大河ドラマ「べらぼう」放送中に、ドラマに関連した用語や登場人物などを解説している【べらぼうナビ】。第11回の内容をまとめました。
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≪あらすじ≫
第11回「富本、仁義の馬面」
『青楼美人合姿鏡』が高値で売れず頭を抱える蔦重(横浜流星)は、親父たちから俄(にわか)祭りの目玉に浄瑠璃の人気太夫・富本豊志太夫/午之助(寛一郎)を招きたいと依頼される。りつ(安達祐実)たちと芝居小屋を訪れ、午之助に俄祭りの参加を求めるが、過去吉原への出入り禁止を言い渡された午之助は、蔦重を門前払いする。そんな中、鳥山検校(市原隼人)が浄瑠璃の元締めだと知った蔦重は、瀬以(小芝風花)のいる検校の屋敷を訪ねる。
【べらぼうナビ🔍日光社参】
徳川幕府の将軍が、家康を祀(まつ)る日光東照宮に参拝する行事で、日本橋から日光道中を片道3泊4日かけて進みました。特に家治のときの社参は大規模で、行列の先頭が日光に着いたとき、最後尾はまだ江戸にあったといわれています。
【べらぼうナビ🔍富本節】
三味線の伴奏で語られる浄瑠璃の一流派。武家の人気も高く松江藩藩主・松平治郷もパトロンの一人でした。美声の豊前太夫の襲名以後全盛期を迎え、江⼾市中には800⼈余りの門弟が稽古所を開きます。粋で艶のある節回しが特徴でした。