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元幹部で、今色々と活躍されている人もいる。


元幹部で隠遁生活を送っている者もいる。


まあ、人それぞれだから、好きにすればいいと思う。



元幹部であればサマナに対して何がしかの責任はあると思うが、物理的に不可能と言うのならそれはそれで致し方ない。



僕は幹部でもなく、いつも現場の最前線にいた人間なので、僕の部下だったサマナは一人もいない。


そういうことでサマナに対しては特に責任は感じてはいないが、オウムの教義について、オウムの修行体系については解説する責任があるかなとは思っている。



これがオウムの教義であり修行体系であるとして、正しく解説されていると思ったものは未だに見たことが無い。


オウムについての正しい認識が無いままの議論は無意味であると思う。


それとオウムに出家するような連中は、元々が修行バカの要素を持っている。


そんな連中に修行するなという方が無理なのだ。



だから正しい修行方法を解説するしかない。


テロとは全く関係のない、解脱に到るためだけの修行法を。


その部分に関してだけは、自分の責任を果たしたいと思う。

続いて手榴弾ですが、戦車は別にして、拳銃にライフルにロケットランチャーに手榴弾、オウムは一体何と戦うつもりだったんでしょうねえ?



手榴弾はさすがに本物は危険なので、訓練用を使いました。


爆発はしないだけで後は本物と同じ重さで、本物と同じ時間で「ガチッ」という音がするようになっています。



右手で持ってレバーを握り、次に左手でピンを抜く。


それを投げるとレバーを持っていた手が離れるのでレバーが戻り、1、2の3で爆発ということになります。



僕の隣で上祐がやっていたんですが、彼は何事にも真剣に取り組みますね。


説明を聞いて「うんうん。」と納得し、上手く投げていました。


「よし。」という感じのガッツポーズも出ていましたね。


上祐は頭のいいイメージが強いですが、身体能力も優れていると思います。


おそらく、スポーツも得意なタイプなのではないでしょうか。



続きまして、僕の番なのですが、持ってみるとズッシリと重いですね。


大きさは野球のボールを楕円形にしたぐらいですが、重さは桁違いで2kgぐらいあるんじゃないかという気がしましたね。


普通にボールを投げるようにして投げたら、途中で肩がグキッとなって、「痛っ」と思ったら2メートルぐらいしか飛んでませんでした。



ロシア人兵士がもの凄い無愛想にぼそぼそと何か言ったのを、これまた無表情に通訳が言ったのを聞いてみると「これが本物なら、ここにいる全員が死んだ。」と言ってました。


あれまあ。


僕が失敗をした巻き添えを食って、このふたりも死んじゃうのかあ。


そりゃあ、無愛想にもなるわな。



だけど、これも通訳が上手く訳してないのかもしれないけど、腕を振る投げ方じゃなくて砲丸を投げるときの様に腕を真っ直ぐ伸ばす投げ方の方がいいんじゃないかなと思いましたね。


それともうひとつはボーリングの様にアンダースローで投げるということですね。


地面を転がるのであれば、その方がいいかなという感じです。

戦車は別格でしたね。


10メートルほどの距離で実弾を発射するところを見たわけですが、凄まじいまでのど迫力でした。


戦車に比べたらロケットランチャーなんて子供のおもちゃに過ぎません。



発射音は巨大な太鼓を思いっきり叩くような「ドン!」という腹に響く音です。


誰だかが「うわっ、マニプーラに来る。」って言っていたように思います。(笑)



その後がまた凄い音で「ヒューーーーーーーー。」っていうのが数秒間続くんですよね。


着弾が2km先なので結構時間がかかります。



さらに爆発音が凄まじい。


音にすると「ドゥグゥワン!」って感じですかね。


音の後に少し送れて地面が揺れます。



さらに追撃で「パンパン、パラパラパラ。」という爆竹のような音が。


これは着弾点の周囲に円を描くように追撃をして、生き残っている敵に止めをさすためのものだということでした。


「これで半径100メートル以内の敵を全滅させることが出来る。」


という説明を聞いたときには、ちょっと寒気がしましたね。

ロケットランチャーはハリウッド映画そのまんまって感じでした。


まさか自分の人生で、ロケットランチャーの実物を目の当たりにするとは思ってもみなかったです。


拳銃、ライフルと来て、今度はロケットランチャーですが、ここまで来るとオウムは一体何をしたかったのだろうと思ってしまいますね。



肩にかついでぶっ放すわけですが、音と衝撃は後ろへ抜けるので隣にいても問題はありません。


それなりの音はするんですが、これもそんなにうるさいってほどでもありませんでした。


当たり前といえば当たり前ですが、周りにいる味方にダメージを与えるようじゃ使えませんからね。



その威力は建物が何もないところでやっているので、一山ふっ飛ばしましたって感じですが建物に当たった場合にどうなるのかはわかりません。


射程距離もライフルほど長いわけではなさそうに見えました。



ライフルもそうでしたけどロケットランチャーも使いこなすにはその特性を知っておく必要があるんでしょうね。


窓ガラスなんか簡単に通り過ぎていきそうだし、どのくらいの衝撃で爆発するのか、建物のどこを狙うのが最も効率的なのか。



まあ、いくらオウムでもロケットランチャーは作る予定は無かったのかもしれないですけどね。

それにしても、やはり疑問と言うか謎は残りますね。


なぜオウムはこのライフルを使おうとしなかったのか?



命中精度が高く、有効射程距離が500メートルもあり、しかも射撃大会で優勝するような元自衛隊のサマナが何人もいた。


何百メートルも離れたところから狙われたら、VIPならともかく普通の庶民は逃れようがありません。


このライフルを使えば、オウムに敵対する人間を簡単に殺せたのではないかと思えるのに、そうはしなかった。


ロシア側はライフルを売りたがっていたのだから買えばいいだけなのに買わなかった。



どうしてそうしなかったのかと言えば、その理由は宗教上のものとしかいいようがないように思います。


麻原は単なるテロの首謀者ではなく、狂人ではあるけれど宗教家であった。


僕にはそうとしか考えられないですね。



ただ、日本へ持ち込むときに何らかの問題があったのかもしれないとは思いますけどね。


その辺の事情は詳しくないので分かりませんが、麻原の警護のためにサマナに拳銃を持たせていたのだから、ライフルも一丁ぐらいあっても不思議はなかったかなと思います。