エキサイトブログ

上杉昇さんUnofficialブログ ~Fragmento del alma~ 

今回は自分自身を解放できるような作品を背負いたかった

1998年11月 WHAT'S IN
今回は自分自身を解放できるような作品を背負いたかった_d0335541_21564265.jpg


上杉さん:「TOY$!」は、自分でもリスナーとして何度も聴いて楽しめる作品になったけど、
僕の場合は、それを聴いてどうこうっていうよりは、”その作品を背負っている”という意識が強いんですよ
その意識が強いから、「TOY$!」の後はちょっと疲れてたかなっていうのがあった。
今回はその流れの中で、自分自身をもうちょっと解放できるような作品を背負いたいなと思って
レコーディングに入りました。

柴崎さん:al.ni.coをやろうと思った時、すごく未知なところが面白いと思ってて。「TOY$!」では
自分の新たな発見みたいなものがあったんです。ちょっと怖い人になったというか(笑)
無理してやったわけじゃなくて、こんなのが自分から出てきちゃったという驚き・・・それは歓迎でしたから

だから今回はもっともっと違うことをやりたいと思ってた

●♪すべてを解き放ち 白に染まる♪って歌詞には強さがある

上杉さん:「TOY$!」の後に絶望感だったり、単純に人間の死に対する恐怖みたいな部分だったりを
変に意識しすぎてる自分がいて。そういう漠然とした思いのどこかに光を当てたいと思って書いたんです
一歩前進できたかなというか、一皮むけたかなっていう気はするんですけど・・・
最近「晴れた終わり」を作ってよかったなと、本当に思えるんですよ

●非常に正直(笑)詞を書くのは苦労した?

上杉さん:昔は机の上にラジカセを置いて、デモテープを聴きながら書いてましたけど、
今は頭の中にメロディがあるから、とりあえず書いてみよう、って感じです。
今はまた次の言葉どんどん出てきてるから、それにふさわしい曲を作ろうと思って

頑張ってます

●アレンジは歌詞の影響を受ける?

柴崎さん:いや、いつもでたらめの詞の仮歌とデモ・テープというふたつの要素だけあって
そこからイメージして作ります。最初に聴いた時の新鮮な感じっていうのが、わりと長く保って
ますね。

●それにしても、歌がうまい!

上杉さん:うまいという自覚はないんですけど。何に自信があってやっているかというと
やっぱり自分の声質だったり、最終的に目指してるビジョンだと思う。だから歌入れはいまだに緊張
しますよ。歌のディレクションをする自分のプライドに緊張する。自分の歌を聴いてるもう一人の自分は
いつもふてぶてしいですからね(笑)

●プロデューサーの意識とギタリストとしての意識とどっちが強い?

柴崎さん:ギタリストですね。どうやってオリジナリティを作っていくのか、まだわからなくて
目立つギタリストって、特徴的な音色を持ってるじゃないですか。でも自分は、ひとつの音色だけで
全部を弾くっていうのが難しくて。今のところ”正直に弾く”っていうことぐらいしかわからないです。
そうやって作品をどんどん出していけば、聴いてる人が見つけてくれるかなっていう期待もあるし

上杉さん:今回のギター、音でかいですよ

柴崎さん:(笑)リスナーって、声は感じるけど、楽器の音って感じにくいじゃないですか
そのへんは前より少し意識して出るようになった。ギターのトラックだけでも、ひとつのアートに
なってほしいと思います

●ボーカルも負けていられない?

上杉さん:昔は、とにかく、”自分の歌を聴いてくれ”って思いが強かったから声量もものすごかったんですよ
ギターアンプと同じくらいの声量があったらしいです。でも最近はそれよりも歌の表情とかに目が向いてる
分、自然と抑えてる。よくありがちなロックシンガーのなかに埋もれたくないと思ってますから

●プロモ・ビデオは、けっこう熱い友情ものだね(笑)

上杉さん:役者もいいかなって(笑)

柴崎さん:風景が新鮮で面白かったですよ

上杉さん:次は、全然文化の違うところに住み込んで、曲を作ってみるのもいいかもしれませんね


このブログの記事一覧を見る
ページ先頭へ