南ア中銀、0.25%利下げ決定 成長率・インフレ見通し引き下げ

南ア中銀、金利据え置き コロナ禍からの景気回復ほぼ終了
南アフリカ準備銀行(中央銀行)は23日に開いた政策決定会合で、主要政策金利であるレポレートを予想通り3.5%に据え置いた。2020年10月撮影(2021年 ロイター/Mike Hutchings)
[プレトリア 29日 ロイター] - 南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)の金融政策委員会(MPC)は29日、政策金利のレポ金利(ZAREPO=ECI), opens new tabを25ベーシスポイント(bp)引き下げて7.25%にすると決定した。政策委員のうち5人が25bpの引き下げ、1人が50bpの引き下げを主張した。ロイターがまとめたエコノミスト調査では、据え置きの可能性もあるとみられていた。
前回3月に開かれたMPC以降、消費者物価指数(CPI)上昇率(ZACPIY=ECI), opens new tabは中銀目標3─6%を下回って推移し、予算を巡る与党連合内の対立もほぼ収まっている。
2025年の経済成長率見通しは従来の1.7%から1.2%に引き下げた。25年のインフレ率も3.6%から3.2%に下方修正した。SARBは、米政権による関税措置や不確実性の高まりが世界経済の低迷につながる可能性があることを引き続き指摘したが、金利を据え置いた3月会合時よりも金融緩和への慎重姿勢が弱まった。
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SARBは、インフレ目標を3%に引き下げるための新たな仕組みに関しても公表した。クガニャゴ総裁は変更への財務相による承認に向けた協議が最終段階にあると述べた。
南アは米国による関税措置を受け、ラマポーザ大統領が先週、トランプ大統領と会談するなど協議を続けている。

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