EU信頼度、若者中心に18年ぶり高水準 共通通貨支持は過去最高=調査

EU、イスラエルによる人権侵害疑惑への対応で意見分かれる
 6月23日、欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相)は、イスラエルによる人権侵害疑惑を巡る懸念を同国政府に提起する考えを示した。写真はブリュッセルの欧州委員会本部前の欧州旗。3月撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)
[28日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会が28日公表した最新の世論調査「ユーロバロメーター」によると、EUを信頼すると答えた欧州市民の割合は52%と2007年以来18年ぶりの高水準になった。特に15─24歳の年齢層の信頼度が最も高く、59%に達した。
 調査は3月26日から4月22日まで、EU加盟27カ国の2万6368人に対面で聞き取りした。
 一方自国の政府を信頼していると回答したのは全体の36%にとどまった。
 共通通貨ユーロの支持率はEU市民で74%、ユーロ圏市民では83%と過去最高を記録した。
 欧州経済の現状については「良い」の回答が44%、「悪い」が48%と意見が分かれた。ただ43%は、来年にかけて経済状態は安定を保つとの見通しを示した。
 特に安全保障や防衛などのEUの共通政策に対する支持率は81%と04年以来の高さになった。
 ウクライナ問題では、ロシアの侵攻をEUの安全保障上の脅威とみなす割合が77%、ロシアへの経済制裁の支持は72%だった。

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Gianluca Lo Nostro

トムソン・ロイター

Gianluca is a markets reporter based in Gdansk, where he covers equities and companies in France and the Benelux countries, with a keen focus on media, telecoms and fintech. Previously, he worked as a journalist in Italy, covering various beats ranging from international business and finance.