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いやあ、まだ興奮冷めやらぬ、って感じですな。



それにしても、片上理事にとってponanzaの開発者が東大の後輩、AWAKEの開発者が奨励会の後輩とは。


凄い時代になったものだなと思う。


米長の時代は頭の悪い奴が東大に行くことになってたからなあ。(笑)



まあ、竜王戦の挑戦者の糸谷も大阪大学の大学院で哲学を学び、対戦前日の挨拶で一神教とかシャーマニズムとかの専門用語を使って話をしたらしいんだけどね。


糸谷にとっては、将棋というのは単なる勝負事ではなく、真理の探求ということらしい。


それゆえに糸谷の異名は「考える人」である。



習甦はその名前の中に羽生を持つ。


羽生の更に上を行き、白星を挙げる。


コンピュータ将棋40年の歴史の中で、最強のコンピュータというだけではまだ不足であり、人類最強の男を倒したいと考えるのは、開発者なら誰しも同じだろうと思う。



ponanzaの開発者もまた、羽生と戦いたいと言っていた。


どうやったら戦わせてもらえるのかが分からない。


戦いの場を与えて欲しいと訴えていた。



そして今回、去年よりも更に強くなり、無敗のまま迎えた決勝戦。


誰もがponanzaの勝利を疑わなかったのではないだろうか。


そこで大番狂わせが起こることになる。



棋譜を見直して検討するつもりでいるが、今のところ何が起こったのかが分からないと言っていいと思う。


評価値を見る限り、途中までは明らかにponanzaが有利だった。


対戦するAWAKEも、自分を不利であると判断していた。


ずっとマイナス評価だったのだが、ponanzaの評価値が1,000を越えた頃からプラスに転じたのだ。



人間と違って、もの言わぬコンピュータが何を考えているかは分からない。


だが、その姿は感動的ですらあった。


明らかに不利な状況にありながら、誰からも期待されず、それなのに、過去を悲観せず、未来に絶望せず、ただ目の前の事に全力を尽くす。


不平不満を言わず、見返りを求めず、ひたすら前に進むその姿は、修行者の鑑だと言ってよかった。


感動した!


