ、ブルが…突然…オナニー…オナニーは…オナニーは手を…洗ってから…グスン…うっうう〜」とか言ってしまい、さらに先生を青ざめさせることとなったが、なんとか誤魔化し、授業の途中で突然倒れたということを理解してもらった。
(まぁ、その前の話でも先生達は動揺していましたが……)
※ブルはそのまま救急車で運ばれ、無事一命を取り留めた。
(元々、狭心症持ちだったらしい)
ブルの突然のオナニー講義&40代男性が突然目の前で痙攣して倒れるという2大ショックを受けた生徒の精神状態を配慮し、残りの時間は自習となった。
自習中も、泣き出す生徒とかもいて、なんかもうお通夜みたいな雰囲気だったし、自分も含めて、オナニーっていう言葉の強さにやられてしまい、みんながゲッソリとしていた。
いや〜当時14歳、ほんとね、ただのガキなんですよ。
その後、ブルのオナニー発言は普通に問題になり、職場復帰した時に、いつものカンタベリーのジャージではなく、ちゃんとしたスーツを着て私たちの前で頭を下げた。
少しの間、気まずい雰囲気が流れたが、学級委員が「先生、もうあんなこと、言っちゃいかんよ!」というと、「はい…..本当に失礼いたしました…」と言って、またすぐみんなと打ち解けていた。
ちなみにブルのあだ名は、このオナニー事件を境に、センズリをもじったズリセンというあだ名になって、もっと最悪になりました。こんなことが?
まぁでも、さすがのブルも、「ズリセン!」と呼ぶと「ちょ…それはまじで勘弁して…」というので、結局すぐブルに戻った。
ちなみにブルは、そのあとは特に大きなトラブルも問題もなく、私たちが卒業するまで良い先生だったし、その後の世代の生徒からも慕われていたそうです。(同級生の弟情報)
余談:
実はこの話、note始めた時からどうしても書きたかったエピソードのひとつなんです。ただ内容が少しアレなので、事前にChatGPTに相談したら「刺激が強いので、載せるのはやめた方がいいと思います。」とか言われて、「(あら…そうなの?)」と思って、ずっと下書きに入れっぱなしでした。でも久々読み返すと、ちょっと面白すぎたので、無視して、書きました。んフフ...
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豚汁を作る際に、すりおろした大根を入れるとかなり美味くなります。

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