「質問者以外が大きな声を」「答えないからこうなってる」 斎藤元彦知事会見が紛糾、知事は質問途中で退席
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「幹事社さん、また大きな声を出された方が」
記者が、「『ご質問の趣旨がわからない』という非常に挑発的なことを言われたので分かりやすく言うと、条例案は兵庫県知事選を踏まえた内容ではないのかと聞いています」と問いかけ、改めて聞いた。 「斎藤さんのご自身の恐怖を感じたことから始まった条例ですが、その後に起こった知事選における誹謗中傷、あなたを応援した立花孝志の行為等は反映されていないということでいいですか」 斎藤知事は「前回の選挙について、私自身は、自分ができることを精一杯させていただいた」と質問への回答を避ける説明をしたところ、「幹事社さん、知事が立法事実に答えてないから指導してください」と別の記者が声を上げた。その声を聞いた斎藤知事は、 「私の発言中に質問者以外の方が大きな声を出されていますけど、その点についてのご見解を」 と反応した。 幹事社は「発言は基本的には指名されたときにお願いしたい」と注意しつつも「知事におかれましても、我々の質問の趣旨を的確に捉えていただいて、率直にご回答いただけるようお願いします」と述べた。 斎藤知事は「これまで通りしっかり答えさせていただきたいと思います。時間なのでそろそろまとめを」と述べたところ、「今の質問しっかり答えてよ」と記者から大きな声があがった。斎藤知事は、 「幹事社さん、また大きな声を出された方がおりますけど、その点についてどう思われますか」 と繰り返したが、記者から「知事が答えないからこうなってる」などと怒号が飛び交った。 すると斎藤知事は「ありがとうございました」と演台から離れる。「終わってない」「逃げるな、戻れよ」など厳しい声が飛んだが、約85分続いた定例会見を一方的に終えた。
会見場には屋外から抗議の声が響く
斎藤知事の定例記者会見では、25年4月頃から会見場となっている兵庫県庁の部屋から近い歩道橋で知事に反対するデモが行われ、「斎藤辞めろ」などの声が記者会見室まで聞こえる異常事態となっている。 10月29日には、定例記者会見の時間が県庁に近接する小学校で音楽会が開かれる時間と重なるため、地域や教職員らの声を受けて定例記者会見を中止に。神戸新聞の記事によると、保護者や教職員組合、神戸市教育委員会などから県に対し「抗議活動の音が大きく、演奏が聞こえない可能性がある」「会見日時を変更するなど配慮してほしい」などの声が寄せられたという。 また記者側は会見時間の延長を求めているものの、斎藤知事の定例記者会見は「公務の都合」という理由で、1時間程度と区切られている。
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