この1999年全日本選手権の
GP250クラスは最高に面白
かった。観ているほうは。
やっているほうは大変なシ
ーズンだっただろうが。
シーズンが終わり、トップ
二人がポイントも優勝回数
も同数、2位とリタイアの
数も同数というレースシー
ズンは他に記憶にない。
大会規定により、前年度の
ランキングが3位で上位の
ヤマハワークスの松戸直樹
選手がこの1999年の全日本
チャンピオンに決定した。

加藤大二郎選手はその後も
全日本と世界GPで活躍し、
2001年にはWGP250の世界
チャンピオンとなった。
だが、2003年4月6日、鈴鹿
サーキットで開催された世
界選手権MotoGP決勝にお
いてクラッシュ、意識不明
のまま残念ながら4月20日に
入院中の病院で死亡した。
まだ26歳だった。


1999年、松戸選手と加藤選
手の激戦に割って入った17
歳の高校生ライダーだった
嘉陽哲久選手は2002年に全
日本GP250の日本チャンピ
オンになった。
しかし、レースでの大事故
により2006年に引退。
その後は国家試験に合格し、
現在は税理士として法曹界
で活躍している。