プロ棋士の多くが、コンピュータに教えられたと言っているが、まさにその通りだと思う。

アストラル丹とソーマは、強烈なエネルギーを込めるというエンパワーメントの意味とは別に、栄養補助食品という意味も持つ。


オウム食自体は単なる野菜の水煮なので、どうしても栄養が不足する。


そこで、豆腐に納豆、豆乳にひじきに胡麻に海苔、などといったものを追加することになる。



それでも不足する分を丹とソーマで補うという考えである。


そこで、1日に必要なビタミン類を補完しようということになった。


どちらにも同じく10数種類のビタミンが入っているのだが、丹なら2枚ソーマならコップに半分で1日に必要なビタミン類の半分を摂取できるようになっている。


つまり、丹2枚とソーマコップ半分の合計で、1日に必要な量が取れる計算になる。


そのため、丹ではそば粉を使っているために目立たないが、ソーマは牛乳なので若干赤黄色くなっている。



ビタミンには水溶性と脂溶性の2種類があるが、丹はレシチンを使っているので問題はない。


牛乳もまあ、乳脂肪分があるからいいことにしとこう、という認識でいたと思う。



丹もソーマも五大エレメントのイニシエーションであり、信徒は条件をクリアすれば受けられるようになっていたと思う。


丹は10枚を脱酸素材を入れてシールして、ソーマは基本は1リットルのペットボトル。


お布施の金額は、丹が5万円でソーマが10万円だったと思う。


発送はクロネコヤマトのクール宅急便を使う。


毎月だいたいふたり分ぐらいの発送をするのだが、青山は毎月の様に申し込んでいた。


随分お金持ちだなと思っていたのだが、どうやら麻原から好きな時に注文していいという許可をもらっていたらしい。

信じられないような結末だったなあ。


ニューヒーロー誕生ですかね。



1000差がついたところからの大逆転勝利。


プロ棋士でさえも何が起こったのかが分からないというギリギリの勝負。


見ごたえがあったよなあ。


人間同士の勝負では絶対に有り得ない展開が素晴らしかった。



今までで一番の名勝負といえば、GPS対Bonanzaだと思う。


前年度の対局でA級棋士の三浦を完全に子ども扱いしたのがGPSだった。


東大の実験用コンピュータ1,000台をネットワークでつないだのがGPSであり、最高学府の怪物クラスターマシンと言われた。


当日、外せない実験が入ったということで670台に数が減ったのだが、怪物ぶりは変わらない。



次の年のコンピュータ選手権において、Bonanzaもまたクラスターにしてきたのだが、予算の関係からか東大の半分程度の規模しかなかった。


そして、対局が始まる。


予想通り、GPS有利で進んでいく。


追い込まれたBonanzaは残り時間も少なくなり、評価値に決定的な差がついてしまう。



勝負は終盤に入り、とうとう王手飛車まで食らってしまう。


天を仰ぐ開発者。


誰しもがGPSの勝利を確信した、その10数分後、驚くべきことにBonanzaが勝つのだ。



物言わぬコンピュータの代わりに人間が解説をするとするならば、王手飛車はわざと食らったということになる。


敵は必ず飛車を取りに来る。


だから、次の手は読む必要がない。


その一手開いた瞬間に放たれる渾身の反撃。


その一撃がGPSの思考を乱し、結果切れ負けに追い込んだ。



あんな名勝負はもう二度と見られないと思っていたのだが、そうではなかった。


コンピュータはまたしても名勝負を見せてくれた。


ありがとう。


感謝する他はない。

激指はなんとか予選を通過したものの、決勝トーナメントの1回戦で敗退。


去年のMVPの習甦は5位決定トーナメントの1回戦で敗退。


今年のコンピュータはレベルが高すぎますな。



それにしても、開発者たちの色々と面白い話が楽しすぎる。(笑)


どうやら1年でレイティングで300から500、飛車1枚ぐらい強くなっているらしい。


去年のプログラムと自己対戦すると勝率90%ぐらいになるということだ。



驚異的なスピードで進化してまっせ。


人間なら1年で香車1枚強くなったら天才だよなあ。


どうりで去年のコンピュータ将棋選手権優勝のAperyがベスト4にも入れないわけだ。


これはもう、プロ棋士の5戦全敗は確定でしょう。



ponanzaに到っては独自の定跡をいくつも作り出しているらしい。


人間には未知の領域だが、その新定跡に相手のコンピュータを誘い込み、序盤ですでに勝敗が決しているようだ。


似たようなものに、やねうら王のやねうら定跡があるが、あれは普通の定跡からの変化手順での誘導だった。


また、AWAKEは矢倉戦においては、中盤以降は詰みまで読みきっているらしい。



さ~て、プロ棋士は今後どうすればいいんだろうねえ?


とりあえずは、王座戦でも竜王戦でも、形勢判断にponanzaの評価値を使っていたけどね。(笑)

アストラル丹とは、そば粉にハチミツとレシチンと水を加え、酵母で発酵させてから円盤状に焼いたもの。


ソーマとは、牛乳を乳酸菌で発酵させたもの。


ようするにヨーグルトである。(笑)



丹はCSIが作った専用の焼き機があり、テレビ局が取材に来た時にサティアン内部にまでテレビカメラが入っており、実際に動いているところを撮影したかったようであるが、時間帯が合わずに断念したことがあった。


毎日数キロの丹を焼いており、修法時間は10数時間に及んでいた。


これだけ長時間修法し続けるものだから、大内が驚くほどのエネルギーが込められることとなっている。


ステッピングモーターで回転を制御したベルトの上に、数箇所のノズルから少量ずつ材料を噴出し、ベルトの上に置かれた長さ1メートルほどのヒーター部を通過する間に焼きあがる。


直径は数センチで焼き上がりは柔らかく、そば粉のソフトクッキーのような感じである。



ソーマに使われる牛乳は朝霧高原牧場の低温殺菌牛乳。


これはK正悟師が雪印、森永、明治、高梨などの各種の牛乳を飲み比べて、一番美味しいと判断したものである。


これには僕も同意見であり、朝霧高原牧場の牛乳はとても美味しいと思う。


今でも売っているのだろうか?



使用される乳酸菌は2種類あり、どちらを使うかはそのときの気分しだいのようなところがある。


スキムミルクでバルクを作ってから使用するのだが、CMIが忙しいときは市販のヨーグルトが使われる。


これはナチュレとブルガリアヨーグルトのブレンドなのだが、麻原が酸っぱいものが苦手なので、ナチュレが多目の配合となる。


発酵に使われるのは、これまたCSIが作った、電子ジャーに温度センサーをつけたもの。


元々保温用のヒーターがついているので、加温にはそれを使い温度が高くなったらスイッチを切るようになっているだけの単純な作りである。



作る量は基本は1日20リットルなのだが、あるとき麻原が「神々がもっとよこせと言っている。」と言い出して、最大で60リットルにまでなった。


こちらの修法時間は丹よりもさらに長く、20時間ほどにもなる。